やっとシリアス回ですね
それでは、どうぞ!
最近は平和が続いていいわね、異変が続いたりして魔理沙に連れ回されてた時期もあったからこういうのは久しぶりなのよね。それに今はフミヤもいるし、ずっとこのままでも良いわねぇ・・・。そんなある日の夜、上海がわたしを起こしにきた。
「どうしたの?・・・え、フミヤが出かけたの?こんな夜に?どこに行ったかは・・・分からないわよね。」
どうやらフミヤは軽く言ったらしいが上海は不安になってわたしを起こしにきたらしい。どうしたのかしら、そういば魔法使いたいとか言っていたような気がするわね。あー・・・試しにいったのかしらね、フミヤならやってもおかしくないし。どうしようかしら、多分前みたいな大怪我はしないと思うのだけれど。もしかしたら強い妖怪と戦っちゃってるという可能性も・・・うーん・・一応探そうかしら。そう考えて家を出ると月明かりに照らされた2人の影があった。フミヤと・・・霊夢?珍しいわね。
「フミヤ、あんたなんで外にいるの?後なんで霊夢といっしょに?」
「私はアリスにただ用事があっただけよ。フミヤとはさっき会ったばっかりだし。」
「あらそう、それで用事って?こんな夜遅くに来るようなこと?」
「まぁ、端的に言っちゃうとー・・異変」
一瞬にして幻想郷の空が紅くなる、これって・・まるで紅霧異変みたいじゃない!一体何が起きてるの?
「霊夢これって・・・まさか紅魔館で!?」
「恐らくそうだけど起こしているのはたった1人だけ、レミリアだけみたいよ。最近様子が変だって咲夜から聞いてたの。」
「あいつ1人で1人で異変を起こそうとしてるの?」
「多分ね。」
1人で異変を起こそうとしてるってわけ?一体どれだけ力が大きくなればそういう発想に辿り着くのよ。ていうか本当に飽きないわねあの吸血鬼。でもそんなの魔理沙と霊夢が行けばそれでいいんじゃないかしら?巻き込まれてもなぁ・・・
「今から私は向かうつもりでアリスを呼びに来たの。1人で暴走してる分もしかしたらって事もあるからね。」
あぁ、なるほど。確かにそれはあるかもしれないわね、まぁ悪化することを考えたら行った方がいいわね。
「へぇ・・霊夢でもそんな珍しい事するものなのね。でもそういうことなら私も行かせてもらうわ。昼と夜、どちらもないと困るもの。」
「珍しいってなによ。あ、フミヤも来る?」
「え、俺行っていいの?」
いやいやいやえ?なんでフミヤも連れて行くの?危険だから私呼んだのになんでフミヤも?普通の人間連れて行くような場所じゃないでしょう。
「アリスもフミヤが目の届く範囲に居た方がいいんじゃない?ふふ。」
「何よその笑い。」
完全に挑発されてる気がするんだけど。でも実際否定はできないから言い返せないのよね。本当に巫女の勘って恐ろしいものね。
「行っていいんなら喜んで行かせてもらうよ。迷惑だけはかけないようにするからさ。」
「まぁ、てなわけで、出発!」
・・・遠足と履き違えてるのかしらこの巫女は。
少し時間がたって紅魔館が見えてくる、相変わらず洋風で薄気味悪いのよねぇ。わたしの家もそう思われてるかもしれないけれど。そんなことを思いながら門の前に来る、まぁ相変わらず門番は眠っている、よくクビにならないものよまったく。そうすると急に中から爆発音のようなものが聞こえる、すでに誰か来ている?魔理沙かしら、霊夢と顔を見合わせて急いで門を飛び越えた。
そこには他の者の姿はなくレミリアが待っていたかのようにそこに佇んでいた。レミリアはゆっくりとこちらに目を向け、
「霊夢にアリス・・・それと誰かしら、まぁいいわ、何しに来たかは分かっているわ。私を止めようと思ってるんでしょう?そんな人数で足りるとでも?」
「それよりレミリア、咲夜はどうしたのよ。心配してたわよ。」
「そこよ」
それらを見ると咲夜が血まみれで倒れている。
「咲夜さん!大丈夫?しっかりして!」
急いで駆けつけて抱き起こす、幸い死んではいないみたいね。しかしその隙を突かれてレミリアに間合いを詰められた、しかもいつもより格段に速い。しかし霊夢がレミリアに追いつき弾き飛ばしてくれる、間一髪ね。
「あんたは咲夜を安全なところまで運びなさい。」
そういってレミリアに突っ込んでいく。今は言われたようにした方が良さそうね、急いで門の外まで運んで咲夜の怪我を調べる。どうやら切り傷だけで噛まれた形跡はないみたい、止血をしていると意識が戻った。
「・・・ん・・?・・ぐ・・」
「大丈夫?血まみれで倒れてたけど。あんたのとこの主人は随分お仕置きがきついのね。」
「っ!お嬢様は!?」
「中で霊夢と戦ってるわよ、とりあえずわたしは戻るわ、貴女も動けるようになったら来て頂戴。お家問題は身内で収めて欲しいからね。」
「えぇ・・・すぐ戻るわ。」
わたしもフミヤのことが心配だ、気がつけば中に置いてきてしまった。早く戻らないと・・・。すると中から
「あんた弾幕ルールをじゃないのにスペカを使うなんて人を殺す気!?」
霊夢の声が聞こえた。慌てて入ったわたしの目に入ったのは頭と口から血を流し脇腹に穴の空いた横たわるフミヤだった。
「え・・・?フミヤ・・・?」
どうだったでしょうか。
次回は若干オリジナルです
それでは。