黒狼狐己録 -Life Harboring-   作:ふーか

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どうしてこうなった…

▼△▼原 作 大 改 変▼△▼

上記が苦手な方はバック推奨。


四十九 紅霧と黒狼

「まったく、レミリアは何を考えてるのやら」

「お嬢様は日光が苦手なので…」

 

 苦手というか、当たれば霧と化すため、正確に言えば天敵か。普段から引き籠っているのだから、霧なんていらないだろうに。

 美鈴に愚痴をぶつけつつ、巫女と白黒の到着を待つ。藍を通して出発は確認したため、後は来るのを待つのみなのだが、なかなか来ない、チルノやルーミアの相手で忙しいのだろう。

 

「…そろそろ来るわよ。ハッキリ言って貴女が勝てる相手ではないけど」

「はは…酷いなぁ、狼戈さん。私だってやる時はやりますよ?」

「私に成す術無く負けたのはどこの門番だっけ」

「うぐ…」

 

 忠告のつもりで言ったのだが、やる気満々の為少し捻ねくれた事を言わせて貰った。どちらにせよ効果は薄いようだが、まあ仕方ないといえる。

 

「…ん、来たね。私は中にいるわ」

「ってえぇ!? 狼戈さん一緒に戦ってくれないんですか!?」

 

 …彼女が自信満々だった理由がわかった気がした。

 意気消沈しつつ、遥か遠くに見える人影を見据える美鈴。巻き込まれると色々と面倒なため、早々に館の中に退散する。相変わらずの仕事モード…ではなく、素で出迎える咲夜に安堵しつつ、来た理由を告げる。

 

「今、結構強いのが来てるから戦闘準備しといた方がいいよ」

「…随分唐突ね」

 

 溜め息交じりだが、一瞬殺気を感じた。戦闘モードになれば、決して侮れない相手だ。時を早送りし遅くし止めて…私があらがえる能力ではないもの。

 

 咲夜と別れ、そのままフラフラと館の中を行ったり来たりとしている間に、いつの間にやら美鈴が中に来ていた。それも…人間を二人、引き連れて。

 

「うぇぇ…狼戈さん助けてくださぁい…」

 

 お嬢様…レミリアを守るために必死なのはわかるが、何故私に振るのか。

 

「…ん、狼戈じゃないか!! お前、ここの住人なのか?」

「久しぶり、魔理沙。私はただフラッと来てただけで、住人じゃないわよ」

「…で、貴女は敵? 味方?」

 

 いきなり話し始めた私と魔理沙を遮るように、冷たい声が響く。成る程、妖怪退治を生業とする巫女にとって、私は不必要な者らしい。私としては穏便に話して終わりたいところだが、今回は、今回限りは…

 

 ーー敵として、一戦交えるとしましょうか。

 

「私は二枚…二人同時に掛かって来なさい」

「住人じゃないんじゃ…」

「確かに霧は鬱陶しいけど、大切な家族なの。まあ勝っても負けても通してあげるわ」

「…似ても似つかない家族ね」

 

 面倒くさがりの巫女の性格上、それならと無視して通りたそうだが、私の態度を見て通させてくれないと察したのか、素直にカードを見せた。魔理沙はやる気満々で、既に魔力を漂わせている。博麗の巫女の実力…そして、努力家の魔法使いの実力を、見せていただくとしようかい。

 

「名乗ろうか。咬音 狼戈、漆黒の狼さ」

「霧雨 魔理沙…魔法使いだ!!」

「…博麗 霊夢。私が勝ったらお賽銭寄越しなさい」

 

 然り気無く現金な巫女がいるが、気のせいか。金なら有り余ってるけど。

 

 紅の館の中…狼の狩りは幕を開けるーーー。

 

「さあ、狼の牙を味わうといいよ!!」

 

 

 

 

「っ…!!」

「どうしたのかしら? まだ終わらないわよ」

 

