デート・ア・ライブの世界に迷い込んだ魔導士!   作:@ファイブズ

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 2年4組教室内・・・ 士道目線

 

 

「どんな奴なんだ!女子か?男子か?」

「美少女ならバッチ来いだ!」

 

 男子達はまだ女子とは決まって無いのに期待してるし・・・

 

「かっこいい人かな?」

「怖くない人だといいけど・・・」

「ぐフフ、グ腐腐腐腐・・・五河君の新しいカップリング」

 

 ゾゾゾゾ~ッ!

 

 背筋に嫌な寒気を感じる。お前か!『腐女子が選んだベストカップル』を主催した奴は!

 

 そんな感じで、皆がギャーギャー騒いでいると、ドアが開いて見知った奴が入って来た。

 殿町位の背丈に黒髪短髪、引き締まった体躯の男子だ。

 クラスメイトの反応も、存念そうだったり、驚きの声だったりと様々だ。

 

「それでは、海外から帰国し、今日から編入する事になった、上条翔真君です」

「上条翔真だ。趣味は読書(戦術書)や運動(戦闘訓練)、得意な事は全般だ。海外から帰国したばっかりでこの辺りの地理には疎いから、お勧めや穴場があったら教えてくれるとありがたい。これからよろしく」

 

 辺りから拍手が上がる。まあ、このクラスのメンツを見る限りノリのいい奴らが多いし、翔真も何とかやって行けるだろう。

 

 ・・・翔真目線

 

「それでは、上条君は鳶一さんの隣へ座ってください。窓側から二列目の席です」

「分かりました。窓側から2列・・・あっ」

「っ!」

 

 おいおいおいおいおいおいおぃぃぃぃぃ!

 なんで、あの時の少女(鳶一さん)が居るの!しかも心なしか眉の端が釣り上がった気がするんだけど!

 

「あの~上条君?どうしましたか?」

 

 岡峰先生先生に呼ばれてハッと我に返る。

 

「いえ、何も・・・強いて言うなら、居候先の士道の前の席だなっと思いまして」

 

 そう言って、ササッと席に着く。

 

 それから3時間後・・・、俺はゲッソリとしていた。

 そりゃ、3時間ぶっ通しで殺気を真横から浴びれは精神的に疲れますよ、ハイ。

 この三時間でちょくちょく質問を受けては答えていたけど、すぐに逃げて行ったからな。殺気で。

 

「お~い、五河ー上条ーどうせ暇なら飯いかねー?上条の歓迎会も兼ねてさ」

 

 始業式を終え、帰り支度を済ませた生徒たちが教室を出て行く中、士道の親友?の殿町が話しかけて来た。

 

「悪い。今日は先約があるんだ」

「俺は大丈夫だが、ちょっと遅れるぞ」

「なぬ?女か」

「あー、まあ・・・・・・一応」

「編入手続きの関係で呼び出しだ」

「翔真はともかく、士道は琴里ちゃんか?」

「ああ、一緒にファミレス行く予定なんだ。殿町も来るか?」

 

 士道が殿町を誘っている間にスッと気配を消して教室から出てある場所へ行く。

 

「こんな場所に呼び出して何の様だ鳶一さん?」

 

休み時間中、士道達とトイレに行っていた間に机の引き出しに入れられていた小さな紙切れ。

内容はこの時間に体育倉庫裏へ来いと言うあり来たりな誘い方だったが…普通の野郎共ならもしかしたらで来るかもしれない所、俺は誘った人が人なので警戒心MAXで来た。

 

 

「単刀直入で聞く。上条翔真、貴方は何者?」

「…それは俺の所属についてか?それとも人間かどうか?って事か?」

「その両方。貴方は確かに私に背中を切り裂かれていたはず。なのにどうして生きているの?」

 

しまったな…そっちで来るか。

流石に他の精霊に治して貰ったなんて言ったら絶対に突っかかって来るし。

 

「あ~最初の質問から返したいが、これから話す内容は出来ればあの日下部二等陸尉とかいう人除いて喋るなよ?」

「…分かった。その代わり答えて」

 

あの目なら大丈夫そうだな。表情の変化は乏しいが目に嘘偽りは無いしな。

 

「時空管理局 地上本部 特務部隊 部隊長上条翔真三等陸佐 時空間を移動出来るか、魔法文明がある世界の管理をする司法組織に所属しているオールレンジ型空戦魔導師だ」

「オールレンジ型空戦魔導師とは?」

「近接戦闘から遠距離戦闘、支援に治療と何でも出来る魔導師で、更に飛行魔法で空も飛べるタイプだ。かなり数は少なく俺と幼馴染みの2人位しか居ない」

 

まぁ、夜天の書を持つはやてと白天の書を持つ俺しか出来ないからな。

 

「最後に1つ、何故この世界に来たの?」

「第128管理外世界…所謂無人世界なんだが、そこである日突然地面に巨大なクレーターが出来た。」

「クレーター?」

 

クレーターが何なの?って言いたげな顔の鳶一だが続ける。

 

「俺達の世界の次元震とは性質が違ったから上司に調査しろと任務を与えたもんで調査に行ったら…」

「この世界に?」

「ああ、また次元震らしいのが発生した際に黒い人影を見かけてな」

「追いかけたらここに来た?」

「そういう事だ。俺の任務はこの世界で言う空間震の原因の究明と解決。それまで例え救援が来ても帰るつもりは無い」

 

これは俺の意思でもあり決意でもある。絶対に無理な任務でも成功率が0%で無い限り、その可能性へ突き進む。0だとしても、新たな1を見付ければいい。つまり、俺に諦めると言う言葉は無い。

 

暴論だけど、状況が常に変化し続ける戦場では0になる事は無い、何かしらの要因が次々に発生するから。

 

「けど、相手は精霊。殺すのはは難しい」

「そう、だから俺は…『ピーピーピー』何だ?」

 

突如として、音がなる。

鳶一がポケットから端末を取り出すと画面に目を向ける。

 

「精霊が現れた。じゃあ」

 

そう言って鳶一は走り去っていく。

すると、学校所か町中から緊急サイレンとアナウンスが響く。

 

すると、俺の体に浮遊感を感じると目の前の景色が変わり、フラクシナスのブリッジになる。

 

「無事に転送されたみたいね」

 

艦長席に座り足を組んだ琴里がチュッパチャプスを咥えながら俺を見下ろす。

 

「状況は?」

 

俺が聞き返すと、ブリッジクルーの1人が答える。

 

「天宮市に空間震警報が発令、もう時期空間震が発生する所です」

「AST、震源周辺への展開を確認」

「そうそう、円卓会議から許可が降りたわよ……11:50時を以て作戦を開始するわよ!」

 

琴里がそう号令するとブリッジのモニターの映像を切り替えると、そこには制服姿で気絶している士道が映っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっと後半は駆け足進行になっちゃいました。
しょうがないよね!だって腹減ったし!
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