ハイスクールD×G 《ReBoot》   作:オンタイセウ

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現在艦これの夏イベで死にそうになっています。
今年の難易度はほんとに頭おかしいレベル。丙でなんでこんなにきついんだ……。


VS38  MGの逆襲

グリゴリの研究施設での日々は、一言で言って最悪だった。

身体能力を見るのかと思いきやいきなり鉄球に追い掛け回されたり、突然拘束されて電撃を浴びせられたり、円形の手術台に寝かされて改造手術をされそうにもなった。

無論鉄球は殴って一撃で粉砕し、電撃は朱乃のに比べれば屁だったので耐えきり、手術台は即座に粉砕した。それを見たグレゴリの幹部のアルマロスとやらに悪の幹部にならないかと誘われたが当然蹴った。それでもちゃんとデータは取れていたらしく、今わかっているスペックからどのような成長を起こすかという予想の講義だけが唯一まともだった。それによれば、タイプとしては近接パワー型の拳士だが、成長の場合によって剣士にも遠距離砲撃手にもなれるというものだった。事実、ゴジラの獣具はそのように成長していることから、うまく鍛錬すればパワー型オールラウンダーになれるというのがグリゴリの見解だった。

ただし、ダイスケは魔力や魔法の類はてんで駄目である。よって求められるテクニックは近接格闘術ということになるが、そこのところもダイスケには問題はない。

つまり、素直に成長していけばダイスケが目標としている姿に自然となれるのだ。鳶雄に対して啖呵は切ったが、まさかこんなにあっさり目標に迎えるとは拍子抜けもいいところだ。

だが、鳶雄とのトレーニングは決して無駄ではなかった。意識を変えることができたし、何より強者との戦いで経験値が一気に増えたのだ。そのおかげで力と技の使いわけについてはまだ感覚的だが、得られるものがあった。新しい武器も手に入れられたので本当に意義のあったものだったといえる。

その成果の報告のために、今日はグレモリー邸に集合して成果を話し合うはずだったのだが、どうやら一番乗りしてしまったらしくまだだれも来ていない。しばらく本邸前で待ちぼうけていたのだが、不意に巨大な影が現れ、ダイスケの目の前で着陸する。それは巨大なドラゴン、タンニーンだった。その背には上半身裸のイッセーが乗っていた。

 

「おお、ダイスケ!先に来てたんだな。」

 

スッとタンニーンの背から飛び降りるイッセー。その姿は以前より精悍になった印象を受ける。

 

「おう。にしても、お前筋肉付いたな。よっぽどこのドラゴンにしごかれたんだな。」

 

「まぁな。聞いてるかも知れないけど紹介するよ。タンニーンのおっさんだ。おっさん、こっちは宝田大助。話してたろ、ゴジラの獣具の持ち主。」

 

「ああ、よろしくな。お前には関係ないが、戦ではお前の中にいるゴジラに放り投げられてカイラスギリー山に串刺しにされたことがある。懐かしい思い出だ。」

 

「あれ、ひょっとしてこれ目ぇつけられてる?」

 

タンニーンの口の端からちらりと炎が見えたのはきっと気のせいだろう。

 

「まあいい。俺はこれで失礼する。魔王主催のパーティーには俺も出席する。その時にまた会おう、兵藤一誠、そしてドライグと宝田大助。」

 

「うん。今日までありがとうな、おっさん!会場でまた!」

 

『相棒が世話になった。感謝する、タンニーン。』

 

「不意打ちの復讐だけは勘弁してつかぁさい。」

 

「するか。どうせやるなら堂々とやる。」

 

タンニーンはそう言うと、イッセーたちを自分の背に乗せて会場入りする約束をし、飛び去って行った。

 

『誇りあるドラゴンが自ら他人を背に乗せようとはな。甘い龍王だ。』

 

「でもいいヒトだと思う。なんていうか、ドラゴンッ!って感じがしてさ。同じドラゴンでも元人間のひょろい俺と神器の一部じゃ違うって。」

 

飛び去って行ったタンニーンを憧れの存在を見るかのような目で見送るイッセー。

 

「まぁ、俺からしたら同い年で比べればお前はほんとにすごいと思うけどな。」

 

「な、なんでよ?」

 

「そりゃ、アーシアも、部長も、姫島先輩も支えてるだろ?この分だと、小猫のことも任せていいんじゃないかって思えてきてしょうがねぇや。」

 

「支えるって……我武者羅にやった結果が今に繋がってるだけだって。」

 

「我武者羅にやって今がこうなってるのがすごいんだって。俺が同じことしてもぶち壊しておしまいだよ。だからさ、厄介事押しつけるみたいで本当は嫌なんだけど、小猫のこと頼めるか?」

 

「いや、そりゃ後輩だし、眷属仲間だからいいけど、あの娘が本当に救ってほしいって思ってるのはお前なんじゃないのか?」

 

