早速、どうぞ!
「閉じ込められた・・・ってどういうこと?」
「多分今わたし達は結界の中にいるわ。そして進んでも進んでも同じ道を進んでるだけで一向に着かないって訳。」
「そしたらとりあえずその結界を壊さないとって訳ね・・・」
辺りを見回すが全くその気配が感じられない。こんな結界を操れる人がいるなんて、何者かしら?まさか八雲紫じゃないでしょうね?
「誰なの、いつまでも隠れていないで出て来なさい。」
そういって霊夢が少し苛立ちだす。すると何もないはずのところから黒いモヤが湧き出るように出てきて人の形を作り出す。やがて完全に人となりその黒い瞳が此方に向いた。
「呼んだかしら、博麗の巫女と人形館の主さん?」
その声は嘲笑を含み余裕の笑みを浮かべている。あたかもわたし達を敵とすら思わないかのように、
「あんたがこの結界張ったのね?どうせ黒幕なんでしょ?さっさと解きなさいよ。」
「・・・断ったら?」
「意地でもぶっ壊してあんたをとっつかまえる。」
「ちょっと霊夢・・・、お願い、この先にわたし達は用事があるの。通してくれないかしら?」
「幽々子が西行妖を咲かそうとするのをフミヤが止めるのを手伝うためかしら?」
「あなた何故フミヤの名前を!?」
その女はじっと私達を見つめる、私達は身体が完全に臨戦態勢に入っていた。
「アリス・マーガトロイド、本当は居候させるだけのつもりだったのにフミヤのこと好きなっちゃって思い上がりも甚だしい・・・」
「何言ってんのよ?なんでフミヤを知ってるのよ。」
「良いかしら?わたしはあんたらよりずっと前からフミヤを知ってるのよ。フミヤはわたしのもの、誰にも渡しはしないわよ。もう未来は決まってんのよ!」
「随分ふざけた事を言うのね、未来を決められる奴なんか居ないのよ、フミヤを知っていようと貴方はフミヤに知られてないなら見向きもされないでしょう?」
「アリス、あんた必死ね・・・」
すこし女の顔が引きつる、少し煽ってしまったみたいね。
「・・・・まぁいいわ、どうせあんたらになんかフミヤは渡らないわ。今ここで私が手を下さなくても未来は変わらない。」
そう言って指をパチンと鳴らす。すると目の前からその女が消えていた。何も変わらないように思えたが結界は解けたのかしら・・?
「霊夢、結界はどう?」
「なんとなく無くなった感じはするわね、さっさと行きましょう。」
そう言ってどんどんと進んでいくとやっと幽々子の姿が見える。誰かと戦ってる・・・?え、フミヤ!?わたし達どれだけあの空間にいたの?急いで加勢しないと押されてるじゃない!
「フミヤっ!」
そう言いながらフミヤのところまで飛び込む、ここから幽々子の様子を見て気付いたがどうやら暴走しているらしい、かなりボロボロね。
「遅れた話はとりあえず後!今はあいつが収まるまで耐えるわよ、あんなボロボロの体でそう長くは持たないわ。」
そうはいうけど弾幕が激しすぎて霊夢の結界もかなり限界がきている。代わりになるものがないと・・・。!そうだフミヤの魔法にわたしの魔力を使えば・・!
「フミヤ、そういえば壁化の魔法あったわよね?力貸して!」
フミヤに魔法陣を作ってもらい2人で起動させる。かなりの大きさの壁になり防げそう。でもそのままだとすぐに壊れるから魔力を注ぎ続けないと・・・くぅ・・このままだとこっちの方が先に力尽きるわ・・
「お願い・・・止まって・・・」
すると急に弾幕が止んだ。な、なんとか終わったの・・?良かったぁ・・・。でもなんでフミヤはまだ警戒しているの・・?すると
「こいつを頼む。」
それだけ言ってわたしに少女を渡して全速力で何処かへ向かった。一体どうしたのかしら。
「ねぇ、貴女はなんて名前なの?なんでフミヤと一緒に居たの?」
「わたしはニル、フミヤに召喚されたからフミヤの契約者だよ。よろしくね?」
フミヤの契約者・・・羨まし・・・いやいやなんでもない。てか召喚て、一体どこからそんなもの持ち出したのかしら?あ、大図書館か。
「2人は誰なの?フミヤのこと知ってるんでしょ?」
「わたしはアリス、フミヤはわたしの家に住んでるの。よろしくね?」
「わたしは霊夢、まぁただの知り合いよ。それよりもフミヤの様子を見に行かなくてもいいの?」
あ、そうよね。フミヤを探すと結構近いところに居たが、他には誰もいなかった。もう去ったのかしら、
「ねぇフミヤ?何かあったの?フミヤってば。」
いくら呼んでも肩を揺さぶってもフミヤが反応しない、どうしたの?何があったの?
「・・・・黒服の女にあったのね?」
霊夢がそう言うといきなりフミヤが弾かれるように動いた。
「・・・霊夢も、あいつを知っているのか?」
「知っているも何も私達もそいつに会ったのよ。寧ろそのせいであんたより幽々子のところに辿り着くのが遅かったのよ。」
フミヤが納得したように頷く、多分戦いを挑んだんでしょうね、どうなったかは分からないけど、どうやらフミヤもあいつのこと知ってるみたいね・・・先を越されないようにしなきゃ。
「と、とりあえず今は帰りましょう?実力差はこれから少しずつ縮めていくしかないんじゃない?」
「まぁ確かにね、わたしも封印解けたばっかで身体が慣れないから休みたいわ。フミヤも疲れてるでしょ?」
そうフォローしながら冥界を後にした。
どうだったでしょうか?
もうほぼ追いつきましたね。
もしかしたら次は一回こちらを飛ばすかもしれないです。
それでは。