 大きく退く魔理沙。背後からの蹴りを宙帰りで避け、空いた背中に掌底を叩き込む。私から攻める事をしていないのと、スペルカードをまだ使っていない分、だいぶハンデがあるのだが、二人は息を切らしている。弾幕は私の動体視力と瞬発力を見ればわかる通りに、撃てば全て避けられるし、接近戦に持ち込めば尻尾で吹き飛ばされる。二人の表情は、それぞれ苛々と悔しさが少し見える。勿論、相手が人間な以上下手をすれば最悪の状況になるため力に関してはだいぶ加減している。妖気もまだ使っていない。それがどうも気に入らないようで。

 

「“魔符„スターダストレヴァリエ」

「“夢符„封魔陣」

 

 …これ、ゲームだったらかなり鬼畜だよね。

 

「ふふ…そろそろ、本気でいこうかな? “避術„瞬閃」

 

 足に全ての込められる限りの妖気を込める。防御は犠牲にするが、高速で避けつつ弾幕をばら撒く凡庸スペルカード。私がこの状態で、霊夢達のスペルを食らえば…威力的にかなり吹っ飛ばされるだろう。死にはしないだろうけど。

 

「後ろだよ?」

「っ!?…ぐはっ!!」

「がっ…!!」

 

 スペルの欠点…それは、発動中は無防備ということ。霊夢が使う夢想天生でも無ければ、基本隙だらけだ。ゲームならば無敵になるが、これは現実…そう上手くはいかない。まあ、ルールに反する気がしないでもない。

 私の放った弾幕を避けつつ、反撃する二人。二人同時に接近戦に持ち込まれれば危うくなったりはするが、そう易々と食らってやるはずがない。二人が放った蹴りと掌底に横から衝撃を当てて逸らし、片足を軸に一回転、中断の回転蹴りを決める。二人共々壁に吹っ飛び、重なるように倒れた。

 

「…さて、おしまい?」

「くそっ…本気でいくぜ!! “恋符„マスタースパーク!!」

「“霊符„夢想封印!!」

 

 集まっていく霊力と魔力。その量は、とてもじゃないが人間が操っているとは思えない量。肌に刺さるように鋭く、激しい激流。これで、二人とも完全な本気ではないのだから燃える。舌舐めずりひとつ、一枚のカードを取り出す。私の本気スペルの内のひとつ…お見せしよう。

 

「“咆哮„月下凶鳴」

 

 宣言と共に、鋭い牙が手首を切り裂く。溢れる妖気に漂う殺気。唸る漆黒の大狼。全力ではないが、強さでは上から数えて…三から五番目といったところか。

 口を小さく開く。そこから集まる妖気の塊。大きくなっては小さく凝縮され、密度を増していくエネルギー。溢れる黒い炎の様な妖気は、最後に一気に圧縮し、キィィンという甲高い音をたて始める。

 

「いっけぇぇぇ!!!」

 

 魔理沙の叫び声に重なり、エネルギー同士が干渉して鈍い音を発する。爆発を生み、廊下の装飾品が壁から落ちる。傍らで息を呑んで見ていた美鈴が小さく飛んだ。ふたつの力がぶつかり合った時、其処に残るのは…

 

「…成る程、一筋縄じゃいかないか」

「はぁ…はぁ……化け物か…っ!?」

「化け物とは失礼な。戯れに付き合ってくれてありがとね」

 

 相殺。それが結果だった。互いの攻撃は届かず、釣り合い、消滅する。一応持てる全妖気を込めた攻撃…ま、妖気自体はまだ有り余っているが、とりあえず遊戯は終了。あ~、楽しかった。

 

「…これでレミリアの相手をさせるのは申し訳ないね。私がちょっと話してみるよ」

 

 そう言ってもどうせ来るのだろうが、まあ休憩して貰うに越したことはない。私のせいでだいぶ消費させてしまったな…EXボスとして出演すればよかったかも知れない。

 

