運命   作:永遠の二番煎じ

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大陸

俺とウィルは北港町から軍艦四隻で旧大陸発見に向かおうとしていた。

サイード「すまんな、俺とアリスは東の森にひっそりと子供と兵士を育てながら暮らすよ。」

俺「ああ、俺の分まで幸せに生きてくれ。」

サイード「もうテーゼとは合わないのか?」

俺「そう決めた。もう人を好きになるのもやめるよ。」

ジャックは冗談まじりに言った。

サイード「そうか、力を貸してほしい時は言えよ!♪夫婦で精鋭部隊作ってるからな。」

俺「ありがとう、サイード。もしかしたらトロール部隊また借りるかもしれないから。その時はよろしく。」

マイク「ほんとに行くのか?」

俺「心配してくれてありがたいが、俺の運命だ。」

ウィル「マイク、今回は偵察だけだ。二か月以内に戻ってくるよ。」

総督は笑いながら言った。

俺とウィルはついに出航した。

と言っても所詮は偵察という任務だから海兵もそんなに気を重荷にしてなかった。

俺「この10mのモリはなんだ?」

ウィル「魚人型巨人兵の武器だ。一応一隻に5人乗ってるからな。」

俺「巨人に作らせたのか?」

ウィル「そうだ、建物とか作らせるのに便利だぞ。」

俺「随分原始的な武器だな。」

ウィル「魚人型も素手で海竜は厳しいからな、せめてもの槍だ。」

俺「だが、味方に巨人がいるのは頼もしいな。ずっと敵として戦ってきたからな。」

 

二週間後・・・

海兵「陸が見えます!」

ウィル「本当か!よしまだ一か月半残ってる、陸に沿って西に航海して様子を見よう。」

 

三週間後・・・

俺「どうだ。なんかあったか?」

ウィル「まだ純巨人も海竜も見てないな。上陸してみるか?」

俺「いや、上陸するなら完全武装でまた来よう。何が起きるか分からないからな。」

一か月が経ちローゼ帝国に帰還する事になった。

ウィル「なにもなかったな・・・」

俺「でも、逆に何もなくてよかったよ。一人も死んでないからな。」

ウィル「前向きに考えればそうだな。コンパスはここを示しているが、次は上陸だな。」

海兵「大変です!津波が来ます!!!」

ウィル「分かった!!!巨人兵に船を守らせろ!!!」

津波がバ――――と音を立て襲ってきた。

その津波は船の倍の高さがあったのを覚えている。

俺「うそだろ、あんなでかい津波みたことないぞ!!!」

そして軍艦四隻を軽く飲み込んだ。

次に目が覚めた時、陸に打ち上げられていた。

俺「くそー!!!」

海兵「大丈夫ですか?」

俺は我に返り、生存者の数を数えた。

俺「そうか、たった50人か。武器と食料はあるか?」

ウィル総督の姿は見当たらなかった。

俺「巨人兵はいるか?」

すると二人手を挙げた。

俺は50人に打ち上げられた武器や食料を海兵に拾わせた。

立体起動装置はありあまるほど打ち上げられていた。

しかしライフルは10丁程度であった。

拳銃は全員携帯していたため多少安心していた。

全員立体起動装置を着け、浜辺に近い森から立体起動で東に移動した。

俺は途中で何本か川を見たので、川周辺で水を確保しようと思った。

しかし食料は50人が三日ほどしかしのげない分だった。

海から少し遠い塩分の交じりがない川で休んだ。

海兵は未知の陸地に恐怖していた。

俺「大丈夫か?二等。」

二等海兵「いえ、大丈夫ではありません。海兵たちは食料を巡って小競り合いが起きそうですし、巨人がいるかもしれないという恐怖もあります。」

俺「君は北部軍だったのか南部軍だったのか?」

二等海兵「私は南部軍でしたが制海権掌握戦の時北部軍に舟で助けてもらいました。シー総督は最後まで勇敢でした。法王様これからどうなりますかね・・・」

俺「俺はシーナ王国でもローゼ帝国でもこんなピンチは百戦錬磨だった。大丈夫だ。・・・!!!」

二等海兵「どうされました?」俺「運命ならここはマリア共和国かもしれない!!!」

二等海兵「ということは旧大陸ですか?だったらなぜ巨人がいないんですか?」

俺「巨人は多分今マリア共和国の周りを守ってると仮定したらどうだ。浜辺にいないのもつじつまが合う。とりあえず二等、兵士を集めてくれ。」

 

俺は二等に兵士を集めてもらった。

俺は下手な演説をした。

俺「俺はシーナ王国から来た英雄、そして内戦を終わらせた指導者でありローゼ帝国法王だ!だからみんな俺の命令に従えば、次の偵察船が来るまで生き延びることが出来る。」

海兵たち「そうだ!法王がいるんだ。内戦を終わらせた英雄が言うんだ。生きれるぞ!!!」

俺は海兵たちに希望を持たせ、動物や果物などそして魚を川で集めさせる命令をした。俺は50人一人一人に声をかけて名前や出身を覚えた。

その努力もあって自給自足できる生活が出来る様になった。

未知の陸地で一週間経ったある日海兵と二人で川釣りしてた。

俺「どうだ、トミー生活に慣れたか?」

トミー「はい、法王のおかげで海兵の殺し合いもなくいろんな動物発見で島に帰ったら報告します。」

俺「そうだな、島には馬しか動物はいなかったもんな。ここにはイノシシやシカがたくさんいて助かったよ。」

トミー「あと一か月で来てくれますかね。早く女遊びしたいです。」

俺「はっはっは、この未知の陸地の話をすれば女もイチコロだぞ。」

俺は笑いながら言った。

トミー「法王様にテーゼ女王も早く会いたいはずです。」真剣に言う海兵。

俺「・・・」

シゲル二等海兵が走って来た。

シゲル「巨人が十体いました!!!」

俺「よし!全員に立体起動で逃げろと伝えろ!!!トミーお前もだ。シゲルは東にトミーは西にみんなに伝えるんだ!!!」

 

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