ダイスケは、首を横に振る。

 

「俺じゃだめだ。だめなんだよ。エリーのこととは話が違う。デリケートすぎてとても俺には……。」

 

「ダイスケ……。」

 

普段のダイスケからは想像もできない自信のなさが見えて驚きが隠せないイッセー。何か言わなければ、と口を開いたその時、木場の声が聞こえてくる。

 

「やあ、久しぶり……ってなにかあった?」

 

不穏な雰囲気を察した木場が尋ねる。

 

「まぁ、ちょっとな。小猫ちゃんのことで。」

 

「ああ、そういう――それにしてもイッセー君、いい体になったね。」

 

イッセーの半裸を熱の篭った視線でまじまじと見る木場にイッセーは危険を感じ、一歩引き下がる。

 

「や、やめろ!そんな熱が篭った眼で俺を見るなぁっ!!」

 

「そ、そんな、筋肉が付いたねって言いたかっただけなのに……。僕って肉が付きにくいから純粋に羨ましいだけだよ。ダイスケ君もなんだか前と違うし。まあ、今はちょっと気落ちしているみたいだけど。」

 

「……まぁな、ちょっと自分の至らなさに自己嫌悪をというかなんというか……ってなんだアレ!?」

 

ダイスケの視線の先にはゆらゆらと全身包帯ぐるぐる巻きで歩くミイラの姿があった。ちらりと見え隠れする青い髪でそれがゼノヴィアであるとすぐに気付けた。

 

「おー、イッセーと木場とダイスケか。」

 

「おー、じゃねぇよ、お前の登場のせいでシリアスな雰囲気消し飛んだぞおい。何がどうしてそうなったんだよ。」

 

「聞いてくれるかダイスケ。実は修行して怪我して包帯巻いて修行して怪我して包帯巻いて修行して怪我して包帯巻いて修行して怪我して包帯巻いていたらいつの間にかこんな風になっていてな。」

 

「いつの間にかもなにも予想された結果だよね、修行した結果がミイラってなんなんだよ。」

 

「失敬なイッセー、私は砂に埋もれて永久保存されるつもりはないぞ。」

 

「そういう意味じゃねぇよ!――でもゼノヴィアのオーラ、前より静かで厚みがあるっていうか……っていうか、木場とダイスケのオーラも濃くなっている気が……。」

 

あれ、これって修行の成果?と首を傾げるイッセー。そこへアーシアはその場にいる者たちの名を呼んで駆け寄ってくる。

 

「みなさーん!お久しぶりで……ってイッセーさん!?なんで上半身裸なんですか!?」

 

「見慣れてるからいいだろ?」

 

「見慣れてるとかの問題じゃないです!何か着る物をとってきますから!」

 

実際、家でイッセーの裸など見慣れているはずのアーシアが恥ずかしがって急いで引き返す。おそらく公衆の場で上半身裸であることが恥ずかしかったのだろう。アーシアが引き返した後、姿を現したのはイッセーが最も会いたかった人物、リアスである。

 

「外出組のみんな、お疲れ様。」

 

「部長ぉぉぉぉぉぉぉ会いたかったスぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

目にもとまらぬスピードでリアスの傍へ駆け寄るイッセー。それをリアスは愛おしそうに抱き寄せる。

 

「イッセー、逞しくなったわね……胸板が少し厚くなったかしら。」

 

久しぶりの感触に、興奮度はいきなりマックス大変身のイッセー。女っ気ゼロの殺伐とした生活を送っていたので感動もひとしおなのである。

 

「さあみんな、入って頂戴。身支度を整えたら修行の結果報告会をしましょう。」

 

イッセーとダイスケにとっては久しぶりの文明に触れる生活。だが、その安堵とは裏腹に片や禁手に至れず、片や小猫に会いづらいという理由で気が重くなってしまったのであった。

 

 

 

 

 

 

小猫とダイスケの距離が遠い中、イッセーの部屋にて報告会は開かれた。

禁手への未到達。イッセーにとっては情けない限りの結果ではあった。しかし、禁手という現象そのものが稀有のものである以上、致し方がないであろうというのがリアス並びに眷属たちの見解だった。

しかし、何より注目を浴びたのはイッセーとダイスケのサバイバル生活っぷりであった。ゼノヴィアや木場も野外で鍛錬をしていたものの、生活の拠点はグレモリー家の所有する山小屋やロッジであった。

とにかく二人の野生児っぷりにみんな引いた。

 

「あれ、俺屋根も布団も何もない、でかい葉っぱ一枚で寝てたんだけど……。」

 

「バカだな、お前。寝床は自分で作るものだぞ。木の枝と葉っぱでシェルター作ってさぁ。」

 

「いやいや、俺飲み水沸騰させて殺菌消毒してたよ?」

 

「情弱だな、水はミズゴケを絞るんだ。それか動物の血で代用が基本だろ。」

 

