東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも
続きからになりますね。
それでは、どうぞ!


紅き月、白き月へ

 

「フミヤ・・・?ねぇフミヤ・・フミヤ?」

 

一向にフミヤは反応しない。それはおろかピクリとも動かない。死んだの・・・?嫌・・・嫌よ?そんなの嫌!ねぇ起きてよ、起きてよフミヤ!いくらゆらしても反応がなく、ダラダラと血が流れ出ている。

 

「っ・・分が悪そうね。」

 

そういうと霊夢が閃光玉のようものを放つと辺りが光に包まれる。急に誰かに掴まれ運ばれる、景色が戻るといつの間にか紅魔館の裏側にいた。霊夢と咲夜、フミヤも居た。

 

「咲夜、合わせてくれてありがとう。おかげで体制立て直せそうね。」

 

「どうするつもりなの?わたしも怪我してるから手助けにも限界がありますよ。」

 

「ねぇ、フミヤが、血が止まらないの!どうしよう?」

 

「正直方法がありませんわ。血が足りなくなってしまわないことを祈るしか・・」

 

「こんな風穴空いてるのに何言ってるのよあんた・・・」

 

嫌だ・・・こんな別れ方嫌・・まだ死なないでよ。お願い、目を覚ましてよ・・フミヤと一緒に居たいの・・

 

「フミヤ・・・ねぇ・・フミヤァ!!」

 

「ちょっ、アリス!居場所ばれちゃうわよ!」

 

するといきなりフミヤがはっと目を覚ます。わたしは驚きを隠せなくて言葉が出ない、

 

「ここは?レミリアは?」

 

「今はあいつから隠れているわ。あんなに強大な力を持ってるなんて・・・今までになかったわ。」

 

「なぁ、霊夢、アリス・・・レミリアを・・倒すぞ!」

 

いきなりの言葉に更に驚きを隠せない、なんでこの怪我で戦おうとするの?止めないとフミヤが危ない・・!

 

「何言ってるのよ!?フミヤはもう動けるような体じゃないのよ!次戦ったら本当に死んじゃうかもしれないのよ?そんなの嫌よ・・・」

 

「まぁ私は構わないわよ。でもそんだけの大口叩くんだから何か策はあるんでしょうね?」

 

霊夢・・・お願いだから止めてよ・・・

 

「・・2秒間、隙があれば一撃叩き込めるはず。それに全てをかける。これじゃダメか?」

 

「無謀ね、今のレミリアに隙を作るなんて到底出来ることじゃないわ。それに一撃で彼女を沈められる保証はないわ。」

 

お願い納得して・・・今はあなたはそんなに戦える体じゃない・・。しかし、

 

「2秒間でいいのですね?私も協力しますわ。」

 

咲夜が口を挟む、咲夜も昨夜であの怪我でまだ戦おうとしている。これじゃぁフミヤも戦おうとしちゃう。・・・こうなったらわたしがフミヤをカバーできる準備を常にしておくしかないわね・・・

 

「お嬢様を助けるためですもの、この程度の怪我痛くも痒くも無いですわ。フミヤさん・・でしたか?貴方はその一撃だけに集中をしてください。霊夢、アリス、ちょっとこちらに。」

 

完全にやる気のようだ、仕方ない、話を聞いてそこでわたしが出来るカバーを考えましょう。

 

「今のお嬢様は反応が異常に早い。なのでアリスが人形を使って背後に隙を作りそこにわたしがフミヤを送ります。霊夢には陽動をお願いしたいのだけれど。」

 

「陽動、ねぇ。分かったわ、出来るだけ気を向けさせるわ。」

 

「わたしも分かったわ。」

 

囮を操るってことはわたし自体は自由ね。レミリアの視界に映らないギリギリまでフミヤに近づけばいいわね。危険になったら人形で守れるはず。作戦をある程度話し合ったところで

 

「それじゃぁフミヤさん。タイミングは私が知らせます、おそらくチャンスは1度きりになるので・・頼みます。」

 

咲夜がそう言いわたし達3人はレミリアのところへ姿を現した。

 

「ふふふ、作戦はバッチリなのかしら?」

 

どうやら完全に待っていたみたいね。相当な自信があるのね。3人相手にどう勝つつもりなのかしら?

 

「境界[二重弾幕結界]」

 

霊夢がレミリアに攻撃を仕掛ける。しかしレミリアは避けるだけで攻撃を仕掛けない。様子を見ているのかしら・・?それならこのまま囮をぶつけるのが良いわね、霊夢と咲夜に合図してレミリアの後ろから人形に突撃させる。するとレミリアは完全に読んでいたように人形に反応した。

 

「甘過ぎないかしら?」

 

そう言って弾幕を全方向に飛ばし結界を破壊し人形を弾き飛ばそうとする、その瞬間咲夜がフミヤを連れて完全に死角に現れた。フミヤが放った魔法弾は一直線にレミリアに飛ぶ、これならいけるわね。

 

「惜しいわね」

 

レミリアの口がそう動いた。すると首がぐるんと回ってフミヤを見る。なんで気付いたの!?まずいこのままだとフミヤが危ない・・!そう思うのと同時にわたしの体が動く。しかしどう考えても届かない位置にいる、もっと近くにいれば・・・!しかし、そんな考えを打ち壊すようにフミヤが急に加速し魔法弾に追いつき弾き返してレミリアへ飛ばした。何が起きたのかわからずわたしだけでなく霊夢や咲夜も驚いている。

 

「なっ!?違うですって!?」

 

レミリアにも衝撃が走ったようだ。「違う」ってことはこの未来が見えていたってことなの・・?それじゃあ未来が変わったってことなのかしら・・・。魔法弾に当たったレミリアは弾かれたように吹き飛んで壁に激突し、流石に気絶した。ってフミヤも気絶してる!?このままじゃ地面に頭から落ちちゃう!しかし霊夢が先回りして受け止めていた。空が少しずつ元に戻っていった。

 

「っと、完全に力使い果たしてるわね。アリス、こいつ寝かしときなさい。レミリアはわたし達で対処しておくから。」

 

そう言われてわたしはフミヤを連れて帰った。




どうだったでしょうか?
アリスのキャラ崩壊が凄まじいですね。まぁヒロインなので気にしないでください。
それでは。
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