電が誘拐されて一端家に戻り弘樹は自室でトレーサーの反応を見ているとある場所に停まったのに気づきそれとミッドのマップを統合するとある場所が発覚した。
弘樹「…なんの冗談だ?」
弘樹も信じられないと思っていたが結果で出ているのでこの事をゲンヤに報告するために通信を入れる。
そして下のリビングでは電が誘拐されたことで吹雪たちは落ち込んでおり中でも雷は完全に瞳に生気が見られなかった。
そこに通信が終えた弘樹が入ってくる。
弘樹「電のいる場所を突き止めたぞ」
吹雪「本当!?」
弘樹「ああ、だけどかなり厄介というか…効率がいいというか…」
翔鶴「効率がいいとは?」
雷「そんなのどうでもいいわ!それで何処なの!?今すぐにでも…」
弘樹「…俺達が今夜潜入する会社だ…さっきゲンヤさんに報告して張り込んでる部下からその車が入っていくのを見たと」
雷「そう、なら話が早いわ!今すぐに」
弘樹「今すぐだと危険だ、予定通りに夜で潜入する 」
雷「それじゃあ電はどうなるの!?」
弘樹「電が誘拐されたってことは身の保証はされてる…だから救出する手立てがあるここで下手に動けば助けられる可能性を無駄にしてしまうぞ」
雷「電…」
弘樹「…作戦を説明しておく…まず俺達は本社に潜入し警備室を制圧…これによって監視カメラを無力化することができる。次に当初は二組に別れるつもりだが今回は三組に別ける、まず翔鶴と吹雪は殆ど立ち入らない本社の屋に行きそこで艦載機を発艦会社の全体を偵察、その情報を俺達に無線で伝えてくれ吹雪はもしもの時の護衛としてつける、もうひとつは雷と夕立で会社の不正をしていることについての証拠を見つけてほしい、恐らく倉庫か地下の工場にあると思う見つけたら分かりやすい場所に置いておいてくれそれをゲンヤさん達に見つけて動かぬ証拠にする、そして、最後の俺は会社内にいる電を探して見つけたら暴れまわる…以上だ」
夕立「了解ぽい」
吹雪「わかったよ」
翔鶴「わかりました」
雷「…わかったわ、電のこと任せるわよ」
弘樹「ああ、作戦決行は夜の9時それまでに艤装なんかの準備していてくれ」
弘樹(…それにしても…なぜ、危険なリスクをおかしてまで電を…なにか嫌な予感がする)
弘樹は何か嫌な予感を感じながら作戦決行までにやることをした。
そして電が拐われてきた大手企業の会社の地下、社員でも一握りしか入ることが出来ない場所では電が台の上に拘束されておりその回りには8人の研究者が立っていた。
電「なんなのですか!?この!」
電も必死になるが拘束具によって動けるわけもなく抵抗は無意味であった。
研究者「さあ、始めようか…」
そういってケースに入っている何やらの注射器を取りだしそれを胸元に突き刺して注射器の液体が投与されていく。
電「ぐっ!何を…」
研究者「さてと、うまく行けるかな?」
研究者は楽観的にいうが次の瞬間電の体に異変が起きた。
電「あああああああああああああああああああああああああああああっ!?!?!?!?!?!?」
突然謎の激痛が電の全身に襲い掛かり断末魔をあげる。
研究者「ふむ、やはり艦娘は前の実験体とは違う傾向だなこれならいけるかな」
研究者はニヤリと笑みを断末魔をあげる電を物のように見ていた。
そして時間は過ぎ午後8時が過ぎた頃大手企業の会社の近くに多くて8人は乗ることができる車が止まり中には弘樹たちと運転するユミルが乗っておりこれから侵入する手はずであった。
ユミル「それじゃあ気を付けていってきなさい」
そういってユミルは心配した顔で助手席にいる弘樹に必要な物を渡す。
ユミル「くれぐれもあれは最後までとっておくこといいわね?」
弘樹「了解、それじゃあいってくる、みんないくぞ」
そういって弘樹達は車から出て会社へと向かう。
まず、最初はどうやって中にはいるかだが会社は外壁によって入れる場所は正面か裏側のどちらかになり入るのなら壁をよじ登ることもできるがそれは会社のセンサーに引っ掛かる可能性があるため上るということはしない…だが残り二つも見つかる確率が高い…ならばどうするか…なければ作ればいい
弘樹「防音結界展開完了…エリアサーチ配置よし、OKだ始めてくれ」
雷「了解よてりゃあぁ!」
弘樹が準備を整えると雷が艤装の錨を持って壁に打ち付ける。
打ち付けることによって緒とが鳴り響くが弘樹の防音結界により、その音は結界外部には漏れることはなくエリアサーチで誰か来るかを監視して行っていた。
