シスコンは次元をも超える
ジュディス・アースト・正史ミラ・獅子神家まで加わって、一緒に汗を流した一同は、一番大きな部屋である畳の大広間で朝食を取っていたのだった。
「青年達、いい具合に、扱かれたわね」
「孫も元気いっぱいなら、じーさんも元気だな」
「いい経験になりました」
「今思ったが、ユーリ、おまえさん、左利きなのか」
「確かに、剣は右に持つもんだからな」
結局、ユーリとフレンは龍三に完膚無きまでに扱かれて、至るとこにアザが出来ていたのは言うまでもない。
そんなこんなで、朝食を食べ終えたので、食器を片付けた後、龍三は、龍姫だけ声を掛けたのである。
「先に行ってて、すぐに行きますから」
「それじゃあ、先に戦艦に行ってるわよ」
龍姫はみんなにそう言って、自分の部屋に戻って、瑠璃色のパーカーとカーゴパンツに着替えて、道場に向かったのであった。
「おじいちゃん、話って何?」
「すまんな、一つだけ聞いていいか、龍姫、いや、龍音・星龍ちゃんからあるものを感じたのだ、もう隠す必要はないのだから」
「まさか、気づいてたんだ、ボクたちの秘密」
「何年、おまえのおじいちゃんをやってると思ってるんじゃ」
「その通りだ、何があっても、おまえたちの味方なんだからな」
「お父さん、お兄ちゃん、わかった、セットアップ」
どうやら、龍姫が女神であることを感じ取っていたようで、龍姫に正直に話すように言い、龍姫は隠す必要がなくなったので、女神化をすることにしたのであった。
そして
「これが、ゲイムギョウ界での、女神としての姿なの、ごめんなさい、もうわたしは人間じゃないの」
「何を言ってるんだ、例え、女神になったとしても、俺の妹に変わりないさ」
「ありがとう、お兄ちゃん」
「その通りだ、いつでも帰って来なさい」
「うん、それはそうと、お姉ちゃんは?」
「それが、朝食を食べてから、見てないんだ、龍美のことはこっちでなんとかするから、みんなの所に行きなさい」
「そうだね、それじゃ行ってきます‼」
「いってらっしゃい‼」
龍姫が心配することはなく、いつでも帰って来るように言われてしまったのであった。
ふと、姉の龍美の姿が見当たらないので女神化を解いた龍姫は尋ねたら、朝食を食べてから見ていないと言うので、龍美のことは任せて、戦艦に向かったのであった。
龍姫はもしかしてと思いながら戦艦に入って、パーティーメンバーが集まっている所に向かったのである。
そこにいたのは正しく
「お姉ちゃん‼ それと、龍月さん‼」
「この龍月お姉ちゃんを差し置いて何処に行くのかな?」
「すいません、二人追加で、お願いします」
「ボクは、星龍達のお姉ちゃんの、獅子神龍月です」
「俺はアースト・アウトウェイだ」
「わたしは、エステリーゼ・シデス・ヒュラッセインと言います、長いので、気軽に、エステルって呼んでください」
龍姫の実姉の龍美だった、おまけに、星龍の実姉で、瓜二つの容姿に、長い金髪の長髪を一本結びにした、龍美の幼馴染みである、龍月までパーティーメンバーに入る気満々だった。
妹達を呆れさせて、そんなことに目も暮れず自己紹介をしていたのだった。
そして、
「五河士道、ただいま到着しました‼」
「新顔がいるのか、オレはユーリ・ローウェル」
「わたし、レイア・ロランドだよ‼」
「わたしは、八舞耶倶矢」
「八舞夕弦です」
士道達も戦艦に乗り込んできたのだが、八舞の二人もパーティーメンバーに参加することになってしまったので簡単に自己紹介を終えたのであった。