目がたくさんある空間を抜けると和風なつくりの部屋に出た。しばらくあたりを見ていると先ほどの女性が現れた
「私は、八雲紫と言います。この地幻想郷で妖怪の賢者と呼ばれているわ」
「火神恭介です。一般的で居たいと願っていた高校生です」
「よろしくね恭介」
「こちらこそよろしく八雲さん」感動的だ‼本当に久しぶりだこうして違和感なく喋れている相手は。
「紫で良いわよ。妖怪と言う事に驚いたりしないのね」
「さっきの異空間で何があってもいいように覚悟はしていましたから。それでなんで俺を選んだんですか?」向こうからしたらある程度人選には余裕があっただろうそれなのに俺を選んだという事はそれなりの理由があるのだろう。
「少し長くなるけどいいかしら?」
「えぇ構いませんよ」
紫さんに指示されるままにちゃぶ台を挟んで座ると少し顔を強張らせて話し始めた。
「ここ幻想郷は妖怪と人間が共存する地よ。幻想郷の周りには結界が張られていて外の世界とは断絶されているのよ。ここまでいいかしら?」
「えぇ理解しました」
「幻想郷では妖怪と人とが殺しあっていたのよ。どちらも生き延びる為にね。
時代によって変わるけれど妖怪の方がパワーが強いとき、人の方がパワーが強いときと様々よ」
「人が強いときもあるのですね」
「人が強いときの方がパワーバランスを保つのが難しいのよ。人は正義と言う言葉に弱く、限度を知らずに妖怪を殺して周る。」
「確かに人は一度動くと中々止まりませんからね」
「私の仕事はそんな幻想郷のパワーバランスをいい感じに保つ事なのよ。
今のパワーバランスが調度いいの。だからこのバランスを保つために私は殺し合いの代わりに弾幕ごっこと言うものを広める」
「弾幕ごっことは?」
「後で話すわ。
その弾幕ごっこを博麗の巫女にも教えるからその時にね」
「話を戻すわ
博麗の巫女はいわば人間代表みたいなものなのよ。
その人間代表が弱かったら話にならないじゃない?だからあなたは博麗の巫女の良きライバルとして招待したいの」
「成程」一人よりライバルがいる方が燃えるというわけか
「そして今の代の博麗の巫女は強い可能性を秘めているの。
その博麗の巫女と同等、それ以上の可能性を持つ者を探すのは苦労したのよ。だからこの誘いを受けてくれると助かるのだけど?」
「わかりました。デメリットもないようですしその話受けましょう」
「助かるわそれじゃ・・」
「ただしひとつ条件があります」
「なによ。幾ら私でもできないものはできないわよ?」
「紫さんなら簡単にできますよ。結界でおおわれているという事は俺は簡単に外の世界には出れない。その俺の代わりにこのタバコを毎月必要量買ってきてほしいのです。ついでにこのライターのオイルもお願いします」
「それくらいならいいけど・・あなたタバコは吸わないんじゃなかったの?」
「こう言う訳も分からないときは外の世界では酒か、タバコに頼るものなんですよ」大人たちはみんなこう言っていたが今の俺なら少しはその考えが理解できる。
「・・・あなた受け入れられているようでそうではなのね。分かったはその条件のむわ」
「ありがとうございます」
「それじゃここで横になって。
今からあなたを幻想の存在として固定します。次に目を覚ましたらあなたには、あなたの奥に眠っていた能力が何かを認識する事になるでしょう」
能力かぁ少し楽しみだな。レーザーや変身能力みたいな派手なのがいいな
そんなことを考えながら俺は眠りについた。
お目通しありがとうございます.
※未成年の喫煙は法律で固く禁じられています。