運命   作:永遠の二番煎じ

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聖域

俺とツヨシは麦畑を歩いていた。

マリアの人々「ツヨシさん、こんにちは。」

会う人みんな礼儀が正しかった。

俺「ここに住んでいる人々は平和に暮らしているのか?」

ツヨシ「ここで暮らしている人はここが神の領域だと信じている。だから争いは起きない。」

俺「つまり人々は自分たちを神だと思っているのか?」

ツヨシ「いや神がいるから争いは粛正されるんだ、つまり起きない。人々は満足しているのだよ。」

俺「それはつまりあんたが本当に神の血筋だからか?」

ツヨシ「それもあるが、アリアが上手く教えているんだ。そっちでは洗脳という言葉で表すのかもしれないが。」

俺は話と町の雰囲気に夢中で気づかなかったが、前には10mくらいの建物の前に立っていた。

ツヨシ「ウォール大聖堂にようこそ。ここにアリアがいる。」

俺は大聖堂に入ったが、ツヨシは入らなかった。

俺「あんた案内してくれるんじゃなかったのか?」

ツヨシ「ゆっくり中を見ていけ、また後でな。」

俺は中を歩き、不思議な気持ちになった。久々の安心が俺を癒した。

俺は大聖堂の人々が壁の中で見た古い書物の神父の恰好をしていた。

そして教室みたいなところを覗いた。

すると子供たちが水晶玉を見ていた。

水晶に映っていたのはかつてローゼ帝国で俺が内戦をしていた惨劇や新大陸での調査兵が巨人を討伐してるのが映っていた。

俺はビックリした。

アリア「聖域にいればこんな目に合わないから聖域からは出たらダメよ。今日はここまで。」

彼女がそう言った後子供たちは元気よく教室から出て行った。

俺は水晶を片づけている彼女に話しかけた。

俺「あんた、何者なんだ?」

すると彼女は驚きこっちを向いた。

アリア「あなた外から来た人ね♪歓迎するわ。」

俺は近づきながら言った。

「なんで水晶にあんたは外の世界を映せるんだ。」

アリア「水晶の中に見覚えあるの?申し遅れたわ、私はアリア。少しごめんなさい。」

彼女はそう言って俺の胸に手を当て、なにかぶつぶつ言いながら俺の過去を見られているのが感じた。

すると彼女はいきなり泣き出し、俺を抱擁した。

アリア「あなたかなり辛い経験しているけど心がきれいな人ね。」

俺「アリア!!!何を見たんだ?」

アリア「あなたの過去すべてよ。あなたはツヨシ・ヤマトの子孫であり、神ウォールの子孫ね。私は女神マリアの子孫のアリアよ。」

俺「あんたが!!!テーゼが言っていた、マリアの子孫アリアに会えと!!!」

アリア「そう、そしてあなたは女神の血筋以外の異性には興味がないの。あなたは神の子孫だから。」

俺「じゃああんたと俺は聖書通りハッピーエンドか?」

アリア「そういえばあなた聖書読めなかったんだね。この聖域に来たからには聖書を読んであげるは。」

アリアはそう言って服のポケットから聖書を出して読んだ。

 

アリア「約一万年前。神ウォールと女神三姉妹、マリア、ローゼ、シーナによって人類は創造された。女神シーナは地下に大空洞を造り、女神ローゼは神殿を造り、女神マリアは聖域を造った。人類はその周辺で暮らしていた。しかし地殻変動によって5000年前大地は割れ、二つの大陸に分岐した。そして西の大陸は西洋と呼ばれ、東の大陸は東洋と呼ばれた。南の島々には黒い肌をした人々が住むようになった。2000年前人類は文化が発達し神に近づこうとしたために世界の各地で火山噴火が起き、再び原始に時代が戻された。そして1900年経ち東洋と西洋が大戦争を起こした時、人類の愚かさに憤慨した女神シーナは聖域から巨人を解き放ち人類を壁に閉じ込めた。そして人類は壁の中でしか生活できなくなった。それを見た女神マリアは聖域にシーナの巨人が入れないようにした。神ウォールは女神シーナに聖域から巨人を放つことをやめるのに説得できず、女神ローゼに一緒に説得を頼んだがシーナの力に恐れ、拒み、神ウォールは女神マリアのもとに行き女神シーナの説得を頼んだが、女神マリアは聖域を守るのが精いっぱいであった。神ウォールは決意した女神シーナを消すことを・・・」

 

アリアはそこから聖書を読むのを辞めた。

俺「なぜ、辞めたんだ?もう最終章か。」

アリア「ジャック・ウォール、あなたの子孫が続きを聖書通りに人生を歩むは。」

俺「その運命は変えられないのか?誰が聖書を創ったんだ?」

アリア「運命は変えられない。聖書を創ったのは初代の神ウォールそしてこの世界の過去であり今でもあり未来でもある。」

俺「俺がその聖書のページの一部ならどうなるんだ?」

アリア「神の力を受け継ぐの。ツヨシ・ヤマトから巨人を操る力を。」

俺「どうやって受け継ぐんだ?」

アリア「あなたの魂を私の力によってツヨシ・ヤマトに吹き込むのよ。そしてあなたの記憶が消え、私と聖域で暮らし、いずれ新大陸に行くのよ。」

俺「あんた、本当は女神マリアなんだろ。女神三姉妹と会いようやくわかってきたよ。」

アリア「そう、今は仮の姿、そしてツヨシの肉体も仮の姿であり神の化身であります。ジャックあなたはシーナとローゼの子孫に会い子どもをつくった。そして私はあなたの過去を透視してそれが分かりあなたを神継承にふさわしいと思った。」

俺「じゃあ、今までのつらい過去が消えてここだけの記憶がつくられるということだな。じゃあ俺の魂をツヨシ・ヤマト、仮の神の姿に移してくれ。」

アリア「分かったわ、じゃあ一週間後ね。」

 

一週間後ウォール大聖堂儀式の間・・・

ツヨシ「私は上の世界で君の運命を見ておくよ。最後に言っても忘れるかもしれないが、君の祖父は私とアリアの息子なのだよ。女神のご加護を。」

俺「・・・」(ピクシス、マイク、サイード、アリス、テーゼ幸せに生きてくれ。そしてここまで導いてくれてありがとう。)

アリアは神の呪文を唱えジャック・ウォールの魂をツヨシ・ヤマトに吹き込んだ。

俺「・・・あんた誰だ?俺は誰だ?」

俺には神が宿っていることも知った。

そして巨人になる力も手に入れた。

アリア「私はあなたの妻、アリアよ。そしてあなたは神の子孫ジャック・ウォールよ。あなたは人類を創り、巨人を創った。」

 




疑問と矛盾があれば書いたり書き直したり、エピソード『男女心』として投稿します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
本音「旧大陸上陸あたりから書くの飽きてました。」
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