キュモール隊によってラステイション教会が落とされて、教祖のケイと教会職員が人質にされ、龍姫達とユーリ達とジュード達は人質を救出するため、二手に別れて、執務室に向かったのであった。
「ちょっと、いいかな? 人質とキュモール、何処にいるかわかる?」
「人質なら・・・執務室ってとこだ・・・」
「ありがとう、しばらく寝ててね‼」
「ゴン‼」
龍姫と龍菜とノワールとユーリとラピードは通路の陰から単独行動をしていた騎士の背後から龍姫が小太刀を突きつけて脅したら、予想通り執務室に人質と実行犯のキュモールが立て籠もっていたのだった。
そのまま龍姫が左手で手刀を叩き込んで騎士を気絶させて、合流地点の執務室に向かったのであった。
「どうやら、此処の様だな。鍵はこっちからでも開けるのだな」
「ボクが、やるよ・・・はい‼ 開いたよ」
「流石、鍵開けやらしたら、ピカイチのカロルだ」
「さてと、どうしたものか」
「此処はオレがやる・・・」
「だが、失敗は許さない」
「わかっているさ」
合流地点でみんなと合流した龍姫達とユーリ達とジュード達は執務室の扉の鍵をカロルがお得意のピッキングで開けて、ユーリが単独で中に入ったのであった。
いつでも突入出来るように、龍姫は猫に変身して、ユーリの後ろから付いて行き、人質にされているケイの所にキュモールに見られないように向かったのであった。
「また、会えたね、ユーリ・ローウェル」
「おまえ、いい加減、舞台から降りてくんねぇかな?」
「こっちには人質がいるんだよ、武器を大人しく捨てるんだ、さもないと」
「さもないと、どうなるのかな?」
「何‼」
「今だ‼ 突入‼」
ユーリは自分に目を向けさせるために、キュモールに言い放ったあのセリフを言って、まんまと口車に乗せたので、龍姫は猫から元に戻り、小太刀で人質の縄を斬り、キュモールの首筋に小太刀を突きつけて、隠れていたメンバーに突入させたのである。
「観念しな、キュモール‼」
「悪いけど、この前のボクと一緒にしてもらったら困るよ、ボクにはこれがあるんだよ‼」
「それは、懐中時計‼ やめろ‼」
「オイオイ、確か、あれって」
「あぁ、オレの一族、クルスニクにしか使えないはず」
「そうさ、けど、犯罪神のエアルで、クルスニク一族出なくても使えるのさ。 ギャハハハ」
追い詰められたキュモールは懐からまがまがしいオーラを放っている懐中時計を取り出した。
そしたら、懐中時計が光り出し、まがまがしい紫色のルドガーの骸殻のような物を纏ったキュモールが現れたのである。
手には剣が握られていた。
龍姫達は人質を奥の部屋に逃がして、一斉に得物を構えたのだった。