「それぐらいなら俺だって冥界産のウサギとかイノシシ解体したぜ?」

 

「勝った、俺ミノタウロス。気分的には殺した人間をさばく猟奇殺人者の気分だったよ。」

 

「残念、俺なんて元龍王のドラゴンに隕石クラスの威力の炎を吐かれ続けてひたすら逃げてましたー。」

 

「それだったら俺も毎日神滅具持ちに体切り刻まれてましたー。しかも時々切り落とされた腕自分でくっつけてたー。」

 

小学生のように互いに自慢するサバイバルの内容に、ただただ引いているグレモリー眷属+主たち。アザゼルなどは自分で指示しておいて引いているのだからひどい話だ。

 

「自分で指示しておいてなんだけど、お前らよく耐え続けたよな。ホント。イッセーなんて途中で逃げ出すだろうって予想してたんだが、よく山に順応できたよな。ダイスケもよく目標達成できたよ、ほんと。」

 

「えええええええええ!?そんな予想建ててたの!?必死になって俺サバイバルしてたのに!?」

 

「ちょっと待てオッサン、幾瀬さんは全部総督の想定内みたいなこと言ってたんだけどあれはなんだったんだよ。」

 

「だから驚いてるんだって。逞しすぎだぞお前ら。完全に想定の範囲外だ。」

 

「「よし、ちょっと表に出ろオッサン。」」

 

完全に今の言葉でトサカに来た二人。すでにアザゼルもオッサン呼ばわりである。

 

「大体出発の時点で俺は拉致されてるからね!?知ってるか?タンニーンのおっさんの手の掴まれ心地。命も掴まれてるって感じるから!」

 

「その前にお前は俺の拉致に関わってるだろ。罰があったんだよ。」

 

「なにか!?寝てる時も奇襲されるのが罰か!?お前みたいな回復能力のない俺が何度死にかけたか!ブレスが、山火事が襲ってくるんだぞぉぉぉ!!」

 

PTSDにでもなったのか、涙を流してイッセーは訴える。

 

「かわいそうなイッセー……さ、こっちに来なさい。耐えきったご褒美に抱きしめてあげるから。」

 

「部長ぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!」

 

リアスの胸に飛び込むイッセーは何とも幸せそうである。まるで怪我して泣いて親にあやされる子供である。

 

「だが、出発前よりもずいぶんと体ができてきている。この分ならいざ禁手に至ったって時にもだいぶ鎧を維持できるだろう。なんというか、もっと劇的な変化が必要だったんだろうな。ドラゴンと接することでそれが得られると思ったんだが。本当だったらもう一か月……。」

 

「無理!さらに一か月なんて俺は部長欠乏症で死ぬ!!」

 

子供のようにイッセーはリアスの胸の中でいやいやと首を振る。ほんとに子供か。

 

「本当に辛かったのね。あの山には名前がなかったけど、「イッセー山」と名付けましょう。」

 

「まあいい、報告会はこれで終了。明日はパーティだ。今日はもう解散するぞ。」

 

アザゼルの一言で報告会は終わりとなった。

 

 

 

 

 

 

五大龍王、という概念がある。

これは地母神ティアマト、西海龍王敖閨が息子玉龍(ウーロン)、世界蛇ミドガズムオルム、黄金龍君ファーブニル、黒邪の龍王ヴリトラの五匹の力あるドラゴンを指す。

本来は六大龍王であったが、タンニーンが悪魔に転生したため五大龍王となったのだ。「魔龍聖(ブレイズ・ミーティア・ドラドン)」とまで賞された誇りあるドラゴンがなぜ悪魔に転生したか。それには二つの理由があった。

一つはレーティングゲームで多くの実力者たちと戦うため、そしてもう一つが――

 

「ドラゴンアップルという果物があってな。そのためだ。」

 

イッセーとダイスケはタンニーンの頭上にてパーティー会場のホテルに向かう道すがら彼の話を聞いていた。彼の後ろには従者のドラゴンたちが十体連なり、グレモリー眷属と同行するシトリー眷属をその背に乗せている。

 

「その名の通りドラゴンが食す果実だが、ドラゴンの仲間にはこれしか受け付けないというものもいる。しかし、人間界の者は環境の激変で絶滅してしまった。もはや冥界にしか実らないものとなってしまったんだ。そこで俺は悪魔に転生すると決めた。」

 

「……なんでそこまでする必要が?」

 

「宝田大助よ、ドラゴンというものは暴力そのもの。悪魔にも堕天使にも忌み嫌われている。ドライグとアルビオンが神器に封印されたのがいい例だ。ただで果実を分け与えてくれるものではない。だから俺は悪魔となり、のし上がって上級悪魔となり、そして果実の木が生える区画を頂戴したのだ。上級悪魔以上となれば魔王から冥界の一部を領土とさせてくれる。そこに目を付けたのだ。」

