東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
この寒さどうにかなりませんかね。
それでは、どうぞ!


読心相談室

 

歩みを進めて霊夢の家に着いた。

 

「霊夢ー、いるか?」

 

「はいはい何かしら。フミヤ?何かあったの?」

 

「唐突で悪いんだけど、しばらく泊めてくれないか?」

 

「・・・・は?」

 

経緯を説明すると霊夢は少し呆れたような顔をした。

 

「はぁ・・・ったくもう。傍迷惑な夫婦だこと、話はわたしが聞いてくるからあんたらは時間潰してなさい。さとりの所にでもいってくれば?」

 

それだけ言うとさっさと飛んで行ってしまった。どうやら許可は貰えたらしい、そういう事なら俺も行動に出ないとな。そう思い、再び地下へと向かうことにした。

 

「そういえば、ニルはあの夜どうしてたんだ?来なかったけど。」

 

「なんか力に阻まれて動けなくなっちゃったの。まるで貴方達の真剣勝負に水を差すのを酷く嫌うみたいにね、どうせあの女がやったことでしょ。」

 

そんな会話をしながら地下へ向かっていく。大きな穴は前のように飛び降りて向かう、一度降りると結構余裕も生まれるものだ。ゆっくりと地下を見渡すと昔地獄だったというだけあってすこし禍々しい感じがしなくもない。妖怪達の活気で街にその様子は一切ないが。さてさとりさんは何処かな?

 

「わたしに何か用ですか?」

 

声のする方を向くと、この前の烏と二本の尻尾を生やした猫のような人と一緒にピンク色の髪をした幼げな少女が居た。この人がさとりさんかな?

 

「そうですよ、こちらの烏が霊烏路空。こちらの猫のようなのが火焔猫燐。2人ともわたしのペットです、ここではなんですしお屋敷へ如何ですか?」

 

なんで俺何も話してないのに話が進んでるんだ?まぁいいか、行ってから話を聞くとしよう。

 

「俺はフミヤ、こっちはニル、よろしく頼む。」

 

「丁寧にありがとうございます。この前霊夢と一緒に来た人ですね。この前は止めていただいてありがとうございました。」

 

そう話しながら進んでいく、なんか話さなくても言葉が返ってきて中々不思議だ。そして何かどデカイ屋敷の前に着いた、霊夢が地底の頂点みたいなもんって言ってた理由が分かる。

 

「ようこそ、地霊殿へ。」

 

そういって通される。ニルはどうやら空と燐と遊びに行ったらしくいつの間にか居なくなっていた。とりあえず座れるところまで行きお茶を出された、何と言うか、大人だなこの人。

 

「ふふ、初対面でそう思われるのは中々無いかもしれませんね。あぁ、まだ自己紹介がまだでしたね。この地霊殿の主の古明地さとりです。」

 

「さとりでいいか?後一つ、俺何も話してないのに分かるのは能力か?」

 

「そうですよ、心を読む程度の能力。この能力でわたしは他の妖怪から恐れられているんです。」

 

「?そうかなぁ、みんなの相談に乗れそうでいい気がするんだけど。まぁいいや、取り敢えずあの出来事の前に何かなかったか教えてくれないか。」

 

「・・・・なるほど、貴方はリベという女性が来たと考えているのですね。確かに黒い服を着た人が何処からか侵入しましたよ。しかし交渉してくるような感じではなく半ば強制的に操られたので話していないのです。あまり情報は無いかもしれません。」

 

「そうかぁ、じゃぁ話さないにしてもあいつが何を考えていたとか分からないか?」

 

「それなら多少、かなり落ち着いていて、淡々と作業のように行動している感じだったわ。あれだけ強引だったけど心は落ち着いていたわ。」

 

落ち着いていた・・・?まさかあれだけ怒っているように見えたのは俺たちを騙す演技だったということか?一体あいつはどれほどの力を持っているんだ・・・?くそ、アリスでも力が及ばないんだから俺なんてまだまだだろうな。

 

「アリスさんと知り合い何ですか・・・そうですか、かなり親密な関係のようですね、今は・・・」

 

「待ってくれ、せめて俺の口から言わせてくれ。」

 

「すみませんね、心が読めて。どうぞ?」

 

「あぁ、アリスがあいつに操られているときに戦って何とか助け出したんだがその後何故かアリスが今は1人にしてくれって言われたんだ。」

 

「・・・なるほど、つまり貴方は理由が分かっていないのですね。なら貴方が言ったように相談にこの力を役立てて見ましょうかね?」

 

「どうするんだ?アリスに会えるとは思わないけど。」

 

「今まで読んできた人の心からその状況を推測するのですよ。まぁ、あくまで推測という形になりますがね。」

 

「それでも構わない、力になってくれるなら是非ともありがたい。」

 

「おそらくアリスさんは貴方の事を嫌いになったわけではないでしょう。だから、何故好きなのに離れようとするのか、ですね。わたしが考えられるのは2つです。1つ目は自分の体に不安があるという事、また操られるのではないか、そういう風に考えているかもしれません。2つ目、こちらの方が考えられるのですが罪の意識があるかもしれません。」

 

「罪?」

 

「貴方を傷つけたことに責任を重く感じているのかもしれません。だから貴方の近くにいる権利は私には無いと考えているかも。」

 

「・・・どうしたらその罪の意識を消せると思う?」

 

「わたしは慰めるしかないような気がします。アリスは少し怖がっているかも知れませんが、それを包み込んであげるのはどうでしょうか?待っていても話は進みませんよ?」

 

そうか・・・待っていても仕方ないよな。すぐにでも行ってでもアリスを罪の意識から救ってやるのが良いかもしれないな。なら・・・すぐにでも行かないと!

 

「もう用も済んだみたいですし、行っていただいて構いませんよ?ニルさんには伝えておきますので心配なく。」

 

「ありがとうさとり、助かったよ!」

 

そういって屋敷を飛び出した。とは言ったものの、一度見にいってくれた霊夢の話も聞きたいし、博麗神社に戻るか。俺は全速力で神社へ戻った。




どうだったでしょうか?
久々の2000文字越え疲れますね。
それでは。
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