東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
早速、どうぞ!


悪夢

 

「おーいアリスー?用事出来たんだけど一緒に行かないか?」

 

そう呼ばれてフミヤに起こされる。用事って何かしら、また誰かにロクでもないことを言われたんじゃないでしょうね・・・

 

「こんな朝から行くの・・・?ちょっと待って支度するから・・」

 

そう言いながら髪を整えにいく。何だか最近自然と身だしなみに気をつけるようになったのよねぇ。前は人の目とか気にしてたからやってたんだけど。整えてフミヤのところへ行くと魔理沙も一緒にいた。どうやら魔理沙の話によると早苗がどうとか。なんか嫌な予感するわねぇ。

 

「今までの順番だと次は早苗とかが何かしそうよね・・・気を引き締めていきましょうか。」

 

そう言いながら妖怪の山へと急ぐ、近付くたび強い力を感じる、早苗の力なのだろうけどいつもより確実に大きい。嫌な予想が当たっちゃったみたいね・・・

 

「・・・フミヤ、来てくれたんですね?」

 

「様子がおかしいと聞いてな。昨日宴会が終わってから誰かに会わなかったか?」

 

「会いましたよ?願いを叶えてくれる、素晴らしい人に。」

 

「素晴らしくなんかない、そいつはお前を惑わそうとしているだけだ!目を覚ませ!」

 

「フミヤさんの周りには私以外の女性は居なくていいのです。アリスさん、消えていただけませんか?」

 

「完全に会話が成り立っていないわね。フミヤ、今回は2人で頑張りましょうね?」

 

「私もいるぜー?」

 

「・・・3人で頑張ろうな?」

 

そう、今回はフミヤと一緒に戦うのだ。紅魔館の時より結構逞しくなってるからなんだか安心する、まぁ魔理沙もいるからなおさら心配なんてないのだけれど。弾幕を展開し、分担して相手の動ける位置を狭めていく。早苗はほとんど反撃できずにただ追い詰められるだけ追い詰められる。前の2つに比べてかなり呆気なかった気がするわね。

 

「く・・・なんでフミヤも邪魔をするの?わたしのこと嫌いなの?」

 

「違うさ早苗、お前のやり方は間違っているんだ。自分の力で努力をしないで得ようとするのはダメなんだ。だからこんなことをやめるんだ。」

 

「嫌だ・・・・嫌だ嫌だ嫌だ!」

 

そう叫びながらフミヤに魔法弾を飛ばしてくる。撃つコースが丸見え、人形で軽く弾き飛ばす。

 

「・・子供みたいな癇癪はいい加減にしたら?」

 

「ぐ・・・うぅぅぅ・・・」

 

そんな風に完全に追い詰め切った時だった。

 

「・・・・随分と余裕なのね。」

 

・・・あの女が現れたのだ。しかし前会った時と明らかに違う。凄まじい殺気を帯びている。

 

「リベ、いい加減にしたらどうだ。俺らはお前の考えた未来になんて進まない、絶対にだ。」

 

「そうよ、貴女にフミヤは渡さない。」

 

「ほざけ。」

 

リベの言葉が周りの空気を一変させる。あれ・・・?動けない・・・!?凍りつかせたかのように皆が動かなくなりリベの声だけが通る。

 

「くだらない、その程度で勝ったつもりになるその浅はかさ、無能さ、反吐がでる。」

 

そう言いながらフミヤの方を向いて話す。

 

「足りない。まだ未完全なのね、起爆剤が足りないかしら。」

 

そういいながらわたしの方へ歩いてくる。ゆっくりと歩を進めるその姿が恐怖心を煽る。

 

「ねぇ、アリスさん?1度・・・・地獄でも味わってみる?」

 

そう言われた途端、意識とは無関係に体が動き始める。まずで自分が人形になったかのように。

 

「!?体が・・・勝手に・・!」

 

そのままわたしは人形を操り出しフミヤの方へ動かしていく。まさかこいつわたしにフミヤを・・・!?

 

「やめなさい!!・・・嘘でしょ?やめて・・・やめて!」

 

その願いは届かずフミヤを貫いた。目の前で血を流れて倒れたフミヤをみて冷静になれるはずがなかった。

 

「いやぁぁぁああああー!!?」

 

フミヤを殺した・・?そんなわけない!わたしじゃない!あれはあの女に操られたから・・・怖い・・逃げなきゃ・・。いつの間にか自由になった体を必死に動かして全速力でその場を去った。その後も誰にも見つからないような場所に行くまで止まらなかった、いえ、止まれなかったというのが正しい。ただあの状況が怖かった、わたしの手でフミヤを傷つけたという事実。それがそこにあったからだ。

 

・・・何処とも知れない森に来た。霧がかかっており三歩先には何があるか分からないほどだ。ここまで来ればどれにも見つからないはず、私ですら何処だか分からないのだから。ここで気持ちを落ち着かせよう・・・そう思い腰を下ろした瞬間だった。

 

「あらあら、鬼ごっこはおわり?」

 

その声に体は凍りついた。あの女がここにいる・・?そんなわけない、ここは誰も知らないはず。

 

「それはわたしには通用しないわよ、フミヤを傷つけた犯人さん?」

 

「違う!あれはあんたがわたしを操ってやったこと!わたしは関係ない!」

 

「実行犯が貴女であるという事実は揺るがないわよ?わたしが操っていたなんてどう証明するの?」

 

見透かされたように心を責められる、傷ついた心を弄ぶように言葉を重ねていく。

 

「貴女は逃げなくても良かった、それは貴女に罪の意識がなければ何でもなく出来たはず。つまり貴女は自分が傷つけたという自覚があるのよ。」

 

「・・・やめて」

 

「おまけに貴女は傷ついたフミヤを置いてきてしまった。あのままでは出血多量で死に至るかもしれないフミヤを。」

 

「やめて」

 

「もしあの状態から助かったとして見殺しにした貴女をフミヤは好きでいてくれるのかしら?ねぇ?」

 

「やめてよっ!!」

 

わたしは泣きながらそう叫んだ。もう心が限界だった、崩壊寸前だった。いっそのこと消えてしまいたいくらい。

 

「だからねアリスさん?」

 

その女は口調を緩めていった。

 

「フミヤを貴女のものにする方法を授けてあげる。」




どうだったでしょうか?
いやー盛り上げるって難しいですね。文章力が欲しい。
それでは。
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