運命   作:永遠の二番煎じ

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選択3

ニーナ「自分の任務を全うするよ。あんたの分まであたしが汚れ仕事してやるよ。それがあたしを貫くってことかな。でもその分雑用やってね」

俺「お前がそう決めたなら俺はなにも言えないな。」

彼女とは性別を超えた深い絆が生まれ、以降俺は貴族や先輩方からの怒られ役になった。・・・・・回想終了。

 

「なんでだよ、なんでお前が殺しに来たんだよ。」

ノーランド「なんか、言ったか。」

マスカット銃を撃ち続けるノーランド。

ノーランド「くそ、このままじゃあ追いつかれるぞ。」

次第に近づいてくるニーナにあせるノーランド。

 

俺「お前は全部知ってたのか、ノーランドが投獄されていたことも、ピクシスやマイクに拷問して殺しかけていたのも、なのに俺をほっとけば二人を処刑していたのに。なんであの時はなしかけ説得させたんだ?なんでお前は俺を止めてお前が殺しにきているんだ?俺を綺麗な手のまま自分の手で殺したいからか?それがお前の貫いた選択か?だったら俺のを貫いてやるよ。そんな残酷な選択俺が止めてやるよ。」

ノーランド「ジャック、半年足らずの牢獄でここまで蝕まれていたとは。俺がお前の代わりにあの憲兵を仕留めてやるよ。」

ノーランドは俺が狂っていると思ったようだ。

 

ジャックがマスカット銃二丁を取った。

ジャックはローゼ南西支部で一番銃の使い方が上手かった。

ジャックは銃の怖さを知っているゆえに彼は正確な射撃ができるのである。

ジャックは銃を両脇に抱え構えた。

 

ノーランド「もう少しでウォール・ローゼだ逃げ切れるぞ。」

ノーランドは看板(あと一キロでローゼ)を見て撃つのをやめた。

ジャック「彼女はここで勝負をかけてくる。今撃たなければ殺されてしまう。」

ノーランド「人の心配してる場合かよ!」

すると憲兵は馬車の中に斬りにかかった。

キュインーーーーと立体起動装置が鳴る。

そしてジャックは二丁を同時に撃ち、憲兵の持っていた両方のブレードを撃ち壊した、そして、馬車にズズズズズーーーと転がり込み、気絶した。

ジャックは間違いなくニーナだと確認した。

 

ノーランド「早く放り出せ!危ないぞ。」

ジャック「いや手と足を縛る。一応捕虜にする。」

ノーランド「分かったよ、俺の英雄ジャック様。」

ノーランドは驚き、あきれて言った。

 

シーナ住宅街では・・・

ケニーは街道で憲兵四十人に囲まれ、拘束された。

そして護送用馬車に乗せられた。

ケニー「俺はいつ処刑だ?本物の憲兵さん。」

憲兵「君は憲兵中央会議所に送られる。」

ケニー「事の当日に裁判か、そりゃそうだな。兵団トップをあの世におくったもんな。」

憲兵「ついたぞ。」

ケニーは降ろされ、憲兵たちに会議所に連れられて行った。

 

本部長「君がケニー・アッカ―マンかね?重罪人二人を助けるために来たんじゃないんだろ?」

ケニー「なにが言いたいお偉いさん?」

本部長「失礼、私は全兵団統括本部長だ。君には中央憲兵団に入ってもらう。」

ケニー「ピクシスが何か言ったのか?」

本部長「鋭いな。だが君はもうこっち側の人間ということだ。しばらく身を隠せ。」

 

王政はあえてスコット元調査兵団団長殺害の罪でケニー・アッカ―マンを手配した。

 

次の日シガンシナ区の壁上で数体の巨人を見ながら・・・

ピクシス「上手くいったな。」

ハンク「まさか不死身のスコットを倒すとはケニーって何者だ?」

ピクシス「あとは唯一の友人ジャックを逃がせば投降するよ。」

ハンク「投降と言っても条件付きだろ。まあ俺は遅かれ早かれ泥船に乗るけどよ。」

 

シガンシナ造船所では・・・

マイク「ウィル君はこれに乗るのか?」

ウィル「もちろんだ、元調査兵200名に漁師20名一般人30名だ。」

マイク「二度と帰ってこれないぞ。それを承知で乗るのか?」

ウィル「ああ、みんなには説明したよ。完成まであと十日だ。」

 

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