運命   作:永遠の二番煎じ

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ジャック・ヤマトはトロスト区出身で父も祖父も漁師である。



差別

訓練所の近くに宿舎があり荷物を持っていった。

宿舎は四人一組の部屋で男女別だった。

部屋に行くともう三人がさきに場所を取っていた。

一人は知っていたピクシスだ。

ピクシスの出身が気になったが俺はさきにしらないほうの二人の名前を聞いた。

俺「俺はジャック・ヤマトでトロスト区出身だ。」

スコット「俺はスコット・ノイルだ。ウォールマリア西で一件しか建ってない森の中に家があるんだ。」

ノーランド「俺はノーランド・ポック。ストヘス区出身だ。」

俺「よろしく、スコット、ノーランド。」

スコット、ノーランド「こちらこそ!」

スコット「ジャック、君は東洋人か?」

俺「いや違うが、じいちゃんがそうだった。」

ノーランド「かつて東洋人と西洋人が大きな戦争で戦ったらしいが今は人種がない、巨人のおかげだな。」

俺「そうだな。この時代に生まれてよかったよ。」

ピクシス「だが差別は続いているがな。」

スコット「おい、なんか言いたそうだな」

俺「まあまあ仲良くやろうぜ。」

俺は二人をなだめるためにすぐ仲介に入った。

ノーランドは黙って見ていた。

 

ピクシスは部屋を出て行った。

俺「ところで君たちはどの兵団に入団希望なんだ?」

スコット「そりゃあ駐屯兵団さ。」

ノーランド「同じく。ジャックは?」

俺「憲兵になって楽して生きるんだ!」

ノーランド「憲兵!!ここで総合実力ベスト5じゃないと無理だぞ!!」

俺「ああ努力するよ、無理なら駐屯兵団でもいいさ。さっき出て行った奴はピクシス・ハワードだ。あいつは悪い奴じゃないよろしく頼むよ。」

スコット「そんなこと初対面で分かるのか?」

そして俺は部屋を出てピクシスを探しにいった。

 

彼はラウンジのベランダで突っ立って外を見ていた。

ピクシス「君は本当に人間同士の戦争が終わったと思うか?」

俺「いや終わらないだろう。さっきは部屋でああ言ったが俺は差別から逃げるために訓練兵になった。地位と名誉があれば東洋人もバカにされないかもしれないからな・・・君はなぜシーナから来たんだ?そもそも地下街なんてあるのか?夢はなんだ?」

質問があふれ出た。

ピクシス「質問のし過ぎだ。俺は駐屯兵になって人を守る。ただそれだけだ。」

ピクシスは冷静に少し笑みを含んで言った。

俺「だから差別を嫌うんだな・・・。どうやら気が合いそうだよ。」

俺は少し笑いながら言った。

 

次の日授業が始まった。

歴史の先生「巨人は実に不思議な生き物だ、捕食は人だけしかせず、すぐ胃から吐き出す。私もマリアの壁の上からみたことあるが、人類は壁の中でしか生存できないだろう。弱点はうなじしかない。」

ノーランド「壁の外はどうなっているんですか?」

先生「地獄だよ。答えにはなってないが、調査兵団にしかわからないよ。調査兵団は一時期解体されたこともあったが今はちゃんと外に行っている。ただこれだけは分かっている。入れば十年以内には必ず巨人に食われる。それか憲兵になってるかだな。俺みたいに教師をしてるやつもいる。」

ノーランド「そうですか・・・」

ノーランドのテンションがダダ下がりであった。

 

授業の後宿舎への帰り道の話・・・

スコット「訓練兵団ローゼ南東支部は調査兵志願ゼロだな。」

俺「しかしなぜ調査兵団の人数は維持されているんだ。死にたい奴が500人もいるなんて信じられないよ。」

スコット「きっと九割が罪人で構成されているんだろ。すばしっこそうだし、なあノーランド。」

俺「ピクシスはどう思う?」

ピクシス「罪人は調査兵団とは別に放たれるらしぞ。だからそれはないな。」

ピクシスは冷静に言った。

スコット「へー、ピクシスお前よくそんなこと知ってんな。罪人の息子だからか?」

するといきなりピクシスが殴りかかった。

ピクシス「俺の両親は冤罪で壁の外に追いやられた。俺はただ見ているしかなかった。だから俺は駐屯兵になって治安を維持するそれが俺の夢だ。そしていつかその憲兵に仕返しをしてやるんだよ!!」

スコット「悪かった、悪かった!事情もしらずにじゃあともに人類を守ろう!」

ピクシス「お前にそんなことできるとは思えないがな。」

彼はあと二発スコットを殴り先に歩いて行った。

 




次回この4人の関係や感情に変化?
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