「…ここね。入るわよ、レミリア」

「…いらっしゃい、狼戈」

「早速だけど、この霧を止めなさい。これは命令よ」

 

 勝負無しに話が済むなら願ったり叶ったり。今まで廊下で妖気を振り撒いていた奴が何を言うかと言われそうだが、狼は気まぐれなもので。

 

「残念だけど、無理ね。私に命令をするのは無礼だと思わなくって?」

「…承知の上だ。もう一度言おう…この霧を、止めろ」

 

 藍の口調が移ったかも知れない。

 私がやけに喧嘩腰なのは、先程の勝負で興奮していることと、私が原因で疲労させた霊夢達にこれ以上手間を掛けさせたくない、という理由だ。まぁ、正直に言えば自分勝手に命令してるだけなのだが、ね。

 

「…下級の狼が、私に楯突くつもりかしら?」

「はぁ…別に、駄目ならいいよ。力尽くね」

 

 深呼吸ひとつ、正気を取り戻す。そのまま廊下への扉を開け、歩み始める。

 

「…この館を壊したくないわ。外でやりましょうか」

 

 ま、さっき廊下で大爆発かました後だけどな!!

 

 

 

 

「…霊夢達、観戦ならもっと離れなさい」

「いいでしょ、別に。此処が見易いんだもの」

 

 折角乗り出した異変の解決が、自分で出来ないのが不服なのかずっと此方を睨んでいた霊夢だったが、お賽銭あげるからと言ったら物凄い上機嫌になった。魔理沙には…今度山菜でも届けてあげよう。

 紅魔館、屋上。それぞれ妖気を滲ませてはいるものの、未だ全貌を見せてはいない。紅い月が輝くその中で、張り詰めた空気が辺りに充満する。

 私がレミリアと戦う事に大慌てしていた美鈴だったが、ただの遊び(という名の殺し合い)だと伝えると、冷や汗を流しつつも了承してくれた。咲夜は…どうしたんだろう。

 

「…三枚、スペルカードルール。Are you ready?」

「…OK!!」

 

 互いの背後に展開する魔法陣。溢れ出していく妖気や魔力の塊。どちらにも当たることはなく、体を薄く掠めるばかり。霊夢達が当たりそうになっているのをどうにか出来ないだろうか?

 遠距離戦を続けるレミリアに、瞬時に妖気を纏い、弾幕を撃ち破りつつ突撃する。急な接近に遅れつつも反応し、拳を捌くレミリア。霊夢といい、レミリアといい、藍といい…何故こうも武術にも長けているのか知りたいよ。

 翼を背後に小さく跳んで避け、背後から接近していた弾幕を回し蹴りで相殺、背後を向けたまま、回し蹴りの反動を乗せつつ肘で鳩尾を一閃する。

 

「がっ…は……」

「弾幕ごっこは、最悪死人が出るとは言ってたけど…」

 

 痛そうで仕方がない。まともに食らいたくはないな。

 

「…わかったわ、殺す気で…」

「最初から殺す気で来なさーーー」

「お姉ちゃん? お姉様?」

 

 私が挑発しようとした矢先、眼下から可愛らしい声が響く。それは私がこの館で最も聞き慣れた、吸血鬼の少女の声……それはか細いが、心配という意味での言葉ではなかった。まるで、心の中の感情が疼いているような声……

 

「フラン、久しぶり。こんな状況で再開とはね…」

「…何故…何故此処に?」

「大きい音と、感じたことのある雰囲気がしたから…」

 

 …成る程、つまりは私が原因、ということか。このまま帰れというのは可哀想過ぎるし、かと言って其処で見ていろというのも、彼女にとってどう感じるかわからない。

 

「…よし、フラン。能力を使わないって約束出来る?」

「……え?」

「スペルカードルールはわかるね?」

「…狼戈、貴女、まさか……」

 

 驚愕らしき表情を浮かべるレミリア。まさかという表情で私を見る魔理沙に、いいから早く始めろと視線で急かす霊夢。そして、戦闘意欲でも渦巻いているのか、口許を吊り上げるフラン。

