超次元物語   作:天龍神

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黒衣の断罪者VS黒の女神

闘技場で三女神との実戦形式の模擬戦(ガチバトル)が決まって次の日。

 

龍姫達とユーリ達とジュード達は早速プラネテューヌ領にある闘技場に各自準備を済ませて向かったのであった。

 

闘技場に到着した龍姫達とユーリ達とジュード達は、治癒術が使えるメンバーと医者であるジュードはいつでも治療できるように準備していたのだったのである。

 

一応、闘技場には医務室が備え付けられていることは龍姫がユーリ達とジュード達に教えてあるのであった。

 

「始めは、オレだな」

 

「本気で行かせてもらうわよ‼」

 

「此処の闘技場は無殺傷の結界が張られるからね」

 

「ユーリ、手加減出来ないからね」

 

ユーリは颯爽とフィールドに立ち、ニバンボシをいつもの通りに鞘を飛ばして、肩に担いで構えたのである。

 

対するノワールは騎士剣を実体化して、突きだすように右半身に構えたのだったのである。

 

「エリーゼ、あとでこの模擬戦で気づいたこと教えてもらうぞ」

 

「はい‼」

 

ミラはエリーゼに模擬戦で気が付いたことを聞かせてもらうことにしたのだった。

 

そして

 

「模擬戦、第一試合、ユーリ・ローウェルVSブラックハート‼ ファイト‼」

 

無殺傷の結界が張り終わったので、音声ガイドから試合開始の合図が出たのである

 

「喰らいなさい‼ パラライドフェンサー‼」

 

先手必勝ばかりにノワールは麻痺効果がある連続突きをユーリに仕掛けたのだ。

 

だがユーリはそれを

 

「おせぇよ‼ 牙狼撃‼」

 

「きゃん、だったら、レイシーズダンス‼」

 

「オイオイ、ダンスでも踊りに来たのか? 絶破‼」

 

ニバンボシで突きを繰り出してノワールの連続突きを止めて、右拳で殴打してダウンさせたが、ノワールはすぐさま体制を立て直して、サマーソルトした後、一旦着地して、飛燕連脚をして、薙ぎ払う技を繰り出したが、ユーリの速さの前では通用せず、ユーリは後ろに回り込んで、十文字の軌跡を描いて凍らせて、掌底で破壊して氷の粒で攻撃して、また吹き飛ばしてダウンさせた。

 

「あれじゃ、まるで」

 

「相手になってない」

 

観客席から見ていたほかのメンバーはノワールがユーリの相手になっていないことに呆れていたのだった。

 

「わたしをコケにした代償は高いわよ‼ アクセス‼」

 

「そうこなくちゃな‼」

 

ノワールは焼きが回ったのか女神化して上から攻めることにしたのだが、ユーリは余裕の表情が窺えたのである。

 

「なんだって斬り捨てるのみよ‼」

 

「さすがのユーリでも、上から来られるのきついんじゃない?」

 

「それ覆すのが、ユーリなのじゃ」

 

「そうよ、ブランちゃん、まぁ、見てなさいって」

 

ノワールは自身の必殺技(エグゼドライブ)で上空から急降下を何度も繰り返しながらユーリ目掛けて斬りつけていったのだったのである。

 

最後は剣士の命である剣を標的目掛けて投げつけて、指パッチンを決めたノワールだったが、この時ノワールは失念することを知る由もなかったのだから。

 

「どうした? オレが負けた描写でも見たのか? ほらよ‼」

 

「そんなのありえないわ‼」

 

「あの子、気づいていないのね、女神化すればユーリの速さに勝てると思ってみたいだけど」

 

「純粋な速さなら、ユーリの方が速いですから」

 

ユーリはノワールが急降下しながら斬りつけている間に、移動して、ノワールの一人舞台を観賞していたのだった。

 

ユーリはノワールが投げた剣を引っこ抜いて、背後から近付いて投げ渡したのだった。

 

「こっちも飛ばして行きますか‼ 斬‼ 成敗‼」

 

「虎牙破斬なら、対策済みよ‼」

 

ユーリはオーバーリミッツLv3を発動して、ノワールに突撃して行き、斬り上げて、空中で薙ぎ払って、殴打したのである。

 

それをノワールはいつものように受け止めようと剣を構えたのだが、

 

「ゴン‼」

 

「お姉ちゃん‼」

 

「オイオイ、弱すぎんじゃねぇか?」

 

やはり、ノワールはユーリの虎牙破斬の三連撃の内の左拳が頭部に直撃してそのまま気絶してしまったのだった。

 

「ユーリ‼ 医務室に連れて行きなよ‼」

 

「おう‼」

 

気絶したノワールは女神化が解除していたのでユーリはそのままお姫様抱っこして、闘技場の医務室に担ぎこんで行ったのだった。

 

 

スキット:模擬戦の感想

 

ミラ「エリーゼ、さっきの模擬戦でわかったことを聞かせてもらうぞ」

 

エリーゼ「はい、ノワールさんは、どいうわけか、左手を全く使っていませんでした」

 

ローエン「さすがですね、エリーゼさんは」

 

フレン「ユーリような体を武器にする剣士を相手にする以上は、体全体を使わないと勝てませんから」

 

龍姫「自分の体をコントロール出来てなかった」

 

パティ「その分、足技で補っておったようじゃが、左が遊んでしまっておる」

 

ユニ「アタシが剣術下手だったのは、お姉ちゃんの剣術が自分に合わなかったんですね」

 

アースト「当たり前だ、人から教えてもらった剣では基礎に過ぎん、己にあった剣を見つけるのが剣術と言うものだ」

 

龍菜「その通りよ、わたしもお姉ちゃんから教わって、ユーリみたいに体術を織り込ませてるのよ。 まぁ、龍姫達の古武術なんだんだけど」

 

龍音「あの構えですと、斬り上げと突き以外は即座に繰り出せませんから、プロフェッサーユニットのあの翼は小回りが難しいですから」

 

ジュード「ボクも、見ていて、重そうな翼だなと思ったからね」

 

龍姫「あと、相手を視覚に入れてなかった、おまけに相手に背を向けてしまっていました」

 

フレン「最後は、剣を投げつける暴挙まで犯した。あれなら、ユーリの方が幾分ましですね」

 

ジュディス「剣は剣士の命のはずよね」

 

アースト「全くだ、三年前、負けて当然だ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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