幼馴染みである、五河士道と再会を果たした龍姫だったが、アンチスピリットチームことASTと一戦交えることになってしまったのであった。
「士道、わたしに構わず、逃げて‼」
「嫌だ、龍姫、おまえが死ぬところを、もう見たくないんだ‼」
「何、やってやがる‼ さっさと逃げやがれ‼」
「此処は、僕らに任せて早く‼」
士道は、女神化して、自分を逃がそうと、戦っている龍姫達を置いて逃げるわけには行かないと、言って、頑なに、龍姫達を守ろうとしていたのであった。
フレンの説得及びユーリの指示も聞こうとしなかった。
逃げようとしない士道に龍姫は、士道に、近づいて、
「わかった、今からわたしと
「ありがとう、龍姫」
二人は面と向かってお互い顔を向いわせて、そして、
「‼」
「お姉ちゃん・・・」
「龍姫~‼」
「龍姫姐、大胆なのじゃ・・・」
「いくらなんでも、今は、」
「戦闘中よ‼」
なんと、龍姫と士道は、お互いの唇を合わせて、公衆の面前で、キスをしたのである。
もちろん、その場にいた、メンバーは、全員、呆然としており、一斉に突っ込んでいたが、龍姫と士道は、二人だけの空間を作っておりそして、
「何だ、俺の体が光って、うわぁぁ‼」
「まさか、お姉ちゃんの女神の力を・・・」
「士道~‼」
「お兄ちゃん~‼」
どうやら、龍姫の紫龍の女神の力にも反応したようで、士道の体内に、龍姫の女神の力が流れ込んでしまったようで、いきなり士道の体が光り出したので、折紙を筆頭に、士道に近付いたのである。
そして、光が収まったら、そこにいたのは、
「あれ、みんな~どうしたの?」
「まさか・・・」
「お兄ちゃんが、お姉ちゃんに」
「なんか、体が、あれ、ない・・・まさか、これ本物・・・わたし、女になってるの~‼」
身長はそのままだったが、髪が紺から、薄い水色に変わっており、髪型がツインテールで、胸が、龍姫に匹敵するぐらいになってしまい、右紫左金のオッドアイで、淡い紫を基調にしたワンピースタイプのドレスに、その上から、龍姫のお揃いの紫色の胴丸を装着し、胸の隆起を抑え込んでいたのだ。
「また新たな精霊か、仕方ない、全員、撤退‼」
「落ち着け‼ 士道さん、お姉ちゃんの女神の力を使えるようになっただけだ、元の姿をイメージしたら、元に戻れる、こうやってな」
「うん、やってみる、ふ~ちゃんと元に戻ってるな、龍姫」
「ごめん、士道、わたしは、この世界では・・・それにもう人間じゃないから」
「何言ってんだよ‼ 今の姿をひっくるめて、鳴流神龍姫だろう、琴理の所に行こう」
「そうだな、オレも疲れた、帰ろうぜ」
士道が女神に覚醒したのを見たASTは大勢無勢と判断して撤退を余儀なくされて、一目散にその場から逃げて行ったのを確認した龍音は、女神に覚醒して、てんやわんやになっている士道に、女神化の解き方を見せたら、飲み込むが早かったので、士道は、元の男の姿に戻って、龍姫達と一緒に、琴理に報告しに行くことになったのであった。