西港町占領から一日が経ち北港町で新聞が大きく報じた。
サイード大佐とジャック法王が新型巨人兵を討伐し、西港町占領!!!
テーゼ「すごいわ♪二人で巨人を倒すなんて!!!しかも新型だって!!!」
海兵護衛長「お落ち着いてください!もう戦争は終わり法王と毎日幸せに暮らせる日が来ますから。」
北港町は海軍が多かったために海兵が守備についている。
およそ二万の海兵が取り締まっている。
テーゼ「そうだね♪エドソン護衛長、あなたは家族がいるの?」
エドソン「はい!私には東港町を防衛している弟がいます。」
テーゼ「二人兄弟なの?」
エドソン「はい!弟はジョージって名前で最近軍曹から少佐に昇進しました。」
テーゼ「すごいじゃない!おめでとう♪」
エドソン「ありがとうございます、ジャック法王直々に言われたらしいです!」
テーゼ「そうなんだ!エドソンは信頼できるから内戦が終わったら近衛兵になってもらうわ♪」
エドソン「ありがとうございます!!!ジャック法王の元で命をかけられるのは名誉です!」
テーゼ「ジャックのおかげで、島民の暮らしを知ることができたわ。」
テーゼの回想・・・
アリス「女王様明日になったら北港町に隠れていただきます。」
テーゼ「ジャックも来るの?」心配そうに尋ねる女王。
アリス「ジャック法王は自ら東港町に出兵なさるそうです。トウジョウ大佐に力を貸すために。」
テーゼ「そうなんだ、あなたの主人も西で大佐をしてるらしいわね。心配でしょう?」励ましながら言う女王。
アリス「はい・・・正直二人で避難して子どもの世話をしたいですが、二人とも兵士出身なんで・・・」
テーゼ「ジャックが言っていたわ。サイードとアリスは優秀なシーナ王国の兵士だって!」
アリス「女王様もう就寝の時間です。明日海兵が女王様を北港町に案内しますから。」
次の日女王は北港町に護送された、この護送は極秘であったために女王は外出を許されなかった。
護送中馬車の中で・・・
護衛長「もう北の森を抜ければ北港町ですよ♪」
テーゼ「そうなんだ♪私南港町の近くに住んでたからまさか最初に北港町に来るとは思わなかったわ。」
護衛長「でも隠れ家に移るだけなんで生活はそんなに変わりませんよ。」
テーゼ「隠れ家からは島民の生活が見れるの?」
護衛長「はい。少しなら二階から見えますよ。」
そして隠れ家についた。
どうやら海に近く潮のにおいがした。
テーゼは護衛兵二人に連れられ隠れ家に入った。
テーゼはすぐに二階の窓から島民の暮らしを初めて見た。
驚くことばかりであった。
市場や家がたくさんあり兵士や島民も多く見えた、そして彼女は初めて海を見て感動した。
テーゼ「ジャックは海の向こうから来たんだ♪なんか素敵♪」
テーゼは悪いクセが出て次の日隠れ家を抜け出そうとした。
次の日の朝テーゼは隠れ家を抜け出し、市場に行った。
市場には魚や野菜が多く売られていてビックリした。
テーゼ「これ全部食べられるの?」
売り手「当たり前よ!食えないものは売らないよ!あれ?どこかで見たことあるような。」
テーゼ「この野菜一つもらっていいかな?♪」
売り手「ああ、美人だから特別に一つだけあげるよ。」
テーゼはトマトを初めて生で食べた。
それはすごく酸っぱく甘みもあった。
テーゼは調理したものしか食べたことなかったので感激した。
テーゼは次に服屋に行った。
店員「いらっしゃい。あれテーゼ女王?!」
テーゼ「いえ、私はニーナよ。よく間違えられるは♪」
店員「そうかい、それは失礼したね。」
テーゼは生まれてドレスしか着たことがなく、売ってある茶色の長スカートを履きたくなった。
店員「それ100Gだよ。」
ぼったくる店員。
それは仕方なかった、内戦状態であったために食料が高騰して、服を買う人が激減していたのである。
店員「とりあえず着てみる?」
テーゼ「いいの♪」
テーゼは試着室で上は白シャツのカッターにしたは茶色の長スカートであった。
店員「あなた元がいいから何でも似合うね。」
店員は本気で言った。
テーゼ「じゃあこれもらっていい?」
店員「お金持ってないのかい?」
テーゼ「オカネって何?」
真剣に聞くテーゼを見て驚く店員。
テーゼ「わかった。じゃあその私が着てたやつと交換はどうかな?」
店員「このドレスと!!!もったいないよ!!!」
テーゼ「いいの。あなた似合いそうだし、じゃあこれこのまま着ていくね。」
そう言ってテーゼは服屋から出て行った。
テーゼは街中を歩き、いろいろな人と話をした。
護衛兵「女王様!探しましたよ。」
テーゼ「ああ、見つかっちゃた!!!」
テーゼは馬車で隠れ家に戻された。
それでもその後何回も抜け出しを繰り返した。
・・・テーゼの回想終了。
エドソン「ジャック法王が内戦に勝てばあなたは自由ですよ。ジャック法王は旅が好きですから。」
テーゼ「お腹にいる赤ちゃんと一緒に三人で旅をしたいわ。ジャックにはまだ言ってないんだ。」