緋弾のアリア 強襲超偵   作:稀猫

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この作品のみを読んでいただいている方はお久しぶりです。

こちらの作品は見切り発車もいいところでスタートさせてしまったので、なかなか構想が思い浮かばず、日々四苦八苦している状況です。

今回のように長期的に更新できない、ということもこれから多々発生するとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。


対外任務

 

あぁ、俺だ。

例の律華だ。

 

俺は今、とある場所に来ている。

 

 

それは中国の四川省だ。

ここで、始業式の日の夜、事件が発生した。

立てこもり事件だ。

ちなみに現在は早朝5時。

 

犯人は人質3名と共に周囲二キロに高い建造物の無い廃ビルに潜伏。

手榴弾とUZI、ガス弾、そしてC4爆薬を大量に所持している。

爆破の可能性がある以上、接近は不可能。

狙撃に向いた高い建造物も有効射程である二キロ圏内に無いため狙撃も不可能。

交渉は開始三分で決裂。

 

といった具合に完全に手詰まりになっている。

そこで中国当局は周辺国の武偵に救援を要請。

 

日本は完全な有効射程圏外(アウトレンジ)からの狙撃が可能な武偵をピックアップ、東京武偵高にアプローチ。

武偵高はその時の現状戦力でかなり長い有効射程を誇るSランク武偵《レキ》を投入しようと考えたが、レキとは連絡が取れずに困っていた。

 

そこにたまたま居合わせて、話を聞いていた俺がある提案をした。

どうしようもない状況だった武偵高は俺の介入を承認。

そして俺はここにいるというわけだ。

 

 

 

ちなみに俺が陣取っているのはその地点から3.8km離れたところにある俺特設の狙撃ポイント。

まぁ小高い丘の少し開けたところにシートをひいただけではあるが。

犯人は廃ビルの三階に潜伏している模様。

人質は四階だそうだ。

なんでそんなことが分かったのかと聞いてみたら超望遠レンズで見たとのこと。

 

俺は先日改造したばかりの対物?狙撃銃《CTW》に1メートル近いロングバレルを取り付け、匍匐体制になる。

スコープを覗き込み、ビルの窓付近で外を見ている犯人・・・恐らく爆薬の起爆装置を持っているであろう右手・・ではなく首筋に照準を合わせる。

 

使用する弾薬は自作の麻酔弾。

弾丸自体を非常に細くして、着弾時に麻酔を体内に注入する仕組みだ。

首に当てても脊椎や頚椎を傷つけないように少し弄ってある。

ただ、製作にやたら時間がかかり、コストパフォーマンスは尋常ではなく悪い。

そのため実戦では基本的に使わない。

使用している麻酔薬が大型動物の捕獲に使われるような非常に強力なもの故、一日は余裕で眠り続ける。

 

 

「今日は運がいい。風も無いし、絶好の狙撃日和だ。」

 

俺は誰に言うわけでもなくそう呟く。

一人だと、なんか落ち着かない・・・。

中国当局は、ビルに再接近して突入の指示を待っている。

ちなみに合図をするのは俺だ。

 

 

数ミリ単位の精密な調整を行い、引き金を引く。

計算上では二秒後着弾したことになる。

 

視線をはずさずに見据えていると犯人が倒れた。

俺は無線機に向けて、一言。

 

突入(GO)!」

 

 

この直後、突入した制圧部隊によって犯人は確保。

この事件は人質一名が擦り傷を負ってはいたが、他は無傷という最高の結果で終わった。

 

 

 

 




人物紹介

立花律華(16)

身長:167.2cm
体重:54.4kg
誕生日:12月10日

容姿
男にしては少し長めの肩甲骨にかかるかどうか程度の黒髪で、左側は編みこんでいるが、何故かチャラく見えない。
瞳の色は黒、ほんの少し(至近距離でみても気付かない程度)吊目気味。
顔のパーツはやたらめったら整っている。

武装
違法改造済対物狙撃銃(アンチマテリアルライフル)改め、違法改造済対戦車装甲狙撃銃である《Cheat Tecnology Wepon》、通称《CTW》。
違法改造済デザートイーグル改め、《カラミティ・イーグル》。
違法改造済マチェット(超高周波仕様)。

戦術
基本的には一撃必殺。
急接近して一撃、そして下がる。
近寄るまでもなく完全射程外距離(アウトレンジ)からの狙撃で決まることが多い。








もともと超能力操作研究科(SSR)希望であったが、間違えて強襲科(アサルト)を受験し、合格してしまった超偵。
身体能力、演算能力共に常人を逸脱している。
頭は切れるが思考のベクトルがおかしいので、実戦中以外に生かされることは基本的には無い。
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