リリカルこれくしょん   作:ウィングゼロ

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誘拐事件

ミッドチルダにきて一夜が開けてユミルは仕事があるために早朝に本局に出勤し翔鶴達は弘樹の家で待機し弘樹と何故か付いてきてしまった夕立と一緒に補給路になっている企業の会社の前に怪しまれない格好で視察していた。

 

弘樹「門は正面と裏側の二つ監視カメラが十二機ってところか…」

 

夕立「いけそうぽい?」

 

弘樹「問題ないよ、これぐらいならいける」

 

会社の警備状態を見てからこの状態なら侵入は容易だと考えてこれ以上長居すると怪しまれてくると思い弘樹たちはこの場から離れていく。

 

夕立「それにしても、ここにいる人ってみんな、管理局に依存してるぽい」

 

弘樹「そうだな、ミッドにはそういうのは管理局だけだから…それも問題かもな…」

 

ミッドだけではなく管理世界にはその世界の警察などは存在しない管理局ひとつだけ、もし管理局の悪行がばれればどうなってしまうのであろう。

 

そんなことを考えながら家の帰りに車が止まりドアが開くとはやてがなにやら紙バックを持って現れた。

 

はやて「やっぱり、ここやったな」

 

弘樹「はやて!どうしてきたんだ…下手に接触したってばれたら」

 

はやて「大丈夫すぐ帰るから、はい、これミッドのお土産地球の同僚と一緒に食べてな」

 

そういって紙バックを弘樹に押し付けると直ぐに車に乗り込んでその場を後にした。

 

夕立「いっちゃったぽい?」

 

弘樹「はやてにしては妙だな…まああまり接触できないからかな…さてと家に戻るとしますか」

 

そして、はやてを乗せた車では助手席に座るはやてと運転するのは今日は非番のシャマルであり現在ゲンヤの部隊に送ろうとしていた。

 

シャマル「これでよかったの?はやてちゃん」

 

はやて「あれでええよ、あの子もそろそろ一人立ちしてもいいと思うたんよ」

 

シャマル「ヴィータちゃんとシグナムにはどう説明するの?」

 

はやて「ヴィータやったら問題ないけどシグナムはな…なんや酔狂しとるから…」

 

シャマル「まあ、なんとか今晩までに考えておきましょ」

 

はやて「せやな」

 

はやて(私ができるんはここまでやで後は任せるで弘樹くん、美雪ちゃん)

 

 

そして昼こ3時頃あまりにも暇をもて余していた吹雪たちは近くの公園で弘樹の家にあったものでキャッチボールをしていた。

 

雷「いくわよ、電!」

 

電「来るのです」

 

吹雪「キャッチボールか…やったのは何年ぶりだろう」

 

翔鶴「そうですね、あまり女の子がするものでもありませんから」

 

吹雪「そういえば、瑞鶴さんのことなんですけど翔鶴さんの姉妹艦ですけど、本当の姉妹なんですか?」

 

吹雪がいうように姉妹艦は殆どの艦娘は血も繋がっておらず記憶の艦が姉妹艦なだけだということが極めて多い。

 

翔鶴「吹雪さんが思っているとおり瑞鶴とは本当の姉妹ではないわ…私一人娘だったから、それに瑞鶴とあったのも艦娘としてなってからなのよ」

 

吹雪「そうなんですか!?てっきり付き合いが長いのかと」

 

翔鶴「実は瑞鶴には、姉が一人いたのよ…でも昔に交通事故で亡くして…」

 

吹雪「っ!そうだったんですか…」

 

翔鶴「でも私と瑞鶴が初めてあったとき、私のこといきなりお姉ちゃんって言ったのよ」

 

吹雪「ええ!?初対面ですよね!?」

 

翔鶴「そうなんだけれど、私が亡くなった瑞鶴のお姉さんに似ていたらしくて…それで間違えてお姉ちゃんっていったみたい…でも今では瑞鶴は私にとって妹なのは間違いないわ」

 

吹雪「そうだったんですか…雷ちゃんたちは?」

 

雷「雷たち?見てわからない?正真正銘の姉妹よ」

 

電「なのです、双子の姉妹なのです」

 

吹雪「やっぱり、二人とも似てるもんね」

 

電「あと、若葉ちゃんと文月ちゃんは従姉妹なのです」

 

吹雪「へ~でも暁ちゃんと響ちゃんは?」

 

雷「あの二人は違うわ、でも今は姉なのは間違いないわ」

 

電「前に暁ちゃんに聞いたことがあるのですが…元々暁ちゃん、大手企業の御令嬢らしいのです」

 

雷「自分で自称してるかそうじゃないのかがわからないけどね」

 

吹雪「そうなんだ…けど一緒にいるのに知らないことって一杯あるね」

 

翔鶴「あまり、昔のことは聞きませんからね」

 

そんな話し合いがしていると電が投げたボールが雷の頭上を通り越して奥の草むらに落ちてしまう。

 

電「あ」

 

雷「ちょっと待ってなさい、直ぐに取りに行くから」

 

翔鶴「私達も手を貸すわ」

 

雷達は電を残してボールを探しに行き電は一人で待つが数分しても帰ってこない。

 

電「電も探しにいった方がいいかもしれないのです」

 

そういって探しにいこうとした矢先に突然バインドによって動きを封じ込められる。

 

電「はわっ!?」

 

電が驚くのも束の間突然バリアジャケットを纏った二人組の男が近づいて魔法で電の意識を奪うとバインドを解除し電を抱える。

 

そこに漸くボールを見つけて戻ってきた雷達がやって来て電が誘拐される現場を目の辺りにする。

 

雷「あんた達!電になにしたの!?」

 

誘拐犯「やべえ!逃げるぞ!」

 

誘拐犯は電を抱えて全速力で逃走しそれを逃がすかと雷達は追っていく。

 

 

夕立「ふう~あの屋台のクレープ美味しかったぽい」

 

弘樹「全く、まさか三種類も頼むかよ…金は俺しか持ってないんだぞ」

 

公園の外、漸く家の近くまで帰ってきていた弘樹達であり、そして公園からは電を誘拐した誘拐犯が出てきて逃走用に共犯者が待機する車に乗り込んで車を急発進した。

 

弘樹「なっ!交通違反じゃないか!誰だよあれ」

 

雷「待ちなさい!」

 

弘樹「あれ?雷?どうしたよ、そんな取り乱して」

 

吹雪「大変だよ!電ちゃんがさっきの車に誘拐されちゃった!」

 

弘樹「なんだと!?」

 

そういって急いで走っていった方向に向きケルディムを起動すると銃口を向けて一発だけ発射させて車体に当たるが損傷はなくそのまま何処かへと消えていった。

 

雷「嘘…電」

 

電を連れ拐われたことで足にちからが入らなくなりその場で倒れこむ。

 

吹雪「弘樹くん!早く追わないと!」

 

弘樹「いや、騒ぎを起こせば俺達も危うい、それとさっき車にトレーサーをくっつけた車の位置を特定できるから問題ない」

 

あのときの一撃でトレーサーを張り付けてそれでマップで追跡を始める弘樹、だが、車が向かった先は予想外の場所であった。

 

 

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