東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
早速、どうぞ!


優しい魔法

 

八雲紫がきた次の日、今度は魔理沙がやってきた。なにやら魔法の本をやたら大量に持ってきてやる気まんまんの雰囲気。忙しくないからフミヤはやろうって笑っていうもんだから私も断れなかった。

 

「なぁなぁここはどうなってるんだ?」

 

「ここはこっちの魔法陣を応用してるんじゃないか?」

 

以前に比べてフミヤも魔法に対しての知識が増えてきたので私が全部対応しなくてもフミヤがやってくれてそんなに苦労はなさそう。

 

「なぁアリスも参加してくれよ〜。」

 

「フミヤが答えてくれるからいいじゃない。私も魔法見てるからまた後でね。」

 

「ぶ〜」

 

私も私で魔理沙が持ってきた魔導書で良さそうなものを探している。私の場合そこまで必要としていないけれどこういうものがあるとやっぱり読まずにはいられず、これが魔法使いの性なんだわと思う。そんな風に思いながら本を眺めているととある魔法がわたしの目にとまる

 

「幸せになる魔法・・・?」

 

こんなに大雑把で具体性のない魔法は初めて見たわ。幸せにってどうゆうことなの?人によってそれぞれよね?これを使えば誰でも幸せになれるのかしら?次から次に生まれる疑問を少し我慢してその魔法陣を起動する。どうやらこの魔法は対象に向けてその陣をかざすだけで良いらしい。ますます適当である。とりあえずこっそりフミヤにかざしてみる。

 

「・・・・ん?なんだこれ?」

 

するとフミヤは本の中から紙切れを見つけたみたいでそれを確認する。するといきなりフミヤは

 

「!これ俺が今欲しいなって思ってた魔法だ!中々見つからなかったんだ。あって良かった!」

 

と何だか嬉しそうにしている、もしかしてこれ本当に効果あるの?嘘でしょ?困惑する私に気付いた魔理沙が

 

「アリスどうしたんだ?分からない魔法でも見つけたのか?」

 

と聞いてきたので

 

「大丈夫よ、ところでこれ全部やる気なの?」

 

そんなことをいって会話をそらした。まだ確証が得られないこの魔法を確かめないといけないわけだし。そんなことで次は魔理沙にかざしてみる。すると今度は魔理沙がまだ読んでない本が急に崩れてばさばさっと適当なページが開かれる。

 

「あちゃ〜、流石に積みすぎたぜ。・・・ん?これは・・」

 

魔理沙はその開かれたページを読んで急に目が輝きだした。

 

「これマスタースパークみたいな魔法陣の形してるぜ!でも私が使ってるのとは全然形が違うな。へぇ〜こんな構造でも出来るのか、ふむふむ。」

 

魔理沙はいきなり1番の目的を見つけたかのように読みふけり始めた。フミヤとわたしはどうしていいかわからずそのまま放置することにした。

 

「目的のものが見つかったみたいね。」

 

「そうみたいだな、俺も見つかったし満足さ。アリスはどうなんだ?何か良さそうなのはあったのか?」

 

「んー、まぁあったと言えばあったかしら?」

 

これが本当にこの魔法の効果だとしたら結構いいわね。使ってみたけど消費もそこまでじゃないし使い勝手良さそうね。かといって弾幕ごっこ向きじゃないわよねぇ。それならわたしに使ったらどうなるのかしら?そう思い自分にかざしてみる。もちろんバレないようにだが、するとフミヤが

 

「そういえばさ、結構前もこんな風に3人でやってたよな。あの時はアリスが2人に教えてくれてたけどさ。」

 

と言い始めた。

 

「確かにそうね、でもなんだかんだでいって結構楽しかったし、わたしは全然苦じゃなかったわよ?」

 

「やっぱりアリスは世話好きなんだな、女として凄いいいことなんじゃないのか?」

 

「そ、そうかしら・・・?何か照れるわね。」

 

「そうだよ。」

 

そう言いながらフミヤに頭を撫でられる。久しぶりに撫でられたので自分からもどんどんすり寄ってしまった。

 

「・・・・ありがと。好きよ、フミヤ。」

 

「俺もだよアリス。」

 

そう言うとともに抱き合うような形になりながらフミヤにキスをされた。突然のことで驚いたが言い知れない喜びに満たされた。・・・この魔法、本物なのかしら。幾ら何でも上手くいきすぎなのよね。まぁ、だからこそこういう本に書かれているのだろうけど。そんなことを思いながらフミヤの隣で温もりを感じていた。




どうだったでしょうか?
時間が欲しいですねw
それでは。
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