 

「じゃあ、餓えかけたドラゴンたちはおっさんの領土に?」

 

「ああ、おかげで彼らは絶滅を免れることができた。それに人工的に栽培する方法も研究させている。特別な果実故困難だろうが、それでも未来につなげることができるのなら続けていくさ。」

 

淘汰されるはずだった種族のために、誇りを捨てて未来につなげたタンニーンに、イッセーは素直に感動していた。

 

「――いいドラゴンなんだな、おっさんは。」

 

「いいドラゴン?ガハハハハハ!そのように言われたのは初めてだ。しかも赤龍帝からの賛辞とは恐れ入る!しかしな、同族を守りたいと思うのは人間も悪魔もドラゴンもみな同じ。俺はそれに倣い、力なきドラゴンを救いたいと思ったにすぎんのだ。」

 

「ノブリス・オブリージュってやつか。」

 

ダイスケが言う。

 

「ひとくくりにすればそう言える。ただ、そこまで崇高なものじゃない。お前たちの心のどこかにもあるものだ。」

 

しかし、イッセーは首を横に振る。

 

「いや、それでもすごいよ。俺はただ、やみくもに上級悪魔になってハーレム眷属を作りたいって思っているだけだ。」

 

「俺もだ。俺が強くなりたいのはただ、守れる者を守りたいって考えてるだけで、未来の行く末なんて考えていない。だから俺は小猫のやつにも……。」

 

「ダイスケ……。」

 

イッセーがダイスケの方を何か言いたげに見る。しかし、かける言葉が思いつかない。そこへ口を開いたのはタンニーンであった。

 

「いや、若いうちはそれでいい。雄であれば雌や富を求めるのは必定。己の場を守ろうとするのも本能だ。それが動く原動力となるのならばそれでいいではないか。しかしな、兵藤一誠、宝田大助。二人ともそこを最終目標にするのはもったいないぞ。強くなれば雌も寄ってくるし、守りたいものを守ることも自然とできる。問題はそのあとだ。」

 

タンニーンは続ける。

 

「それにな、宝田大助。誰もみな救おうとするのには個人では限界がある。救いの手をはねのける者もいるだろう。だが、無理にみな救う必要はないのだ。隣に信頼できる、同じ道をゆく者がいるのなら、その者が救ってくれると信じてみろ。適材適所、というには語弊があるかもしれんが、若いお前は、お前にできることをがんばればいいのだ。……若いお前たちにはまだわからんかもしれんがな。」

 

その言葉を聞いた二人はお互いに顔を合わせる。最初に切り出したのはダイスケだった。

 

「なあ、イッセー。前にも言いかけてたけど、小猫のこと、お前に託したい。あいつには、お前に真っ直ぐさが必要だ。アザゼル先生から朱乃さんのことも頼まれているらしいけど、お前には小猫の傍にいてやってほしいんだ……頼む。」

 

「……ああ、これでもハーレム王目指してるんだ。俺の男の甲斐性、見せてやるぜ。」

 

「いまだに一線を越えられないヘタレだけどな。」

 

「それを言うなっつーの!」

 

互いに笑いあう。そして、共に思う。

イッセーは冥界に来てから様々な目標を持つ悪魔に出会った。ゲームでの優勝を目指すリアス、魔王を志すサイラオーグ、同族を救おうとするタンニーン。そして、出立前に聞いた匙の教師になりたいという夢。

どうやら匙はソーナの夢の手伝いをしたいらしく、そして共に教育に従事していた両親の影響もあって教師を目指すことにしたらしい。

誰もが、立派な目標を持っている。もちろん、イッセーの目標は上級悪魔となってハーレム眷属を作ることだが、それ以外にできることがないか、真剣に考えようと誓っていた。

ダイスケも、匙の話は聞いていた。転生前の少々やんちゃだったらしい彼の前評判は耳にしていたが、変われば変わるものである。自分ができる、「次につなげられるようなこと」とはなにか。それを考えながらも二人はタンニーンとの談笑し、いつの間にか会場に到着していた。

 

 

 

 

 

 

パーティー会場となるホテルは、グレモリー領の森の中にぽつりと建っていた。しかし、照明などで非常に目立っている。タンニーンは隣接する競技場に着陸すると、グレモリー眷属と便乗したシトリー眷属を降ろした

 

「俺は大型悪魔用の会場に移動する。上流社会の空気、感じてこい。」

 

「うん、おっさんありがとう!!」

 

「ここまでありがとう、タンニーン。」

 

「いろいろとサンキューな。おっさん。」

 

イッセーとリアスとダイスケがそれぞれに礼を告げると、タンニーンたちはその巨体を翻して飛び去って行った。

タンニーンと別れた一行は、迎えに来ていた従業員たちに案内され、リムジンに乗車する。その時、ダイスケはあえて小猫と同じ列に座った。

 

「……なんですか。」

 

