この話は作者の妄想を垂れ流すようなものですので、過度な期待はしないで見てください。
今日も俺、火神恭介は義務教育という鎖から解放され、意気揚々と下校していた。
とどのつまり滅茶苦茶気分がよく、楽しかった。しかし、明日も学校があるという事に気付き、少し気分が落ちた。勉強がつまらない訳ではない。自分の知らないことを学ぶのはとても楽しい。では何故気分が重くなったのか?それは簡単なことだ・・・
友達が出来ない・・
これが、高校一年の最初なら可愛い悩みだったのかもしれない。しかし、もう入学から彼此3ヵ月。いくらなんでも今から溶け込みに行くのは向こうも困るだろう。
失敗があるとしたらただ一つだろう、高校デビューこれに尽きる。中学校の卒業式でテンションがとても高かったのは覚えている。まぁこれは良い新しい生活にウキウキしていたのはわかる。その後に有り余ったテンションで髪を剃った・・・
今考えると何故髪を剃ってしまったのかわからない。きっと高校でなめられたくないという思いからだったのだろう。確か、その頃はクロ○ズを読んでいたな・・冷静に考えればク○ーズの様な学校があるわけない。しかし、その時の俺のテンションが冷静になるという行為自体をできなくさせていたのだ。そのテンションが落ち着いたのは入学式が終わってからである。周りからの視線に気づいてしまった。あの時の視線は忘れないそれと同時に思い出したくもない。お蔭で今の俺は不良のレッテルを張られている。
お蔭で○ローズほどではないが先輩の呼び出しと言うものも体験した。何故か先輩には認められた。仮に俺が先輩だったらスキンヘッドの入学生なんぞに関わりたくない。きっと先輩も関わるのが嫌だったのだろう。
まぁ、認められた証として先輩の好きな銘柄のタバコを貰った。もちろん吸うわけないが今の俺としてはこのタバコが唯一の人と関わった記憶であり、人と関わった唯一の証拠でもある。捨てるに捨てられない。そう思い学ランの内ポケットに入ってるタバコを服の上から手を当てて確認する。ライターもついでに貰ったが、zippoって高いのではないだろうか・・
まぁそんなことは俺には関係ない俺は貰えるものは貰っておく派だ。
そんな事を考えていたらようやく自宅についた。
ベットの上で思考を再開する。
もういっそのこと新しい世界にでも行ければ友達もできるのではないだろうか
「行けるわよ」
そちらを向くと日傘を持った紫色が目立つ服装をした女性が居た。等々幻覚まで見始めたか、でも幻覚でも話し相手になってくれる。
「あなたには、幻想に行く資格がある。力もある。
後はあなたの返事次第よ」
「本当に行けるのなら連れてってもらいたいね」
「1名様ごあんな~い」
女性がそう言うと体が落ちる感覚に襲われた
あぁ現実だったのか・・
俺はいつもそうだ、物事を簡単に判断してすぐ答える。
親にも軽口が過ぎるなんて言われたなぁ。沈黙は金か。
そんなことを考えながら落ちていった。
お目通しありがとうございます