運命   作:永遠の二番煎じ

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内戦10西港町奪還戦2

俺とサイードは結局スパイ防止のためにも反射鏡の横に拠点をつくった。

ジョージ、通信兵、偵察兵が報告に来る場合は空挺部隊に上下の送り向かいを頼んだ。

俺「空挺部隊は崖の上に待機させとくか。巨人兵でてもすぐ廃墟を立体起動で最前線いけそうだしな。」

サイード「そうだな、それにここは唯一安全と言える、南部海軍が全滅しても反射鏡を壊せなかったんだろう。」

俺「いや、対人立体起動の南部兵はいる、たぶんすぐに攻め込まれると思い逃げたんだろう。」

サイード「そういや、テーゼ王女には会えなくていいのか?北港町に隠れてるんだろ。」

俺「そうだな。会いに行きたいが内戦が終われば会えるだろう。お前もアリスが心配だろ。」

サイード「ああ、ここ半年ずっと死体見てておかしくなりそうだ。」

俺「じゃあ、俺はまだ麻痺してるのかもな。」

サイード「憲兵一年目より全然成長したぞ。すっかり暗殺者だ。」

俺「そうだな、もうお前しか理解者はいないからな・・・」

キュインーーーーと音がしてジョージが兵士の配置について報告しに来た。

ジョージ「西港町支配地域は約2000の兵が守備に、西の森は1000の兵が守備についています。」

俺「森は任せたぞ、ジョージ小佐。」

ジョージ「軍曹から昇格ですか!!!」

サイード「法王がそう言ってるんだ!」

ジョージ「了解、森はアイランド将軍と私が防衛します。」

ジョージはがけ下に行き森に消えた。

サイード「南部軍にもう反撃できる兵力、士気、兵器もほとんどないのにジョージは張り切ってるな!」

俺「戦争が終わりかけてるからだろ、俺は南港町の島民が心配だ・・・」

サイード「明日1000人で進軍するか。」

俺「そうだな、明日西港町を占領しよう。」

 

次の日・・・西港町にて

偵察兵「大佐、南部軍が撤退していきました。」

サイード「なに!!!」

俺「罠かもしれない、全軍待機だ。二十名連れて南まで行ってみるよ。」

俺は二十人のライフル兵を引き連れて西港町最南端まで行った。

北部兵「一人もいないですね。」

俺は南部軍の大佐の拠点を見つけた。

俺「全員警戒しろ。罠かもしれない。」

拠点の建物からノーランドが出てきた。

俺「ノーランド!!!お前は今なにしてるんだ。」

驚愕の後、俺は冷静に質問した。

ノーランド「これも運命だ、ジャック。残酷だな・・・」

ノーランドが光、拠点が壊れ、巨人兵が出てきた。

巨人兵は15m級で右手首から上は15mの剣で左手首は直径5mの盾になった。

俺は魚人型巨人を見た時以来の衝撃だった。

俺は剣士型巨人と戦わなければなかった。

北部兵20人全員が撤退しようとすると、巨人は右手剣で二十人を切り裂いた。

俺はたまたま立体起動で盾に張り付きよけれた。

すると巨人は盾を思いっきり振り回し俺を飛ばした。

俺「俺一人でこんなの討伐できるのか?」

地面に突っ立てた俺を剣で上から振り下ろした。

俺は反射的に廃墟に立体起動したが、剣の振り下ろしが強く地響きがした。

勝てるはずがないが戦うしかなかった。

後退すれば何百もの北部兵を巻き込むため討伐しようと思った。

ブオン~、ブオン~と巨人は剣を振り回していた。

俺はひたすら立体起動でよけた。

だがよけているうちに高い建物が壊されまくり、どんどん追いつめられた。

その時戦艦の艦砲射撃が巨人に撃ちこまれた。

巨人兵は盾でガードしたが俺は吹き飛ばされた。

ウィル「なんだあの巨人、古代の兵士みたいだな。」

立体起動音が北から聞こえる。

キュインーーとかすかな音が。

それはサイードとアリスであった。

サイード「大丈夫か?」

アリス「なんだいこの完全武装の巨人は。」

俺は起き上がりながら言った「空挺部隊はどうした?」

サイード「無理だろ、空挺部隊には。」

俺「だが憲兵団のおかげで、なんとか倒せそうだよ。」

アリス「恰好は調査兵だけどね。」

サイード「ジャック、いい戦術があるのか?」

俺は二人に作戦内容を話し、アリスには北の拠点に戻ってもらった。

サイード「最悪俺たちも死ぬぞ。」

俺「だがこれしかない。巨人にみえるように西に逃げるぞ。」

巨人が俺たちに気づいた。

俺「サイード逃げるぞ!!」

俺とサイードは西に立体起動した。

サイード「まだか!」

俺「まだだ!」

ブオンーと巨人は剣をひっきりなしにふりまくりながら走って来た。

俺「今だ!」

俺とサイードは一気に東に立体起動した、そしてうなじを狙った。

巨人も東に向き、俺は立体起動で右手剣に、サイードは左手盾にふさがれたがこれが苦肉の作戦であった。

俺「ノーランド、お前はやっぱり最後までローゼ帝国に忠実だったな♪」

その瞬間巨人の背中に40cm砲の砲弾が直撃し、消滅した。

着弾の影響で俺とサイードは吹き飛ばされたが、立体起動で二人とも立て直した。

サイード「空挺部隊なら全滅だな。」

俺「そうだな、俺たち二人で十分だっただろ。」

その後南部兵は攻めて来なかった。

西港町を占領に成功した。

 

 

 

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