いままで距離をとっていたのが急に隣に座ったのである。小猫の不信感は当然のものであった。

 

「許してくれとは言わない。ただ、聞いてほしい。」

 

小猫は視線をそらすが、ダイスケは構わずに続ける。

 

「俺はこの前言ったこと、撤回するつもりはない。これがお前のためになるって信じているからだ。でも、お前がつらいなら、取り下げる。その代り、俺はお前に何もできなくなる。」

 

「――っ、だったら。」

 

「ああ、俺はここで引っ込む。でも、ただでとは言わない。アフターケアぐらいはするつもりだ。お前からしたらいやなアフターケアになるかもしれないけれど、だけど、効果は保証する。きっと、お前にとって最良の道が開けるはずだ。それだけ、言いに来た。」

 

そして、二人の間に会場に到着するまでの間ずっと沈黙が流れていた。やがてリムジンは会場に到着し、小猫は先に逃げるように降車する。ダイスケは後に続くに車を降り、大量の従業員に出迎えられてロビーに入る。フロントでは朱乃が確認をとり、全員がエレベーターに乗る。

 

「最上階にある大フロアが会場みたいね。イッセーもダイスケも、各御家の方々に声をかけられたらちゃんと挨拶するのよ?」

 

「は、はい部長。それはそうと、今日のこのパーティーは、魔王様が若手悪魔のためにわざわざ催されたんですか?」

 

「建前はね。でも私たちが会場入りしても大して盛り上がらないわ。実際は毎度恒例の行事なのよ、これは。その都度理由をつけて行われる各御家同士の交流会みたいなものね。」

 

「その実は?」

 

ダイスケが尋ねる。

 

「お父様たちのお楽しみ会よ。どうせ、四・五次会まで近くの施設に予約を入れているわ。お父様とお母様が別行動で会場入りしてるのがいい証拠よ。私たちよりも先に入って、出来上がっているでしょうね。社交界云々は抜きで羽目を外せる数少ない機会なの。」

 

呆れた様子で愚痴をこぼすリアスに、事情を知って苦笑する朱乃たち。つまりは政治的な場ではなく純粋な交流会なのでそこまで気張る必要はないということだ。しかし、それでもマナーや礼儀作法というものはついて回る。

 

「おい、イッセー、お前大丈夫か?おれはこれでも母方のじいちゃんの付き添いで経験があるからいいけど。」

 

「大丈夫だダイスケ。そのあたり部長のお母様にみっちり仕込んでもらってる。」

 

エレベーターも到着し、一歩出るとすぐに会場であった。

 

『おおっ』

 

全員の視線がリアスに集中する。

 

「リアス姫、ますますお美しくなられて……。」

 

「サーゼクス様もさぞご自慢でしょうな。」

 

リアス本人は「誰も気に留めない」とは言ったが、この盛り上がりようである。しかし、そこでなぜかイッセーがにやける。

 

「……なんでお前がにやけてんの?」

 

「いやぁ、こんなに注目を集める人のおっぱいを俺は揉んだってなぁ。」

 

「この場じゃなかったら張り倒してるわ。」

 

みんなの憧れの人物の秘密を自分は知っている、的な優越感なのだろう。しかもそれが胸の話なのだから非常にイッセーらしい。

 

「さぁ、あいさつ回りするわよ。気を引き締めなさい、イッセー。」

 

「は、はい。」

 

こうしてイッセーの社交界デビューが始まった。

 

 

 

 

 

 

「存外に……疲れる。」

 

イッセーとダイスケとアーシア、そしてギャスパーはあいさつ回りを終えてフロアの端にあるテーブル席を占拠していた。体を動かさないとはいっても、気疲れはする。そのせいでほぼ全員グロッキーであった。

 

「ダイスケ……お前、経験あるって言ってたけどよくそんな涼しい顔でいられるな。」

 

みな学生ということでドレスやタキシードではなく、着慣れた制服に参加の証の腕章を付けた格好だといっても環境が環境だ。この状況でも疲れていないダイスケがイッセーには不思議だった。

 

「結構小さい時からだったもんな。今でも時々来いって呼ばれるし。」

 

他の慣れている者たちはというと、リアスと朱乃は知り合いらしい女性悪魔たちと談話し、木場はここでもモテるらしく女性悪魔たちに囲まれていた。

 

「まあ、モテっぷりって言ったらアーシアも相当だったけどな。」

 

「モテるって、そんな……。」

 

事実、相当な数の男性悪魔がアーシアに“個人的に”挨拶していたのだ。その御陰で余計に気疲れしたともいえるが。

そんな疲れた一同のもとへゼノヴィアが大量の料理と飲み物を持ってやってきた。

 

「悪いな。」

 

「なに、このくらい。ほら、アーシアも食えはせずとも飲み物くらいは口をつけておいた方がいい。」

 

