早速、どうぞ!
久しぶりに霊夢の家を訪れることにした。というのもいつリベが回復するか分からない今実力は早めにつけるに越したことはないと思ったのだ。
「おーい、霊夢いるか?」
「いるぜー?」
その声が聞こえると魔理沙がひょっこりと顔を覗かせた。そしてその奥の方から
「あんたが返事してんじゃないわよ、ってアリスもいたのね、何か用?」
「いや、またあいつが来る前に実力つけないとって思ってな。相手をしてもらいたいんだ。」
霊夢がえーって顔をした。少し面倒くさいらしい、まぁ予想はついていたから対策はある。
「もちろんタダでとは言わないわ。その後のご飯は私たちの方で賄わせて貰うわ、それでどう?」
「のった。」
即答だった。そんなに食糧に困っているのか?魔理沙もやる気みたいだし丁度いいのかな?
「なぁ霊夢、フミヤとやるから霊夢はアリスとやっててくれよ!」
「まぁ別にいいけど、じゃぁアリス、あっちでやりましょうか。あんたとやるのは久々な気がするわ。」
「そうだったかしら?まぁ良いじゃない、あなたの肩慣らしくらいにならなるでしょ?」
「じゃぁフミヤ!わたしたちをこっちでやろうぜ!久しぶりにフミヤとやるから楽しみだぜ!」
どうやら話が進んだようだ、確かに魔理沙とやるのは久しぶりだから俺としても楽しみだ。リベとの戦いで外れたリミッター、かなりの力が解き放たれたのは分かるが負担が大きすぎて全力は出来そうにない。少しずつ負荷をかけて慣れていくようにしないとな。今の限界ギリギリを出す!
「っし、行くぞ魔理沙!」
最初から全開だ!弾幕を一気に展開しながら相手に的を定めさせないように上下左右に動き回る。今までよりはるかに力が付いているのか魔理沙も驚いている。
「やるなフミヤ!負けていられないぜ!」
魔理沙は箒にまたがり弾幕の間を縫いながら俺に向かって的確に狙ってくる。子供のように楽しみながら、
「これならどうだっ!」
俺は合間にレーザーで狙っていく。今までより濃く、はるかに遠くまで届いている。ひとつひとつの技が強くなっているのを実感できる。ホーミングに関してもきつい角度になってもしっかり狙えてより早く動く。相手を追い詰めるのに最適だ。
「お前いつの間にそんな弾使えるようになったんだぜ!?っとと!!」
魔理沙もなかなか苦労している。前ではあり得なかったことだ。消費もかなり激しいがそれを上回って力が増してきている。リベを越えれるくらい力をつけないと・・・!
俺は少し弾幕をして今度は力を溜める。
「魔理沙!全力の一撃で行かせてもらうぞ!」
「そうこなくっちゃ!受けて立つぜ!」
俺は巨大な魔法陣を重ねていき、神力をありったけ注ぎ込んでいく。満ち満ちていくほどにその魔法陣は光り輝いていく!魔理沙も魔力を高めていく。
「いくぞフミヤ!マスタースパークっ!!」
「っらぁぁぁ!!」
互いのレーザーが激しく衝突した。その衝撃で仰け反りそうになる、しかし途中で止めれば相手のレーザーに飲まれてしまう、負けるわけにはいかない。負けるわけにはっ!
「いかねぇんだよぉぉ!!」
かき消される声でそう叫びながらさらに力を込めた。その瞬間、光に包まれて何も見えなくなった。
俺が気が付いた時俺は倒れていた。起き上がると魔理沙も倒れていた。歩いてそこまで行くと魔理沙は目を覚まし俺に気がついた。
「あー、負けたぜ。でも引き分けに近い勝敗だからな!今度はわたしが勝たせてもらうぜ!」
起き上がりながらそう元気に言った。そっか、俺が魔理沙に勝てたんだな・・・まだあまり実感が湧かないが確かな自信を少しずつ掴み始めている気がする。しばらくするとアリスと霊夢がやってきた。2人とも汗ひとつかいておらずとても余裕そうだった。
「お前らどうだったんだ?どっちが勝ったんだ?」
「あんな馬鹿でかいレーザーのぶつかり合いが近くで起こっていて戦いに集中出来るわけないでしょ?凄かったわよ?」
「そう考えるとフミヤの成長は本当に急速よねぇ。素質は元からあったんじゃない?」
「まぁそうなのかもね、神力も使えるし。で、相手したんだから分かってるわよね?」
「分かっているわよ、このまま私の家に行きましょ?ご馳走するわよ。」
待ってました!と動いたのは魔理沙の方が先だった。霊夢も楽しそうにしているのは確かだ。家に着くとニルが待ち侘びたように
「お腹すいたーー!!」
と叫んだ、召喚獣ってお腹すくんだっけ?そんなふうに思いながら夕ご飯をみんなで囲んだ。5人にもなるとやはり大盛り上がりになって夜明けまで話明かした。
どうだったでしょうか?
それでは。