内面的にコンプレックスを抱いて、今だに、自分に自信が持てなかったユニは、フレンに相談したことによって、今までの自分に踏ん切りが付けれたので、一人称が、「アタシ」から「わたし」になっていたのだが、たまたま、呼びに来た、ユーリと姉に相談内容を聞かれてしまったのであった。
そんなこんなで各自、解散になったのだが、ノワールは先ほどのフレンの話を聞いて、ネプテューヌの部屋に向かったのである。
「ネプテューヌ、今、大丈夫?」
「別にいいけど、どうしたの?」
「此処では、ちょっと、闘技場に来て、但し、あなた一人で」
「わかった」
どうやら、自分でも、思い当たる節があったようで、ネプテューヌに一人で、闘技場に来て欲しいと言って、先に闘技場に向かったのであった。
「お姉ちゃん?」
「ネプギア、このことは、皆に内緒ね」
「うん」
ネプテューヌもネプギアに口止めして、闘技場に向かったのだが、
「あいつ、まさか」
「どうやら、お二人は、お互いのけじめを付けに向かったんだろう」
「仕方ない、お姉ちゃんとして、見守りに行きますか」
「賛成‼」
やはり、龍姫・星龍・ユーリ・フレンには、ばれていたようで、ラピードと龍ラピを連れて、二人に悟られないように、闘技場に向かったのだった。
「どうしたの、いきなり、闘技場に来て欲しいなんて」
「今まで、あなたを目の敵したり、自分より仕事が出来ないのに、国民から慕われてるあなたを馬鹿にしたこと、それに三年前、自分の所為で、幽閉されちゃったこと、そして、女神としての、そう、ノワール、いや、ブラックハートとしての最後の務めを手伝ってほしいんだよ」
「わかった、わたしも、ネプテューヌもとい、パープルハートとして最後のお仕事手伝ってよね」
「いいよ、あなたが、わたしとするなら、これだね」
先に闘技場に到着していたノワールは、今までの贖罪を含め、謝罪をして、粒子化していた愛刀「天道龍」を左腰から抜刀して、ユーリとは違い、鞘はホルダーに刺さったまま、剣先をネプテューヌに向けて、構えたのである。
「そうだったね、ノワールは、いやそうに、やってたくせに、思いは全部この刀に乗せる‼」
「・・・いいよ、来て‼」
「ふん、あいつら」
「どうやら、女神様も、対して、ボクたちと変わらないんだね」
それに応えるため、ネプテューヌは粒子化していた愛刀「不動正宗」と「月光龍」を左腰に二本差しにして、器用に抜刀して、左に持っている、月光龍を、構えて、無殺傷の結界がフィールドに張られて、そこに龍姫達が到着して、見守ることにしたのであった。
「此処が、ユーリとフレンが、やり合ったとこなんだ」
「まさか、闘技場に、こんなシステムを搭載するんなんて、龍姫達はすごいね」
なんと、結界の中では、あのテルカ・リュミレースの街、オルニオンの夕陽が立体映像で作られていたのであった。