 

「ええ……両方同時に掛かって来なさい」

「っ…舐められたものね。その血液、一滴残らず吸い尽くしてあげるわ」

 

 フランの準備が整うのを待ってから、一時の休憩を挟んでまた空中へと浮き上がる。ハッキリ言ってしまえば、今日の私はまだ無傷。手加減していたとはいえ、椛ですら私を傷つけられた。さあ、吸血鬼達…全力で来なさい。

 

「フラン。最初から…全力で行くわよ」

「…わかった」

 

 私の有り余る妖気を見て長期戦は不利だと判断したのか、レミリアが一気に畳み掛けるという戦略に出た。霊夢達にも言えることだが、両者がスペルを使って動けないと確実に反撃を食らう。さて、どう動くのかな。

 

「“神槍„スピア・ザ・グングニル」

「”禁忌„レーヴァテイン」

 

 最初から全力の意味を、今理解した。冗談抜きで殺すつもりだな、この姉妹。まあ私も手加減は無しと言った以上全力を出さねばならないだろう。だが…

 

 放たれた紅の槍に、それと同時に振られる紅の剣。前後から迫る終焉の光に、表情に自然と現れるは嘲笑。決して…弱くはない。まともに食らえば四肢も内蔵も吹っ飛び、体は真っ二つに別れるだろう。お生憎、私はグロテスクな光景は好きじゃないのでね。とりあえず、私から言えることはひとつだ。

 

 ーーー頼むから…死んでくれるなよ?

 

 妖気を纏った下駄の歯でレーヴァテインの先端ギリギリに、最低限の動きと力で蹴りを当てて逸らす。今まさに当たらんとしていたグングニルに当てて相殺させ、隙が出来たフランの手を掴んでレミリアへと投げ飛ばす。咄嗟の事に判断出来ず、直撃するレミリア。飛んできているのが妹だから、普通に避けるという判断は出来なかったのだろう。きっと私も、同じ状況なら出来ない。

 

「…もう一回!!」

 

 巨大な紅の剣を両手に、風を切り飛翔する幼い吸血鬼。避けてしまってもいいが、この状況を楽しんでいる自分がいる。張り合おうとしている自分がいるのだ。

 具現化するは身長の三倍はあろうかという長刀。鞘を投げ捨て、両の手で構える。本来、並の人間が持てば振ることすらままならない重量でも、戦闘慣れした妖怪である私にとっては驚く程に軽い。努力は…人を裏切らないのさ。いや、私は妖怪か。

 

「んぅぅ…とりゃぁぁ!!」

「っ!! やるね…!!」

 

 互いに弾き合い、互いに火花を散らす。強大な力と力がぶつかり、辺りでは轟音と衝撃波が暴走している。はっきり言えば、このままこの子を切り裂くことは容易い。だが…彼女の楽しそうな表情を見て、それが出来ない。こんな状況で、活発で元気のある表情を見せるとは…思いもしなかった。

 

「っ…ぐ…はっ…!?」

「…隙を見せたわね」

 

 フランの剣を弾き飛ばしたその瞬間に胸を貫く紅い光。放たれた槍は、正確に私の体を射抜いた。激痛に顔を歪めるが、妖力で処置、無視してフランの鳩尾へと掌底を叩き込む。鈍い音と声にならぬ悲鳴をあげ、ふらふらと動くフラン。加減はしたが、暫くは動けないだろう。

 

「…痛いわね。何をするの? 可愛い蝙蝠さん」

「貴女が先に仕掛けたのでしょう? 素敵な狼さん」

 

 口から零れた血を舐めとり、微笑する。口だけは達者のようだね、若い吸血鬼さん。

 

「魔理沙のスペル、改造させて貰うわね…“恋符„マスタースパーク-戟-」

「…一回…見せただけだぞ……!?」

 

 ラーニング得意の魔法使いのスペルをラーニングしてやったぜ。

 これは元から使うつもりで同じスペルカード(模様や色は違うが)作成していたもの。勿論、丸パクリではない。レーザーこそ同じものの、辺りにばら撒かれる弾幕を…貴女は防ぎきれるのかしら…レミリアさん?

