実家の様子が気になってしまった龍姫は、戦艦に設置されている、転送装置を使って、実家近くの人気のない公園の森に到着したのであった。
「さてと、変身、これで大丈夫」
「では、行きましょう、マスター‼」
流石に、自分が生きていることがばれたら、自分の周りの人たちに危害が及ぶと考えて、白と黒の斑猫に変身して、実家に向かったのであった。
龍姫が猫に変身している間、イルミナルは鈴が付いた、首輪になっているのである。
「どこ行ったんだろう、お姉ちゃん? 星龍、龍音、行きそうなとこわかる?」
「多分、実家の様子を見に行ったんじゃないかな?」
「ほんじゃ、鳴流神家に行くとしますか」
龍姫が、実家に向かって、数分後、真龍婭・星龍・ユーリが、龍音に、龍姫の行きそうなところに心当たりがないか質問したら、半信半疑で、実家に向かった可能性を述べて、龍音も、龍音も、黒猫に、インテリジェントデバイス「玄武」で、変身して、星龍も、虎猫に、インテリジェントデバイス「アスタリア」で変身して、ラピードと龍ラピ共に、鳴流神家に向かったのであった。
幸いにも、今時間帯は、あまり、人気がなかったので、人に目立たないで、鳴流神家に向かえるのであった。
「はぁ、帰ってきたのは、いいけど、どんな顔して、会えばいいんだろう?」
「今のマスターの状態は、ただの猫ですから、それに、此処は、マスターのご実家ですよ、取りあえず、あの、壁の穴から侵入できますよ」
「そうだよね、変身さえ、解かなければ、ただの猫だよね、それと、人語さえ、しゃべれなければいいだけだよね」
そんなこんなで、実家に戻ってきた猫に変身したままの龍姫は、家族に会うことをためらっていたのだが、イルミナルに、後押しされて、ちょうど、猫なら、通れる、穴から、忍び込んだのである。
龍姫の実家こと、鳴流神家は、外壁が、コンクリート製の和風建築で、正面に、木造の大きな門構えで、裏に、木造の引き戸があり、敷地内に、一戸建ての住居と、武術の道場のある、一家の次女なのである。
「父さん、龍姫と龍音が、いなくなって、あれから、三か月が経つんですね」
「そうじゃな、まだ、十六と、十四になったばかりだとゆうのにの」
「あれは、不幸な事故だった」
「龍姫~、龍音~(;_;)/~~~」
「龍美、泣いてもしかないんだ」
どうやら、ちょうど、居間で、家族が集まっていたようで、父方の祖父で、龍姫達に、武術を教え、隠居している、龍三、龍姫達の実父の龍雄、龍姫達の実兄で、龍姫の四歳上の龍翔、同じく、龍姫の実姉であり、美龍飛達と龍華達並のシスコンの持ち主で、二つ上でやはり血は争えないらしく、ミラ以上のスタイルの姉、龍美が話をしているのだった。
「みんな心配してるね、ボクはこの世界じゃ、死んだことになっているから、もうみんな所に戻らないと」
しばらく、家族の様子を見ていた猫に変身していた龍姫は、近くの垣根からその様子を隠れて見ていて、戦艦に戻ることにしたのである。
その時だった、
「出てきなさい、そこに隠れても無駄じゃぞ」
「にゃ~‼」
「猫がどうしたんですか?」
「なるほど、そういうことか」
やはり、祖父の龍三には、龍姫が猫に変身していことを見破ったようで、出てくるように言われた龍姫は、猫の鳴きまねをしながら、垣根から出て行ったのである。
「いい加減、猫に化けるのは、疲れたじゃろう、のう、龍姫、龍音、そして、星龍ちゃんだったかの?」
「龍音‼ 星龍‼ どうして? あ、ごめんなさい」
「だって、真龍婭お姉ちゃんが探してたよ」
「。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。ウワーン!! 龍姫、龍音‼ 星龍ちゃん~生き返って来てありがとう‼」
「ごめん、家出じゃないことはわかって」
「わかってるよ、龍姫、龍音、星龍ちゃん、おかえり」
龍姫&龍音&星龍「ただいま‼」
「それと、おとなしく、出てきたらどう? 二人と、二匹」
「ねぷ~‼ はぁ~、なんだ~、ばれちゃってたんだ~ わたし、真龍婭って言うんだ」
「オレは、信じてもらえねぇけど、異世界、テルカ・リュミレースからきた、ユーリ・ローウェルだ、こっちはラピード」
「ワン‼」
「ユーリ君は、本当に、異世界から来たのか、日本人と大差ないよ」
「いいじゃないか、今日は、遅いから、泊まって来なさい、実は、いつもの癖で、龍姫達の分の料理を作ってしまったんだ」
「それじゃあ、お言葉に甘えて、お邪魔します‼」
結局、猫に変身していることがばれていたようで、仕方なく、変身を解いたら、龍音と星龍も、忍び込んでいたようで、一緒に、今まで実家に帰れなかったことを謝罪したら、何事もなかったように、龍姫の実父、龍雄は、笑顔で、出迎えてくれて、三人は、ただいまと言ったら、物凄い勢いで、龍姫の実姉の龍美が抱きついて来て、滝のような涙をこぼしていたら、龍翔が、垣根に隠れている、真龍婭達に、出てくるように言い、真龍婭達は自己紹介をして、お言葉に甘えて、鳴流神家に泊まることにしたのである。
やはり、ユーリを見た龍雄は、地球人と大差ないと言っていたのであった。