超次元物語   作:天龍神

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会合

龍姫達は五世界を巻き込んだ戦いに終止符を討つべく、天界の神殿の頂上でアレクセイ達と言葉を交わしていたのであった。

 

「なぁ、大将達、どうあっても、やめる気はねえの?」

 

「また、おまえもそんなことを言うのか。 なぜだ? おまえたちの誰一人として、シェアの奪い合いをよいとは思ってないだろうに」

 

「目的は手段を正当化しねえよ、大将達。 前にも言ったよね」

 

「確かに、わたし達、女神はシェアの奪い合いを行ってきました、けど、もう終わりにする」

 

「いつも正しい道を選べはしない以上、誰にだって、つらい過去や、悲しい思い出はある、でも、取り返しようが無い過ちも、数えきれないほどの後悔も、その全てがボクたちが生きた証なんだ‼」

 

「俺達の未来は俺達が決める‼ そして、自分の足で歩いて行く、それこそが俺達がこの世に生きている幸せであり、喜びなんだよ‼」

 

「絶対の幸福なんて、この世にない‼ 苦しみや悲しみがあるからこそ人は幸せになりたいと願うんだ‼ それを自分の手でつかもうとする‼ 本当の幸せを探して生きる毎日にあるんだ‼ 人はそうやって歴史を築いていくんだよ‼」

 

「どの世界も不安定で、いろんな人がいて、勝手な正義を信じて生きている。 そのせいで、争いも悲しみも耐えることはない、不安定だけど、だけど、だからこそ、人は変われるんだ‼ 違う何かを知ろうすることが人を変えるんだ‼ 人が変われば世界だって変わる・・・シェアなんて必要ないんだよ‼」

 

「強行な手段は、許さないものを生む。 わかるわよね?」

 

「ゲイムギョウ界にこれっぽちも未練ないけど、テルカ・リュミレースが関わってる以上、アンタ達の作る世界が、今よりマシだって保証はどこにもないわ‼」

 

「幸せとは誰かに与えらるものでもない、自らの手でつかんでこそ価値があるのよ‼」

 

「何故です、女神であるあなた方までそんなことが言えるのです」

 

「てめえらの言い分認めるやつはいねえよ」

 

「いいだろう、わたし達が叩き潰してくれよう‼」

 

「わたしは魂を冒涜するものは許さない‼」

 

双方一歩も引かない論理合戦が始まり、

 

「ゲイムギョウ界のシェアの大半はこちらの掌中にある、勝ち目はないぞ」

 

「何を言っている、まだクルスニクの槍は充填中だろう?」

 

「・・・精霊か、これは迂闊でした」

 

まだクルスニクの槍に力が充填していないことに気づいたミラにイストワールは迂闊だったと言って、

 

「いいだろう、新世界の生贄にしてやろう‼」

 

「勝って、自分達の未来、決めさしてもらう‼」

 

「未来は創り出すもんだろう。 選んだ道を信じて創り出すもんだ‼」

 

龍姫達を倒して、世界を変えると豪語し出した、アレクセイ達に、自分の未来を勝ち取らせてもらうと宣言して、戦いの火蓋が切って落とされたのだった。

 

 

 

 

 

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