早速どうぞ!
家に帰ってわたしはフミヤの傷の手当を始めた、とりあえず外傷は脇腹のでかい穴だろうか。不思議と戦ってる時より小さいし血が止まっている。なので多分包帯巻いておけば治るわよね。あとは内部だけどそこら中に青痣がある、かなり無理をしたようね、本当に死ななくてよかった・・
手当を終えてフミヤをベッドに寝かせる。死んだように眠るフミヤの顔を見ていると、家に霊夢と咲夜が入ってきた。
「アリスー?フミヤの状態はどう?」
「本当に力使い果たしたみたい、目を覚ましてくれるといいんだけど・・・」
「そうね、まぁ結構時間かかるでしょうね。とりあえず宴会は3日後にするつもりだからそれまでに目覚めてくれるといいんだけど。」
「そうね・・・ねぇ、レミリアはどうなったの?」
「ん?あぁ、とりあえず永遠亭に運んだんだけどあっちも目を覚まさないから今はまだ分からないわ。とりあえず今日は休みましょう。」
そういってその日は解散になった。何故かかなり久しぶりの夜に感じる。実際ずっと夜になっていたから時間が狂うのも無理はないかもしれない。今日は疲れたし寝ようかしら・・・そう思ってベッドに横になる。
・・・落ち着かない。どうしてもフミヤの様子が気になってしまう。わたしが寝ているうちに死んじゃうんじゃないかってすごい不安で怖くて、目が覚めるまではずっと目を離したくなくなって。いつの間にかフミヤのベッドの横に座っていた、そして彼の手を握ってただフミヤのことをぼーっと見ている。この手が冷たくならないことを祈りながら、それでも彼はなかなか目を覚まず1日、2日、3日が経った。今日は宴会の日だ、目を覚ましてくれるのかしら、昼頃だろうか家に誰かが入ってくる音がした。見てみると霊夢と魔理沙と咲夜が居る、どうやら見舞いに来てくれたみたいね、
「あんた・・・まさかこの3日間ずっとそんな状態だったんじゃないでしょうね、顔色が悪いわよ?」
「そうかしら・・・まだフミヤの目が覚めてないの、でもまだ死んでないわ、今日は宴会だから目を覚ましてくれるといいんだけど。」
「アリスも尽くすよなぁ。この3日間それってかなり凄いぜ?」
「まぁ、まだ時間はあるから大丈夫よ。咲夜、その果実剥いてよ、お腹空いたわ。」
「霊夢、これ見舞いの品なんだけど。」
そんな風に会話をしている声を聞きながらもわたしはずっとフミヤを見ている、頭の中で不安がぐちゃぐちゃと思考をかき回しているかのように自分でも不可解な行動のように思える。そんなことをしているうちに日が暮れてきた、もうそろそろいい時間になってきてしまう。
「フミヤ中々目を覚まさないわねぇ。」
そう霊夢が言った時だった。フミヤがピクッと動く、するとハッとした様に急に上半身を起こして辺りを見回している。
「フミヤぁ!良かった・・やっと目を覚ましてくれたぁ」
そう言って反射的にフミヤに抱きついていた。
「痛い痛い痛い!ア、アリス、ちょっと落ち着いてくれ。今全身が痛いんだ。」
「あっ、ご、ごめん。」
そ、そうよね、あまりに舞い上がっちゃって変な行動に走っていたみたい・・・。他3人がいるのに何やってるのかしらわたし。
「お?目を覚ましたのか?無事で良かったぜ!」
「どう考えても無事じゃないでしょうに、腹に穴空いてた上にあんな無茶してんだもの、外傷と内部損傷の差は結構あると思うわよ。」
「3人は、どうしてここに?」
「なんだと思うの?異変解決したやつが寝てるところに宴会するために来ると思う?」
「ふふ、フミヤさんの見舞いですよ。もう何日も寝てて生きているか不安でしたよ、目覚めた良かった。」
そう会話しているのを聞きながら目を覚ましたことに強い喜びを感じて1人ホッとしていた。またフミヤと過ごせると思うとなんか恥ずかしくなってしまう。
「あ、わたしこいつと話したいことあるから先行ってて、すぐに追いつくから。」
そう言って霊夢とフミヤを残して外に出た。
短いですが今回はここで終わります。
次回書きたいことが色々あるので、すみません。
それでは。