この時は書いてて楽しかったです・・・
入団して五年俺はひたすら雑務をした。いや押し付けられた。
最初の一年は貴族屋敷の掃除、二年目からは賄賂の不正監視や密船を排除する仕事である。
先輩方は接待や反逆者の拷問など、正直言ってちゃんとした治安兵団だった。
俺「これなら駐屯兵のほうがまだ仕事楽かもな。」
ニーナ「かもね。でも給料は駐屯兵団の十倍だから私は満足してるよ。」
彼女はニーナ・ゾーンという名前で訓練兵団マリア北西支部の出身である。
父親はニーナが生まれてすぐ壁外調査中亡くなったらしい。
だから働いて九割の所得をウォール・マリア西の村に住む母に送っているらしい。
俺も一応所得の半分をトロスト区の実家に送っている。両親は健在だ。
俺たちは五年間組んでいる憲兵だ。
だから憲兵の仕事をした時からほとんど知っている。
新人憲兵は二人一組で五年間一緒に仕事をしなくてはならない。
ニーナ「私貴族の人と見合いするんだ、もう二十歳だしあんたは結婚しないの?」
俺「ああ、ノーランドの真相を突き止めるまではな」
ニーナ「あんたノーランドの事憲兵になった時から言ってるよね!ノーランドと結婚したいの?」
なぜかニーナは怒りながら言ってた。
俺「俺は同性とは結婚しないよ。」
俺は冷静に切り返す。
ニーナ「私はジャックの事好きだけど私の事どう思ってるの?」
突然言われて俺は笑ってしまった。
ニーナ「なにがおかしいのよ。」
俺「そんな気持ちは三年前に捨てたよ。」
ニーナ「じゃあ私が貴族と結」するとニーナの声をかき消す大声がした。
マイク「おーい!!!ジャックじゃないか。」
俺「あんた誰だ、ここはシーナの憲兵中央会議所だぞ。」
マイク「お前そんな堅い奴じゃないだろ!!マイクだよ!!!」
ハイテンションなマイクだった。
俺「マイク!!!お前かわったなーー。7,8年ぶりだな、風の噂で聞いたがウォール・マリア全体の大地主になったらしいな。」
俺はマイクとの再会に一気にテンションが上がった。
マイク「親父の後を継いだんだ。」
ニーナ「マイク、大地主、ってあのファーム農業財団の!!」
財団をマリアに住んでいる人やマリア出身で知らないものはいないらしい。
改めて冷静になり俺は聞いた。
俺「ところで憲兵中央会議所に何しに来た?」
マイクも冷静になり言った。
マイク「王属憲兵って知ってるか?」
俺「いや知らない。王直属の憲兵か?」
マイク「相変わらず鈍いな」笑いながら言った。そして真剣に言った。
マイク「表には知らされない機密兵団が創設されるんだ。」
俺「そうか、俺には関係ないな。」俺も真剣に言った。
ニーナ「なぜファーム団が関係しているの?」
マイク「それはマリアでは調査兵団に全面的に資金提供し駐屯兵団の3割に支援しているからだ。」
俺「お前そんな偉くなったんだ!おめでとう!」
マイク「言っておくが憲兵団が一番関係してくるからな。」
そう言って緊張しながら会議所に入っていった。
マイクの最後のセリフが気になりますね・・・