早速どうぞ!
最近、フミヤに結構アタックしているのだけれど、中々それに気づいてくれる様子はない。あぁいうのを鈍感って言うのね、流石にやり過ぎじゃないかってくらいなはずなんだけど・・・普通好きかどうか聞かれたら気づくわよね?ぶつぶつ・・・。
ある朝、目を覚ますとニルがわたしを揺すっている。子供ながらに焦った顔をしている、どうしたのかしら?
「どうしたのニル?」
「フミヤと遊んでたらフミヤが吹っ飛んで気を失っちゃったの!早く来て!」
・・・よく分からないけどとにかくフミヤが倒れているのね。早く行かないと。そこ向かうと確かにフミヤが倒れている、とりあえず容態を確認しないと。
「酷い熱ね・・・なんでこんな状態で遊んだのかしら。」
「ねぇねぇ、フミヤ大丈夫なの?ねぇねぇ。」
「大丈夫だから静かにしていなさい、具合は悪いけど死ぬような状態じゃないわよ。」
結構ニルも心配しているのね、まぁ契約者だから当然かしら?いや逆に自由になるという発想もあるはず・・?とりあえずフミヤをベッドに寝かせる、ひとまずお粥でも作って待とうかしら。フミヤとゆっくりお話できると考えると少し嬉しいかも?
「ねぇーアリスー、疲れたぁー。」
そう言いながらニルが座ってくる。・・・なんか本当に子供みたい、なんだか可愛いかも。
「・・・・俺寝てた?」
そう言いながらフミヤが目を覚ます。
「倒れてたって言った方が正しいわよ、ニルと弾幕ごっこしてそのままぶっ倒れたんだから。少し熱あるみたいだし今日は大人しくしていなさい?」
「アリスー、眠いよー。」
「ニルは自分のベッドで寝なさい、フミヤは今具合悪いんだから。」
ニルをとりあえずベッドに誘導して寝かせた。計ったか計っていないか分からないけど2人きりの時間が作られる。
「ねぇフミヤ、わたしが熱で倒れたこと覚えてる?」
「あぁ、そういえばそんな事あったな。」
「あの時フミヤが凄い世話してくれて、その、嬉しかったの。だから今度はわたしが頑張るね?」
「そ、そんなに気合い入れなくても大丈夫だぞ?」
あ、あら?そんなに気合入れてるつもりないんだけど・・・まぁ、いいわ。フミヤの世話が出来るんだし♪
「なぁアリス、何か良いことあったのか?」
「え?別段そんなことはないけど、どうして?」
「なんか何時もより嬉しそうだから、どうしたのかなって。」
「そう見えるの?」
も、もしかして顔に出ちゃってるのかな・・・恥ずかしい。そう思いながらもお粥を持ってきてフミヤに食べさせてあげる。こうやって世話してあげられるなんて幸せだなぁ。
「そういえば初めて会った時もこんな感じだったな、俺が動けなくてアリスに世話してもらって。」
「そうね、あの時は何者なのか分からなくてちょっと不安はあったりはしたけどね。」
「今は?」
「フミヤと出会えてよかったって思ってるわよ?貴方のおかげでこんなに楽しく過ごせているんだもの、フミヤは?」
「俺も楽しいぞ?アリスは命の恩人だし、一番最初に会えたのがアリスで良かったって思ってるよ。それにアリス綺麗だしな、あはは。」
「へぁっ!?え、あ・・・う・・・あり・・がと、嬉しい・・」
いきなりこんな事言うなんて卑怯だよフミヤ・・照れるに決まってるのに・・・
「わ、わたしもフミヤは凄い優しいと思うしかっこいいし・・・だから好きになったんだもん・・・」
だんだん声が小さくなる。本当に恥ずかしくて顔から火が出るような感覚ね。
「・・・照れてるのか?」
「・・・だってこんな事言われたことないもの・・しかもフミヤに言われるなんて・・・ねぇフミヤ?」
「どうした?」
「フミヤは・・・わたしのこと、好き?」
「え、な、なんだよ突然?」
「ねぇ、教えて・・?」
自分に歯止めが効かない、もうどうしても気持ちを抑えることが出来なかった。気づいて欲しい、貴方のことを好きだって、伝わってほしい。
「あ、アリス、落ち着けって」
「嫌いなの・・?」
「そうじゃなくて・・」
「お願い、教えて・・・」
そんな会話をしていると突然ドアが開き魔理沙が入ってくる。ビクッとして少し離れる。
「アリス!フミヤ!頼むすぐにきてくれないか!?」
「ど、どうしたのよ急に。」
「妖怪が暴れてるんだ、しかも村に向かってるぜ、このままだとまずいんだ。かなり強大な力持ってるし、助けてくれないか。」
「分かった、すぐに行こう。」
「フミヤはダメよ!まだ体調が・・・」
「今はそんなこといいんだ。止めることが先だ。」
また気付いてくれないのね・・・ねぇ、フミヤ、貴方はどうしたら振り向いてくれるの・・・?
どうだったでしょうか?
それでは、