某サイコ決闘者の観察記録   作:キューア

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神崎は友紀野に日ごろのお礼として後ろに乗せてライディングデュエルをしていた


第三話 幻想郷での出会い

神崎「友紀野っ!ちょーっと加速するぞぉ!」

友紀野「う、うん!」ギュー

神崎「いくぞ!俺はレベル6フォルトロールにレベル3フラムナイトをチューニング!」

神崎「結束し刃よ、今新たな力を振るえ!シンクロ召喚!現れよXXセイバーガドムズ!」

神崎「俺のフィールを受けろぉぉ!」

モブ「うわぁぁ!」ピー! LP0

神崎「ふぅー」キキィイ

神崎「どうだった?スピードの世界は」

友紀野「ちょっと怖いかな…でも凄い」

神崎「ふふん、だろ?このまま家まで送ってくよ 」

友紀野「うん、お願い」

神崎「~♪」

友紀野「ふふ、機嫌いいね」

神崎「Dホイールに乗ってるとな、サイコ決闘者でも普通の決闘者でもみんな同じなんだ」

神崎「同じ景色を同じスピードで感じられるんだ」

神崎「だから」

その言葉を遮るかのように左の道から暴走してしまうと言っても差し支えないほどの速さでトラックが突っ込んできた

神崎「…っ!?」キキィイイイイ!

反射的に右へ切ったハンドルによってDホイールは老朽化したガードレールを突き破り宙に浮いていた

神崎「しまった!崖が…」

友紀野「きゃああああ!」

突然の事態に反応出来なかった友紀野が神崎の体からスルリと離れ、空中に一人舞った

神崎(でゅ、デュエルディスクをっ…!)

神崎「ドローおお!」シュビッ!

引いたカードは次元幽閉だった

このカードは神崎自信が能力で1度も使ったことはなかった、どうなるか解らないからだ、異次元に移動するということは予想出来るが…もう一枚引いている余裕はない。

友紀野の体を抱きしめ神崎はそのカードを使った

神崎「次元幽閉!」

落下していく友紀野、神崎、そして彼のDホイールの目の前の空間にひびがはいり、割れた。そこから紫色の穴のようなものができ、その穴に入っていった。ここに入ったらどうなってしまうのだろうか、そんな事を思いながら落ちていく

目が覚めたら森に倒れていたその横には友紀野も倒れていた、脈はあったからひとまずは安心した、問題は

神崎「さて、ここはどこだぁ?」

ガサガサと茂みが揺れた、そこをみれば狼が、いや神崎の知っている狼より一回りも二回りも大きかった

神崎「ひぃ!?」

思わず足がすくみ立てなくなった、後ろには気を失っている友紀野がいる、このままでは間違いなく喰われる

デュエルディスクが着地の衝撃で壊れてなければなんとかなるかも知れない、壊れていれば…考えるより先にドローしたカードの名前を叫んでいた

神崎「セイバースラッシュ!」

カードから放たれた刃が狼に飛び、目を瞑った頬にびちゃりと熱い液体が付いた、目を開ければそこにはズタズタに裂かれた狼の死体がそこにはあった、肉が、骨が切られ内臓が顔を覗かせていた

腰が抜けて立てなくなりへたりとその場に座り込んでしまった

神崎「あ、あああ、」

声にならない悲鳴のようなものが口から零れ空を見上げた、そこには今までの世界と何ら変わりない蒼天が広がっていた。もしかして俺たちの世界と同じ世界になのかも知れないと思ったが、先程の巨大な狼の死体がそれを否定する

「あんたそんなとこでへたりこんで何してんの?」

その声がした方を見ると赤と白の巫女装束?にしては露出度が高い服を着ている少女が立っていた

霊夢「あーあ派手に殺っちゃって、これ、あんたが殺ったの?」

神崎「お、おれは、俺は」カタカタカタ

巨大な狼がズタズタに切り裂かれて死んでいる、そんな異常な状況がさも当然かのような態度をとる紅白の少女に恐怖感を覚えた

霊夢「あんたのその服、腕に着けてるヤツ、あんた『外』から来た人間?」

質問の意味が分からない、外?どう言うことだ?そうだ友紀野、友紀野は無事なのか

神崎「友紀、野」チラリ

よかった無事だ

霊夢「ここじゃ説明出来ないわね…先に謝っておくわ」

トンっとうなじの部分を叩かれ再び気を失った

 

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