デート・ア・ライブの世界に迷い込んだ魔導士!   作:@ファイブズ

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11.5巻が欲しいだけに雑誌を買ってしまった自分はもう重症なんだろうか?


2

「で、ラタトクス機関や『精霊』について知りたいんだが?」

 

折檻を無事?に切り抜け、頭包帯人間状態の俺は、艦の中にある医務室で琴里に質問した。

 

「確かに、さっき戦ったASTも言っていたね」

 

琴里曰く、戦闘中の俺達はその『精霊』に似ていたと言った。

 

「そうね、精霊は隣界に存在されるとする特殊災害指定生命体の事」

「特殊災害指定生命体?」

「アンタ達がこの世界に来た時の次元震?とか言う現象みたいなものよ。此方では空間震って言うわ」

 

成る程、次元震と空間震は、性質的には同じものか。

 

「発生原因や存在理由が不明な上、この世界に来る度に空間震が起きて被害は甚大、更に戦闘力はASTなんか目じゃない位強いお陰で良くて撃退と言う名の逃走、悪くて全滅するわ」

 

「つまり、手に負えないと」

「では、ラタトクス機関は何をしているんだい?」

「あの契約書の通り、精霊を攻略して無力化よ」

 

・・・はい?

 

「つまり、対話して無力化するのよ」

「そんな事出来るのか?」

「ええ、確実に可能よ」

 

但しと琴里は言葉を続ける。

 

「まだ、準備中で時期が来たら始まるわ」

 

実質まだ、出来る状態では無いのか…だが

 

(・・・翔真)

(ああ)

 

「五河琴里」

「何かしら?」

 

分からない事だらけの精霊について詳し過ぎる上に、陸自ですら出来て無いのにそれ以外の方法で、尚且つ確実と来た。絶対何か隠している。

 

「やたら精霊に詳しいな?まるで自分が精霊で更に無力化されみたいに」

                  ・・ 

 

カマを掛けてみて様子を見る。

琴里は・・・

 

「・・・」

 

腕を組んだまま、無言で此方を見ている。

 

「無言は肯定とみていいかい?」

「そうよ、私は精霊よ。だけど、霊力を封印された元精霊よ」

 

元精霊か・・・

だか、封印ってどういう事だ?

 

「霊力を封印する力を持った人がいて、私は彼に封印されたのよ」

 

彼って事は男か?経緯は不明だか、そんな力を持った人が陸自ですら敵わない力を持った彼女を封印したとは驚きだな。

 

「じゃあ、何で今は封印されていないんだ?」

「それは時期がまだ早いからよ。此処のクルーですらまだ詳細は知らないんだから。まあ、時期が来たら話すわ、そこまで先じゃないんだし」

 

 ・・・それだけ極秘事項って事か。

 だが、期限は近い内ってか。

 

そこで、医務室の扉が開き、軍服を着た女性が立っていた。

全体的にスタイルは良いが目の下に隈を作り、胸元のポケットにクマのヌイグルミが陣取っている。

彼女が部屋に入ろうとして・・・倒れたって

 

「えっ!」

「ちょっ!マジか!」

 

慌ててベットから起き、彼女の所へ駆け寄った。

そして、起こそうとしたらムクリと彼女は何もなかったかの様に起き上がる。

 

「ちょっと、アンタ大丈夫か!」

「・・・問題ない」

 

「だが!」

「・・・問題ない」

 

 多少フラッとしているが、起き上がると彼女は俺達の横を通り、琴里の横へ移動する。

 

「・・・村雨玲音だ、ここで解析官をしている。よろしく頼む」

 

 そして、本当に何もなかったの如く、普通に自己紹介を始めた。

 

「いや、そんな普通に挨拶されても・・・何で倒れたんだい?」

「・・・寝不足でね、なかなか寝付けないんだ」

「どれ位寝不足なんだ?」

 

 俺の質問に対し、玲音さんはスッと指を三本立てた。つまり・・・

 

「三日か?確かに辛いよな。俺も友達とゲームで貫徹したがそれでも・・・」

「・・・いや、三十年だ」

 

「「予想の遥か彼方だった‼」」

 

 三十年って何だよ!どんだけ寝てねーんだよ!

 人生の殆どを寝ずに過ごしてんぞ!!

 

「玲音については深く突っ込まない方が良いわよ」

 

 やれやれって感じで琴里が言うが無視できねーぞ、ギネスもんだろ。

 

「玲音の方は終わったかしら」

「・・・ああ、住民票や転入手続き諸々、手配して貰った。後は」

「ええ、分かっているわ。その件に関しては家で預かるから」

「どう言う事だ?」

 

 なんか、勝手に話が進んでいるけど、何が決まったんだ?

 

「喜びなさい、アンタ達は私の家、五河家でしばらく面倒見てあげるから。そして、翔真は四月から来禅高校に通って貰うから」

 

「はぁ!」

 

 ・・・色々あり過ぎてもう叫ぶしかなっかった。

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