運命   作:永遠の二番煎じ

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海戦

俺はすぐ砲撃室に行き、調査兵団砲撃班に指示した。

俺「よし!前方甲板砲台五発、左舷前方砲台五発装填。」

班長「ぎりぎり届きます!」

俺「撃てーーー!!!」

ドンドドドドドンドンドドド――――と砲台が耳を裂くように鳴り響いた。

海竜は水中にもぐり、真っ二つの軍艦に被弾し轟沈した。

海竜の背びれが水面に見え、もう一隻の軍艦に向かった。

もう一隻は遊撃しているが、ほとんど効果がない。

俺は海竜が砲撃に慣れていることを知った。

そして俺は無駄と分かっていたが、援護砲撃した。

俺「前方甲板砲台五発、左舷前方三発、右舷前方三発装填。」

もう一隻が必死に砲撃している、俺はそれを見て最後までやるだけやろうと思った。

班長「微妙です・・・」

海竜が前方に見えた時俺は構わず言った。

「撃て―――!!!」

ドドドドドドドドドドドーーーーーーと爆音が鳴りみんな耳をふさいだ。

そして海竜の姿も影もなかった。

 

マイケルが砲撃室に来て「ありがとう!!!」と言った。

残った軍艦一隻も静まり返ってた。

俺「全員よくやった・・・・」と言った瞬間。

右舷の軍艦の煙突が倒れ、海竜の顔がこちらを向いていた。

海竜は一旦水中深くに潜り勢いをつけて軍艦の船底から煙突に突っ切ってたのである。海竜は軍艦甲板にいる海兵を七人くらい食べた後、そこからとぐろに軍艦に縦に巻きつき真っ二つにして沈めた。

俺は見てる事しかできなかった。

マイケル「そうか、法王はこれを言っていたのか。これが神の船なのか。」

俺はあまりの惨劇にマイケルがおかしくなったと思った。

ノーランド「そうだ、法王はすべて予言していたんだ。ダーマ神殿が俺たちを引き合わせた。」

俺はみんながおかしくなったと思った、そして自分がおかしくなったのかと思った。

班長「ヤマト団長どうしますか?団長?」

俺は言った。

「退艦したいものはしろ。あとは班長、君に海竜討伐を任せる・・・」

班長「・・・よし全員最後まで戦うぞ!!!」砲撃班「了解!!!」

その後も迫ってくる海竜に砲撃し続けた。

みんな無意味なのはわかっていた。

だが最後まで調査兵としての誇りを持っていた。

 

ニーナは右舷甲板で戦いを見ていた。

ニーナ「ジャックよく頑張ったよ。あんたはもういいんだよ。なんも考えなくて・・・」

俺「ニーナすまない、幸せにしてやれなくて。」

ジャックは右舷甲板で泣きながら言った。

ニーナ「充分しあわせだったよ。綺麗な夕日見してくれたじゃん。」

そうやって小さな手で俺の頬に流れる涙を拭いてくれた。

俺「結局二人で年とれなかったな・・・」

ニーナはやさしく唇に唇を重ねてきた。

マイケル「ジャック!!!海軍総督に任務は成功したと言ってくれ♪」

なぜか希望に満ちていた。

前方右舷甲板でマイケル一等海兵はそう言って拳銃で頭を撃とうとした。

俺「待て、せめて退艦しろ!!!」

前方右舷甲板が青白く光った。

パン!!!という音とともに

すると前方右舷甲板にエラや手や足に水かきがついていて背びれまであっただが緑色の巨人が立っていた。

緑色の巨人は巨大戦艦から水中に飛び込み、海竜を捕まえたそして水面に引きずり出した。

船員は恐怖と驚愕が入り混じっていたが、巨人が海竜と戦うのを見て砲撃班は十発の最後の砲弾を海面に出ている巨人と海竜に撃ちこんだ。

ドドドドドドドドドド―――ンという音とともに。巨人は消滅し、海竜は致命傷を負った。

それでも海竜は巨大戦艦に向かってきた。

 

 

 

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