東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも
やっと文章書くのにも慣れてきました。
なのでやりたい事があったのでやろうかなと様子を見ています。余裕が生まれればやるつもりです。
それでは、どうぞ!


永き日、幼き紅い月

それは何の脈絡のない、あまりに突然すぎる変化だった。

白い月の光に照らされていたはずが、いつの間にか紅い月が少し威嚇するかのように煌々としていたのだ。

 

「霊夢これって・・・まさか紅魔館で!?」

 

「恐らくそうだけど起こしているのはたった1人だけ、レミリアだけみたいよ。最近様子が変だって咲夜から聞いてたの。」

 

そう話す霊夢とアリス。レミリアに咲夜に紅魔館・・・アリスがいってたような気がしなくもないな。様子を見る限り緊急事態といったところか。

 

「今から私は向かうつもりでアリスを呼びに来たの。1人で暴走してる分もしかしたらって事もあるからね。」

 

「へぇ・・霊夢でもそんな珍しい事するものなのね。でもそういうことなら私も行かせてもらうわ。昼と夜、どちらもないと困るもの。」

 

「珍しいってなによ。あ、フミヤも来る?」

 

「え、俺行っていいの?」

 

結構予想外な提案だ。てっきり危険だからここに居なさいとか、そんな感じになると思っていた。行く気は満々だったので好都合ではある。

 

「アリスもフミヤが目の届く範囲に居た方がいいんじゃない?ふふ。」

 

「何よその笑い。」

 

「行っていいんなら喜んで行かせてもらうよ。迷惑だけはかけないようにするからさ。」

 

「まぁ、てなわけで、出発!」

 

・・・異変ってこんなに軽いものだったのか?

 

 

霊夢とアリスと俺の3人は紅い月に照らされながら紅魔館への道を急いでいた。その道中氷の精霊みたいなのとか黒い謎の物体を見かけて興味を惹かれたが今はそれどころではない。まずは目の前のことに集中しよう。

大きな湖畔を越えると紅魔館が見えてきた。なるほど紅い月に照らされているからだけでなく赤いレンガで造られている洋風の建築物のようだ、それが何棟にもなっている豪邸のような造りだ。1度はこんな豪邸に住んでみたいなんてことを考えていると、突然紅魔館の中からなにかが割れる音やドゴンといった爆発音のようなものも聞こえた。2人が慌てて門を越えて入っていったので俺もついていく、門はくぐるものなはずなんだけどなぁ。

 

紅魔館の中に入ると、2人は上を見て身構えていた。つられるように上を見ると霊夢やアリスより小さく、蝙蝠のような羽根を生やした少女がいた。

全体的にピンク色を主体としたレース付きの服を着ており、ナイトキャップもつけている。結ぶ部分は太く赤い糸が使われている。こちらに向ける目は完全な緋色だった。

 

「霊夢にアリス・・・それと誰かしら、まぁいいわ、何しに来たかは分かっているわ。私を止めようと思ってるんでしょう?そんな人数で足りるとでも?」

 

「それよりレミリア、咲夜はどうしたのよ。心配してたわよ。」

 

「そこよ」

 

視線をやるとそこには1人の女性が血まみれで倒れていた。

 

「咲夜さん!大丈夫?しっかりして!」

 

アリスが介抱しているのを尻目にレミリアは言葉を続けた

 

「人の心配より・・・・自分の心配をしたらどう!?」

 

ほんの一瞬だった。目にも留まらぬ速さでアリスに近付いたレミリアを霊夢が弾き飛ばしていた。一瞬で30m以上を詰めてきたのだ、人ではまずありえない。妖怪か?

 

「あなたもね?」

 

そう声が聞こえた時には目の前にレミリアはいた。

 

「うぉぁっ!?」

 

間一髪、運良く噛み付いてきた初撃を躱せた。同時に本を開きとっさに魔法弾を放つ。近距離にも関わらずあっさりと避けられてしまった。

 

「ふぅん・・・ただの人間じゃないのね。遊ぶには丁度いいかしら♪」

 

そう言うと何処からともなく蝙蝠が姿を現わす。それも一羽や二羽ではない、何十、何百も出ている!

蝙蝠は俺と霊夢に別れて襲ってきた、肉食の蝙蝠にとっては格好の餌だろう。魔法を放ちながら距離をとるが一向に諦めそうにない。そういえばレミリアはどこへ?支援を出しておいて自分は戦わないのか?そもそも姿形が全く見当たらないぞ。どういうことだ?

 

「ふふ、見当たらなくて不思議そうね。」

 

蝙蝠から突然レミリアの声が聞こえた。なるほど、自分をたくさんの蝙蝠にしているのか、アリスの言う通り噛みつくといいどうやら吸血鬼みたいだな。

 

「ふふ、楽しかったけどもうおしまい。飽きちゃった。」

 

そう言うと蝙蝠が一箇所に集まりレミリアが姿を現わす。

と、同時に魔法陣が現れた。それが1つの強大な魔法弾を創り出す。そのエネルギーは空気を伝いびりびりとこちらの肌まで届いた。

 

「神槍[スピア・ザ・グングニル]」

 

そう言い放ち魔法弾を放った。次の瞬間だった、俺の脇腹に槍のようなものが突き刺さり体ごと吹き飛ばされていた。壁に頭をぶつけたのか意識が遠くなる。

 

「・・んた・・・・だんま・・ール・・・のに・・・・・人を・・・・・・ろす気!?」

 

霊夢が何か言っているが遠のく意識で完全に聞き取ることは出来ずそのまま意識は闇に落ちていった。




どうだったでしょうか。
続きが気になる終わり方もしてみたいですね。
これからも精進します。
補足としてスペカの表現は色々見て書いているのでもし間違っていたらすみません。
それでは。
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