「ありがとうございます、ゼノヴィアさん。私、慣れてないものだから本当にもうクタクタで……。」

 

そう言ってアーシアはグラスに口をつける。それを合図に各自料理に手を付け始めたが、ダイスケが何かに気付いて立ち上がり、人ごみの中に紛れていってしまう。ややあって「ちょ、お止めになって!」という女の子の声とともにダイスケが誰かを引き連れてやってきた。

 

「イッセー、お前にお客さんだ。」

 

「な!?べ、べつに赤龍帝に用などありませんわ!」

 

「嘘つけ、ジーと見てたの見てたんだぞ。」

 

「うっ……気付いていましたのね。」

 

ダイスケが背中を多して連れてきた少女に、イッセーはどこか見覚えがあった。そして、すぐに思い出す。

 

「ああ、焼き鳥野郎の妹か。」

 

「し、失礼な!レイヴェル・フェニックスですわ!」

 

その少女はライザー・フェニックスの妹、レイヴェルであった。

 

「なーんか積もる話もあるみたいだし、俺はアガレスさん探してガンダム談話でもしてくるわ。じゃ、ゆっくり話してこいや。」

 

「き、気が利きますのね……ありがとう。」

 

そうしてゼノヴィアが持ってきた料理に手もつけず、ダイスケは席から離れていく。

ダイスケは気付いていた。どうもこのレイヴェル、イッセーが気になっていると。人ごみの中からじっとイッセーを見つめていたことから分析した結論である。思えばライザーとの一件の後、イッセーとのあいだで何かやり取りしていたがその直後のレイヴェルのイッセーを見る目が一瞬のうちに変わっていた。

ああ、こりゃああの時の啖呵で落ちたな、と結論付けたダイスケはそのまま連れてきた、ということだ。そうでなくとも、ここで上級悪魔と友好関係を広めておけば後々イッセーのためにもなるだろうし、馬に蹴られたくもないのでその場を後にしたとういことだ。

人ごみの中、ダイスケは話し相手のシーグヴァイラを探すが、あるものが足元をすり抜けるのに気が付く。何か、探してみてみれば、それは一匹の黒猫であった。誰かが持ち込んだペットか、とも思ったが、まさか食事も出る場でそのようなものを持ち込む非常識者はいないだろう。では純粋に野良猫か、とも考えたがホテルの従業員や警備の悪魔が誰かしらここまで来る前に気付いて追い返しそうなものだ。

つまり、何かがおかしい。

そう思っていると、ダイスケの背中に誰かがぶつかってきた。

 

「あっ――」

 

それは、小猫であった。

 

「ごめんなさい、急いでるので。」

 

「あ、おい!」

 

そう言って小猫は人ごみを縫うように走っていく。まるで、あの黒猫を追っているように見える。やがて小猫はエレベーターに乗り、そのまま下へ降りて行った。

違和感がある黒猫を追って、小猫が降りていく。あまりにもおかしい。後を追おうとしてエレベーターのボタンを押そうとすると、リアスとイッセーにかち合った。

 

「二人とも、なんで?」

 

「イッセーが何か急いでたから。何かあったの、イッセー?」

 

「いや、小猫ちゃんが何かを追って急いでて……それで何かおかしいなって。」

 

「あいつは黒猫を追ってた。なんでここに猫が紛れ込んだのかわかんねぇし、何かおかしい。血相変えていきやがった。」

 

「気になるわね。一緒に追いましょう。」

 

そう言って、リアスはエレベーターのボタンを押す。

 

「でも、よく俺がエレベーターに乗ろうとしてたのに気が付きましたね?」

 

イッセーの問いに、リアスはにっこりと笑って言った。

 

「だって、いつもあなたのことを見てるもの。」

 

「はいはい、惚気はいいから。いそがねぇと見失うぞ。」

 

そう言って三人はエレベーターに乗り込み、小猫が降りたであろう一階のボタンを押した。降りた後、従業員や警備の悪魔に小猫の特徴を話してどこに行ったか見なかったかと手分けして問うと、あるホテル従業員が外へ走って行ったと答えたのでリアスは急いで使い魔のコウモリを飛ばし、偵察に行かせる。

コウモリが戻ってくるまで玄関ホール前の噴水前で三人は待つ。

 

「……黒猫。どうも嫌な予感がするわ。」

 

「部長、何か心当たりでもあるんですか?」

 

「ええ、でも当たっていないことを願うわ。」

 

ややあって、蝙蝠がリアスのもとに返ってくる。

 

「見つけたのね。――森?中に入って行ったのね?」

 

急いて三人はコウモリの先導のもと、漆黒の森の中を駆ける。しばらくして小猫が森の開けた場所で周囲をきょろきょろと見渡し、何かを探している姿を見つけた。一旦様子を見るため、三人は木陰に身をひそめる。

すると、森の中から不意に女の声が聞こえてきた。

 

「久しぶりじゃない?」

 

