アレクセイが犯罪神の力で生き返らせた、リーゼ・マクシアの王の一人だった男、ナハティガルは龍姫達に敗れて、
「行くがいい」
「みなさん、先を急ぎましょう」
その場で蹲り、先に進むことを許可したようで、背後から襲うことはないと考えた一同は、アレクセイ達がいる最上階に向かったのであった。
もちろん、ナハティガルに勝っても道中、魔物に襲われるのは言うまでもないのだった。
やはり、龍姫達の目の前に大きな扉と出くわしたのである。
龍姫達は意を決しして中に入ることにしたのであった。
中に潜入した龍姫達を待ち構えていたのはなんと、
「ジランド‼」
「それに、セルシウス‼」
「悪いが、此処を通すわけにはいかねぇ、そっち野郎には恨みはねぇが、これも仕事なんでな」
「急いでるんだよ‼ 通してよ‼」
「マスターの邪魔はさせません‼」
ジュード達が一年前、ナハティガルを利用して、用済みだと判断して、無理矢理使役した、氷の精霊、セルシウスにナハティガルを殺させて、アレクノアを率い、アルヴィンの叔父でもある、ジランドが、セルシウス共に龍姫達の目の前に立ちはだかったのである。
龍姫達の説得も虚しく、結局、戦うしか道が残されていなかったのである。
ジランドもセルシウスも戦う姿勢を崩そうとしなかったのだ。
龍姫達は一斉に武器を構えたのであった。
「黙って、見逃してくれるわけねぇか?」
「それはできねぇ、相談だな‼」
「マスターの邪魔はさせません‼」
「セルシウス、こんな奴に手を貸しちゃダメだ‼」
ジランドとセルシウスを相手に、言葉を交わしながら、戦うことを強いられた龍姫達だったのである。
ジランドの銃が火を噴き、セルシウスの鉄拳が繰り出され来るのを受け流しながら、攻撃を繰り出していたのだった。
もちろん、お互い、共鳴技を繰り出していたのだ
「一気に片付けるよ‼ 武龍‼」
「そのつもりや、龍姫ちゃん‼」
龍姫&武龍「飛ばして行きますか(行くで)‼」
「龍姫‼ 武龍‼ 頼んだぞ‼」
「来い」
龍姫と武龍は短期決戦に持ち込むためにオーバーリミッツLv4を同時発動させて、ジランドとセルシウスに立ち向かって行ったのであった。
ジランドとセルシウスは武龍を向かい打つ構えを取っていた。
だが、それも龍姫の天羽々斬と絆龍の二刀、武龍の斧と脇差の二刀流の前に敵うはずがなく、
「魔王地顎陣‼」
武龍はジランドとセルシウスの攻撃の合間を縫って、斧を叩きつけて岩の槍で攻撃して、
「時空蒼破斬‼」
「ぐっ‼」
龍姫は二刀流状態で、刀身に、闘気を纏わせて斬り上げて、斬り下ろし、前方に巨大な闘気を放って、
「共同作業としゃれ込まんとな」
「問題ないよ‼」
「行ってや、龍姫ちゃん」
「虚空術式展開‼ 目標ロック‼」
「ほんじゃ、打ちこんで行くで‼」
龍姫&武龍「冥闇煉獄羅刹閃‼」
「おうきにぃー」
武龍が炎で捉えたのを、龍姫がバインドして、二人同時に斬り抜ける秘奥義を叩き込んだのであった。