 

 左手の平を右手の甲に当て、妖気を集中させていく。他の違いは、魔力を使うか妖力を使うか、というのもあるな。また、魔理沙と違って何かに干渉して撃つ訳ではない。頼れるのは私の実力のみ。

 

「…いくよっ!!」

「っ……!!!」

 

 放たれる直径数メートルを越える、黒きレーザー。更に私の背後に出現した幾多の魔法陣からは、文字通り渦を巻く弾幕の嵐が射出され続ける。勿論、私のターンがこれで終わる訳がない。そのまま両手を高く掲げ、片手から片手を離す。交差した腕…そのまま×印に振り下ろせば、両手の時と比べれば幅は小さくなるもののレーザーは広範囲にばら撒かれる。突然の行動と攻撃に反応が遅れたレミリアに当たり、フランは私が当てないようにしたため無傷。魔理沙達は見ていなかったが、なんとか当たらずに済んだようだ。

 

「まだ…まだ終わっていない……っはぐっ…ぅ…」

「もう終わったのよ、レミリア。最後は美しく散りなさい…さ、霧は晴れたわね」

 

 首筋に手刀を一発、気絶させる。後々咲夜達になんと言われるやら…レミリアをお姫様だっこで地面に降ろしつつ、途中から復活したが、スペルを見て放心状態だったフランも降ろす(綺麗さに見とれていたらしい)。

 

「私はこの吸血鬼様を治療してくるわ。ちょっと待っててね、三人とも」

「あ、おい、お腹に空いた穴は…」

 

 魔理沙に止められつつも、それを無視して館へ戻る。結局、屋上が少し崩れてしまったが、それはレミリアが放ったグングニルのせいであり、私は悪くないのだ。ふへへ。

 

 

 

 

「さて、仕事盗っちゃってごめんね、霊夢に魔理沙」

「なんでそんなに口調が安定してないんだ…私は楽しかったからいいや」

「…お賽銭、忘れないでよ」

 

 膨れっ面の霊夢に苦笑しつつ、初めて見る人間を前にちょっかいを掛けたそうなフランに目をやる。残念だな、霊夢。君等まだ仕事があるぜ。

 

「…霊夢、魔理沙。この子の相手をしてあげて」

「私が!? 嫌よ、もう霧は晴れたじゃない」

 

 頑固者の霊夢にデコピンをかまし、フランを目の前に立たせる。どちらもフランの相手には適役だが、ここでフランが勝つというシナリオは良くないだろう。原作上…ね。既に私がだいぶ壊しているけど、どうせ後程霊夢達とは戦う事になるだろう。

 

「大丈夫、フラン。この子達は強いよ」

「…ああもう、やればいいんでしょう。やるわよ」

「…今“後でこの狼からお賽銭巻き上げてやる„って思った?」

「ええ、当然」

 

 臨戦状態に入る一人と一匹。取り残された魔理沙に先程私が使ったスペルカードを渡しつつ、口を開く。

 

「あげるよ。真似出来るなら使ってみなさい…フラン、頑張って。私は行くわ」

 

 無言で頷く魔理沙。フランへの密かな応援は彼女の耳へは届かなかったようだが…それでも彼女が成長することを祈り、面倒ごと(主に美鈴と咲夜)に巻き込まれる前にと、足早に逃げ出したのだった。

 

 

 帰宅後、いきなり出ていって胸に穴を空けて帰ってきた私に狐火鴉が暴走、何故か理不尽に散々犯された挙げ句、勝手に無茶なことをした罰だと藍に理不尽にとことん搾られのだった。

 

 ーーもう二度と、異変なんかに関わったりしない。

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