音も立てずに現れたその女は着崩した和装で、その頭には特徴的な猫の耳が生えている。

 

「――ッ!……あなたは。」

 

小猫は驚いた表情で、そしてひどく怯え震えている。

 

「ハロー、白音。お姉ちゃんよ。」

 

小猫を白音と呼ぶということは、リアスによってつけられた「小猫」という名を知らないか使わない人物、つまり、以前の小猫を知っている人物であろうということだ。

 

「黒歌姉さま……!」

 

小猫がその女の名を絞り出すように言う。小猫の姉、すなわちこの黒歌と呼ばれたこの女が件の主殺しのはぐれ悪魔ということになる。その女の足元には、一匹の黒猫がすり寄ってくる。

 

「会場に紛れ込ませたこの黒猫一匹でここまで来てくれるなんて、お姉ちゃん感激だにゃー。」

 

「いったい何のつもりですか?」

 

小猫の声には怒気が含まれていたが、黒歌は笑うだけだ。

 

「やーん、怖い顔しないで。ちょっとした野暮用よ。悪魔さんたちがここでどんちゃん騒ぎやるっていうじゃない?だからぁ、ひょっとしたら白音も来てるのかなって思っただけにゃん♪」

 

文字通り猫かぶりしているが、相手は一級のはぐれ悪魔である。油断はできない……と思っていたらイッセーが思いっきり鼻の下を伸ばしていたのだダイスケはとりあえず一発頭をはたいておく。そして追撃とばかりにリアスはイッセーの頬を思い切り抓っていた。

 

「黒歌、この娘っこはグレモリー眷属のかい?」

 

今度は男の声。ダイスケに聞き覚えはなかっただ、イッセーは覚えていた。三大勢力の会議襲撃の際、ヴァーリとともに行方をくらませた孫悟空の子孫、美猴である。ここにいる、ということはパーティーをテロの標的にしているということか。イッセーから話を聞いていたダイスケは一気に緊張する。

すると、ふいに美猴の視線が三人が隠れている方に注がれる。

 

「そこの三人、隠れたって気配を消したって無駄無駄だぜぃ。俺っちや黒歌みたいに仙術をかじっていれば、気の流れのほんの少しの変化で分かっちまうんだぜぃ」

 

ばれている、ということはもう隠れる必要もない。意を決して三人は躍り出る。

 

「イッセー先輩、ダイスケ先輩、部長……!」

 

「よう、クソ猿さん。ヴァーリの奴は元気かよ?」

 

「へへっ、まあな――お、そっちはあの時より多少は強くなったらしいじゃねぇかい。そっちの方の兄ちゃんも大分いけるクチだな。」

 

まるで一目見ただけで相手の実力を測ったかのような美猴に、イッセーは怪訝な表情になる。

 

「言ったろ?仙術だって。仙術ってのは魔力や魔法とは違ってそのものの生命力を練ったチャクラってものが根本だ。直接的な破壊力は天使の光や悪魔の魔力には劣るが、気やオーラを探知するのにすぐれてるのさ。」

 

「しかも探知するだけじゃなくて自分や他者の気の流れを操ってどうこうしちゃうことも可能にゃん。直接生命に打撃を与えちゃえば、魔力や魔術の対処法とは違うし、使い手も少ないうえに生命の乱れを正す方法も限られるからやられた方は対外いちころにゃん♪」

 

探知能力に長けているうえに生命そのものを指先ひとつで左右できる。その仙術の汎用性の高さと威力に畏怖する三人。だが、問題はそんな厄介な術を扱える二人がなぜここにいるのか、ということだ。

 

「で、お前らなんだ、その仙術使ってテロか?」

 

ダイスケが単刀直入に尋ねる。が、やはり二人は余裕そうに笑むだけだ。

 

「テロリストのやることがテロだけって決めつけないでくれって。俺っちたちは非番さね。冥界で待機命令が出てるだけだってのにそこの黒歌がパーティー会場に見学だっつって付き合わされてるだけなのよ、OK?」

 

無駄に話してくれたが、どうやら嘘ではないらしい。

 

「でさ、美猴。この子誰?」

 

そう言って黒歌はイッセーを指さす。

 

「赤龍帝。」

 

その美猴の言葉を聞き、黒歌は目を丸くする。

 

「マジ?へー、この子がヴァーリを退けたおっぱい好きの現赤龍帝なのね。」

 

最悪の情報の伝わり方である。こういう風に仲間に伝わっているということは、禍の団全体でそういう認識をされているということだ。あまりの酷さに顔を覆うダイスケとリアス。

しかし、そんなことはどうでもいいといわんばかりに美猴はあくびをしながら言う。

 

「黒歌よ、帰ろうや。どうせ俺っちたちはあのパーティーには参加できないんだし、ここにいても無駄さね。」

 

