東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
そろそろアリス編も一旦お休みになるかもしれませんね。結構追いついてきていますし。
それでは、どうぞ!


平和な休日

 

程なくして紅魔館につく。相変わらず門番は全く機能していないようで呑気に眠っている。

 

「すみません、門番さん、入ってもいいですか?」

 

フミヤは律儀に門番を起こそうとして声をかけるのだが、

 

「・・・・んぁ・・・咲夜さん・・寝てませんよ・・?」

 

案の定寝言しか帰ってこない、これは仕事してるというのかしら?というかした事あるのかしら。

 

「フミヤ、多分声かけても無駄よ、中に入りましょ?」

 

そう言って中に入っていくとだだっ広い部屋が広がる。こんなに空間広げる必要ってあるのかしら。咲夜の家事が大変になるだけだと思うのだけれど。

 

「あら、あなた達でしたか。ようこそ紅魔館へ、今日は・・・デートか何かで?」

 

ちょうど咲夜がいて話しかけてきた。ってなにがデートよ!いやまぁそう思ってるけどそうじゃないわよ!

 

「観光よ、か ん こ う。」

 

なんでこいつも霊夢もからかってくるのかしら、そんなにわたし分かりやすいの?

 

「まぁちょっとな、来てみたくなっただけさ、俺らだけでで周っても構わないかい?」

 

「そうでしたか。構いませんよ、どうぞ楽しんで。ふふっ。」

 

完全に馬鹿にされてる気がするんだけど、1回懲らしめたほうがいいのかしら?まぁ今日のところはいいわ、フミヤとの時間の方が大事だものね。

 

「最初に図書館から行きましょ?貴方の興味を引くものが沢山ありそうだもの。」

 

図書館ならパチュリーもいるだろうし魔導書もあるからフミヤも楽しめるのかな・・・?そう思いながら大図書館に着く、相変わらず風通しが悪くて不健康そうね。

 

「パチュリー、居る?」

 

「居ないわけないでしょ。また本でも借りに来たのかしら?あら、もう1人客人かしら、貴方は?」

 

そういってパチュリーが顔を出す。あいも変わらず白い、外に出ないと不健康そう。

 

「ん、あぁ俺はフミヤ。訳あってアリスのとこに居候してる。今日はー・・・観光かな。」

 

「そう、まぁ興味を引く本は何処かにあると思うから探してみるといいわよ。どんな本が好きとかはあるかしら。」

 

「本って言ったら魔道書なんだが、あるか?」

 

「1番沢山あるわよ、そこね、見てきたら?そうだ、アリス少し手伝ってもらえるかしら。」

 

いつもここに来るとこんな感じになる、誰かと来てもわたしとパチュリーは本の封印を解く事しかしないので基本的に別行動になるの、まぁ今回はすぐに合流しそうな気もするんだけどね。

 

「何よこれ、なんでこんなに強固な結界かかってるわけ?読ませる気ないでしょ。」

 

「そうなのよ、昨日から頑張ってみてるんだけど全然ダメでね、貴女ならなにか方法思いつくかなって思って。」

 

「そうねぇ、わたし自体だと全然解決出来そうにないけど・・・」

 

ふと思いついた、あぁそうだ、フミヤがいたじゃない。なんか分からないけど出来そうよね、ええ。

 

「フミヤー、ちょっとこっちきてー?」

 

軽い説明くらいで大丈夫かしら

 

「これ封印されてて開かないのよ、貴方どうにか出来ない?」

 

少し難しい顔をしながら本に手を当てる、程なくして本は何事も無かったかのようにパッと開いた。なんか分かってはいたけど本当に信じられないわね、これ。パチュリーも固まっちゃったし。

 

「え、何この人何者なの?」

 

そうとうパチュリーも驚いたらしいわね、まぁ当然よね。見知らぬ人が魔法使いより魔法の知識あるなんてそうそうありえないことだし。

 

「まぁフミヤは記憶喪失で正体が分からないんだけど魔法に関して妙に詳しいのよ。もしかしたらって思ってたけど本当に解いちゃうなんてね。」

 

「そうなの、まぁまた来たらよろしく頼むわ、こんな感じの本色々あるのよ。もう時間も経ってるわよ、あと・・・なんでペアネックレスしてるの?そういう関係?」

 

「ははは、俺がプレゼントしただけさ。」

 

「まぁ気にしないけど、咲夜が言ってることが分かった気がするわね。」

 

わたしってなんて言われてるの・・・?そんなに言いふらされると恥ずかしくて仕方ないんだけど・・・。とりあえず大図書館を出る。その後わたしたちは話を聞くためにレミリアの部屋に向かうことにした。

 

「レミリア?居るか?」

 

「居るわよ、こうして話すのは初めてかしらね。どうもフミヤ、わたしはレミリア・スカーレットよ。咲夜から聞いたわ、わたしの暴走について聞きたいことがあるんでしょう?」

 

「ん、あぁ。戦わざるおえなかったとはいえ手荒な真似をしたことは謝っておく。それで、その暴走のことだ。暴走する前のことを教えて欲しいんだ。何か無かったか?いつも通りの日常だったか?」

 

「それがその前の記憶もないのよ、わたしも咲夜も他の従者もね。記憶を消されたのかしら。」

 

咲夜も負けた上にレミリアも勝てなかったの・・・?そんな手練れなんて幻想郷だとかなり限られないかしら?危ないのは紫とかかしら、用心しておいたほうがいいわね。

 

「まぁ収穫は相手が手練れってことくらいかしら?それじゃありがと、レミリア。また何かあったらよろしくね?」

 

そう言ってまたわたしたちは部屋を出た。どうしよう、行こうと思ってたところ全部まわっちゃったし行くところがないのよね・・どうしよう。そう思っていると

 

「なぁアリス、また図書館行かないか?もうちょっと本を見てみたいと思ってさ。」

 

フミヤの方から提案してくれた。なんか好きなもの見つけてくれたようで嬉しいわね、ふふっ。

 

「全然いいわよ。ふふ、フミヤは本当に魔法が好きね。他の本も読んでみると面白いわよ?」

 

そういいながら大図書館に戻ってきた。またわたしは相変わらずパチュリーと本を調べていた。結構な時間が経ったのち、フミヤが戻ってくる。少し顔が青ざめているが気持ち悪くなったのかしら?初めて来る人はこの空気キツイわよねぇ。そんなこんなだったが久しぶりにすごしたフミヤとの休日だった。

 




どうだったでしょうか?
また見てくれると嬉しいです。
それでは。
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