龍姫は久しぶりに実家に帰って来て、自分の部屋で姉妹揃って寝ることになり、翌日の朝を迎えたのであった。
「久しぶりだな、道場に行くの」
久々にサラシ型の下着であのまだ育ち盛りの大きな胸をぺったんこに潰して、中に黒のTシャツを着込んで、上が白で、下が黒の剣道着に着替えて、美しい長髪の黒髪は紫色のリボンでポニーテールに結って、実家の庭に建てられた道場に向かったのだった。
龍姫は道場の中に入って自分の二振りの竹刀の内一振りを右手に持って素振りしていたのである。
ちょうどそこに
「朝から気合十分だな」
「おはよう、みんな」
「さてと、オレもやるとするか」
「はい」
「サンキュー」
凛々の明星と真龍婭達が素振りをしてる龍姫がいる道場にやってきたのである。
もちろん龍姫が道場は土足厳禁と言うことを昨日のうちに言ってあるのでユーリは借りていたつっかけを脱いで、龍姫と同じく裸足である。
龍姫から竹刀を受け取ったユーリはいつものように左で持ち、肩に担ぐように構えて、力いっぱいに床を蹴って龍姫に仕掛けたのである。
「甘いよ‼」
「おやおや、朝から元気なこった」
「おはようございます」
「まだまだ‼」
龍姫とユーリが竹刀で打ちあっていたら、そこに龍姫の父方の祖父で、ローエンより若い、龍三がやってきたのである。
エステルも上下とも真っ白の剣道着に着替えておりしばらく龍姫とユーリの打ち合いを見物して、龍三に稽古をつけてもらうことになったのだった。
「まずは、ユーリと言ったかの、掛かってきなさい」
「ほんじゃ、鳴流神兄妹に叩き込んだ剣の腕前を見せてもらおうじゃねぇか‼」
「ユーリ‼ すいません、わたくしの友人が口の利き方がなっていないばかりに」
「フレン‼ それにみんなまで」
「ったく、単独行動は程々にするように」
「すいませんでした‼」
龍三はいつもの黒の胴着姿で道場の片隅にある竹刀立てから一振り竹刀を取って右に持ち、右半身で無構えでユーリを指名して掛かってくるようにいい、それに応えるためユーリも構えたのである。
相変わらずユーリは物応じない態度で、いつも通りにしゃべっていたら、ちょうどそこにアースト達がやって来て、フレンが道場の入り口で靴を脱いで、龍三にユーリの変わるに謝罪したのだが、龍三はこんなことを気にするような人物でなかったのでフレンに気にしていないことを言って、フレンも相手をすことを言って、フレンも剣道着に着替えていた龍音から竹刀を受け取って、構えたのである。
アーストは単独行動をした龍姫を叱咤して、龍姫は謝罪したのだった。
「円閃牙‼」
「刀は、回転させるもんじゃないぞ、ほれ‼」
「痛て‼ 流石、龍姫達に武術を教えてるだけはあるな」
「褒め言葉として受け取っておこうかの、次は、そこの金髪の坊主、掛かってきなさい」
「テルカ・リュミレース騎士団長、フレン・シーフォ、行きます‼」
「ほう、西洋剣術じゃな、じゃが、武士を甘く見るんじゃないぞ、足元がお留守じゃ‼」
「うわ‼」
「槍もいいのかしら、ジュディス、行くわよ‼」
「天然理心流は、剣術に、槍術、体術に精通する流派じゃ、掛かってきなさい」
鳴流神兄妹に武術を教えていたようで、ユーリの我流の剣術をあっさりかわして、ユーリの腕を掴んで、そのまま足を払ってこかして、フレンを指名して、指名されたフレンは騎士団で修得した剣術で挑んだのだが、やはり、剣術ではあるが、体全体を使う流派、天然理心流のことはあったようで、龍三にあっさり投げ飛ばされて、ジュディスが入り口でサンダルを脱いで、竹で出来た薙刀を、竹刀立てからお借りして、龍三に手合せを申し込んだのであった。