「そうね、もう帰っちゃおうかしら。ただ、白音は頂いていくにゃん♪あの時一緒に連れて行ってあげれなかったからね♪」

 

「おいおい、勝手につれてきたらヴァーリの奴、怒るかもだぜ?」

 

「この子にも私と同じ力があるってわかったら、オーフィスもヴァーリも納得するにゃん。」

 

「いや、そりゃそうかもしれんけどさ。」

 

連れ帰る、という言葉を聞いた時、小猫はその身を震わせた。怯えたのだ。それに気づいたイッセーは一歩前に出る。

 

「この子はリアス・グレモリーの眷属で、俺たちの仲間だ。連れて行かせない。」

 

決意ある一言であったが、二人の余裕な態度は崩れない。

 

「いやいや、勇ましいと思うけどねぃ。さすがに俺っちと黒歌相手にできんでしょ?今回はその娘もらえればソッコーで立ち去るんで、それで良しとしようやな?」

 

それでも引き下らないのが眷属への慈愛溢れるグレモリー家に生まれたリアスである。

 

「この子は私の眷属よ。指一本でも触れさせないわ」

 

「あらあらあらあら、何を言っているのかにゃ?それは私の妹。私にはかわいがる権利があるわ。上級悪魔さまにはあげないわよ。」

 

空中でぶつかるリアスと黒歌の視線。火花を散らすかのような激しいさっきのぶつけ合いだったが、不意に黒歌は笑みを見せ、残酷に宣言する。

 

「もー、めんどっちいから殺すにゃん♪」

 

その瞬間――周囲の空間が歪んだように感じられた。

 

「……黒歌、あなた、仙術、妖術、魔力だけじゃなく、空間を操る術まで覚えたのね?」

 

リアスは苦虫を噛んだ表情で言う。

 

「時間はさすがに無理だけどねー。結界を作る術の応用だから覚えるのは結構簡単だったにゃ。この森一帯の空間を結界で覆って外界から遮断したにゃん。だから、ここでど派手なことをしても外には漏れないし、外から悪魔が入ってくることもない。あなたたちは私たちにここでころころ殺されてグッバイにゃ♪」

 

ただでさえ人目のつかない場所の上、黒歌の術によって完全に遮蔽されてしまったことにより応援を呼ぶこともできない。いや、助けを呼んだとしても最上級悪魔クラスと呼ばれる黒歌である。増援も無駄であろう。

しかし――

 

「リアス嬢と二人がこの森に入った聞いて来てみればこのような事になるとはな。」

 

「タンニーンのおっさん!」

 

どうやら結界の範囲内に三人を追って偶然閉じ込められてしまったらしい。しかし、偶然とはいえこれは嬉しい増援だ。

 

「なるほど、どうやら宴にはふさわしくない輩が紛れ込んだらしいな。」

 

そう言って、タンニーンは眼下の二人組を睨みつける。しかし、それにも動じない。

 

「おうおうおう、ありゃあ元龍王のタンニーンじゃねえかよ!?まいったね、こうなったらやるっきゃねぇって!!」

 

「お猿さんはうれしそうねー。ま、私たちで龍王クラスの首二つ持ちかえればオーフィスも認めてくれるでしょ。」

 

怯むどころか歓喜して戦闘態勢に入る美猴に、さらに殺気を強くする黒歌。

 

「筋斗雲!」

 

美猴の足元に金色の雲が生まれ、一瞬で天高く飛び上がる。そのまま手にした如意棒でタンニーンを突こうとするが――

 

「……俺のカウント、忘れてないか?」

 

脚力だけで飛び上がったダイスケが美猴の足をつかみ、そのまま地面に叩きつける。

盛大な土埃と振動をたてて墜落した美猴は、口の端から流れる血の雫をぬぐいながら言う。

 

「……忘れてたぜぃ。こいつ、獣具の持ち主、それも危険人物と噂の奴だ。」

 

「あちゃー、コカビエルを追い詰めたっていう?獣具使いには気をつけろってヴァーリも言ってたしここは――」

 

引くのか、とダイスケは思ったが、何やら様子が違う。

 

「用心棒さーん、いらっしゃーい!」

 

森の中から何かが高速でこちらへ向けて突っ込んでくる。銀色をしたそれは、黒歌の傍に着地した。

そのシルエットは以前見たそれとはほぼ変わらないものの、装甲の一部がダイスケの熱線を受け流しやすくなるように傾斜装甲となっている。この短い間に改良されたのだ。

 

「ターゲット確認、これより、戦闘に突入する。」

 

そう、メカゴジラが再び現れたのである。




GMの逆襲だとビルドファイターズになります。
チタノザウルスは出てきませんが、それはまた別の機会に。
なお、感想などもお待ちしております。ただ、メンタルが非常に弱いのできついことを言われると「BANGBANG CRITICAL FIRE!」になりますのでご勘弁を。
それではまた次回。いつになるかは分かりません!!!
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