復活したマジェコンヌ四天王から与えられた猶予残り七日になった今現在、龍姫達とユーリ達とジュード達はそれぞれ各自の役割をしていたのだった。
もちろん、ノワールは記憶が戻って、ラステイションの守護女神の職を解かれた身の上であるが、ラステイションに戻って、妹に任せきりだった執務などを、別次元の自分である龍菜と天龍共に行っていたのであった。
龍菜が書類などの処理を代行しているのであった。
その理由は、どうやら、三年間、幽閉されたのと、記憶喪失になったことによる、書類の処理速度が著しく低下してしまったのである。
当の本人は自分を追い詰めてしまいそうになってしまったが、龍菜がこう言ったのである。
「一人の人が出来るのはきっと些細なことよ、でも人はお互い協力し合えるのよ。それと、自分の進む道は自分自身でしか決められないの、あなたは、あなたのペースでやればいいのよ、他の人に合わせる必要なんかないわ」
「ありがとう、龍菜、天龍」
「もう、あなたは一人じゃないから」
「お姉ちゃん、この書類整理で三日分だからね」
「ありがとう、ユニ」
龍菜は自分が女神に成りたての頃、プルルートのお仕置きでも、傲慢な性格が治らなかった自分と照らし合わせていたのだったのである。
そんなこんなでラステイションの書類を終わらせたのであった。
ところ変わってプラネテューヌでは
「大変です‼」
「どうしたの?」
「はい、実は闘技場でミラ様~と叫んでる男が暴れていると言う、報告が寄せられたので、ご報告に参りました。闘技場の者が対応に当たってるいるのですが、防衛組が突破されるのが時間の問題です。直ちに赴いて欲しいとのことです」
「ミラ、まさか」
「皆、言わないでくれ」
「ボクが行くよ‼」
「龍音、無茶はしないでね」
「龍音の嬢ちゃんだけじゃ、荷が重いんじゃねぇか、おい!レイヴン‼」
「レイヴンさんなら、真龍婭とユーリ達一緒に龍音の後追いかけて行きましたよ」
闘技場でミラの名前を大声で叫んで大暴れしている男がいるらしく、どうやらジュード達の知り合いだったのだが、代わりに龍音が闘技場に確かめに行ってしまったので、ドンがレイヴンを助手として向かわせようとしたら、真龍婭と凛々の明星共に闘技場に向かったことを龍姫がドンに報告していたのだった。
「すいません~暴れるなら、ほかの場所でしてください」
「そんなこと知るか‼俺は、ミラ様のお世話役の巫女、イバルだ‼ 図が高い‼」
闘技場に到着した龍音達はどこかの民族衣装風な服装に似合ってない蝶ネクタイに短剣を二振り持った男は龍音に直ちにやめるように言ったのだが、その男はミラの側近で巫女だと言いだして、龍音に向かって図が高いと言いだしたので、
「どうやら、人の話を聞く気がないみたいだよ・・・」
「しゃねぇな」
「ユーリさん、此処はボクが」
「けど、龍音は一応、女神候補生でしょ、それこそ僕らの信用が」
「少年、俺様達は、できることをしよう」
「そうね、まず怪我人の確認をしましょう」
「龍音、気を付けてね」
「わかった、真龍婭姉」
「巫女である、このイバルをコケにした落とし前、付けてやる‼」
ユーリがニバンボシを抜刀しようとしたところをすかさず龍音が大小の刀を抜刀して、前に出たので、残りのメンバーで人命救助に向かったのであった。