雷の攻撃は何度も繰り返し壁に打ち付け壁に皹がどんどん入っていく。
雷「これで!撃てぇぇ!」
雷はこれで破壊するために主砲を発砲し壁を破壊し侵入路を完成された。
弘樹「よし!それじゃあいくぞ」
雷が作った侵入路から侵入して会社の裏側へと回り裏側の電子ロックが掛かっているドアの前に来た。
吹雪「ここからはいるの?」
弘樹「ああ、そうだ」
夕立「でも、電子ロックがかかってるよ?」
弘樹「問題ない、このためにこいつがある」
そういってユミルに渡されたカードキーを取り出す。
雷「それは?」
弘樹「母さんが今日一日で会社に気づかれずにハッキングして作った此処のカードキー」
そういって電子ロックにカードキーを使って解除して会社のなかに侵入にすることができ入ってすぐは明かりもないうすぐらいくあまりここからは入ってくる形跡もなかった。
弘樹「さてと、美雪、翔鶴さん、はいこれ」
そういって弘樹は二人に何処かの作業着を手渡す。
吹雪「弘樹くん?これは何?」
弘樹「何って…流石にこの服装だと怪しまれるからな…着替えるの」
吹雪「いや!行きなり言われても!っていうかこれどこで手に入れたの!?」
弘樹「母さんが清掃会社の社長に頼んで借りたらしい…母さん、人脈広いから」
そういいながら私服の上に作業着を来ていく弘樹、二人は躊躇いながらも渋々と着替え始める。
雷「ねえ、私たちのは?」
夕立「夕立達のはぽい?」
弘樹「いや、3着しかかりれなかったとか…だから二人には…」
着替え終わり会社のロビーを清掃道具と何故か段ボールを乗せた台車押しながら目的の警備室に向かっていた。
吹雪「ほ、本当に怪しまれてない?」←後ろの髪をまとめている髪止めを外して作業着を着ただけ
翔鶴「全く、気づかれてませんね」←同じく吹雪の髪止めでポニーテールにしただけ
弘樹「いっておくがここ敵地だから油断はするなよ」←同じく帽子を被っているだけ
三人ともすれ違う社員達に全く妙だと思われなく進んでいっていた。
吹雪「夕立ちゃん、雷ちゃん大丈夫?」
夕立「スペースあるから問題ないぽい」
雷「私も問題ないわ」
弘樹「美雪、あまり喋るなよ、下手したらバレるだろ」
吹雪「ご、ごめん」
弘樹達三人しか歩いていないはずなのに夕立と雷の声が聞こえてくるのは何故か答えは簡単だ、二人は弘樹が押す台車の段ボールの中に隠れているからだ。
翔鶴「警備室は何階でしたか?」
弘樹「3階」
エレベーターに乗り3階へと移動しついに警備室の部屋の前が見えてきたがドアの上に監視カメラがあり流石に清掃員の服装でも怪しまれる。
弘樹「…横の在庫部屋になってる…そこにはいるぞ」
そうして監視カメラに注意しながら横の在庫部屋に入ることができて、誰もいないことを確認すると天井の通気孔のドアを開ける。
弘樹「ちょっくら行ってくる少し待っていてくれ」
そういって通気孔に入っていき隣の警備室の方向に向かっていき…少しして…
警備員1「な、なんだ!きさぐぅ!」
警備員2「しんぐうぅ!」
隣の部屋から警備員と思われる人の声が聞こえてきて恐らく仕留めた音がした。
翔鶴「私たちもいきましょうか」
吹雪「はい」
吹雪達も通気孔から警備室に入り中は弘樹に気絶させられた警備員と警備室の装置を片手に小型ハッカーをもって操作している弘樹であった。
翔鶴「うまくいきましたか?」
弘樹「ああ、今此処と隣の在庫部屋のパスワードを書き換えたこれで奴等は警備室に入れない」
翔鶴「それではこれから三組に別れて行動ですね」
弘樹「ああ、みんな気を付けろよ」
吹雪「うん、弘樹くんも無茶しないでね」
弘樹「了解、善処するよ」
雷「電のこと頼んだわよ!」
夕立「夕立達も絶対に証拠見つけるっぽい」
そうして弘樹達は別れてそれぞれの目的地へと向かっていった。
まず、吹雪、翔鶴組は清掃員の服装であるため難なく行動が出来て雷達を作業着を着替えた場所まで運んだ後、屋上に無事についていた。
翔鶴「無事にここまで来ましたね」
吹雪「はい、それじゃあ翔鶴お願いします」
翔鶴「わかったわ」
翔鶴は艤装を展開し偵察機を発艦し会社周辺を飛び回る。
翔鶴「これで問題はないはずよ」
吹雪「はい、後は雷ちゃん達と弘樹くんがうまくいけば」
翔鶴「ええ…私達がフォローしなくてはね」
そうして翔鶴達は動きがあるまでここで待った。
そして、雷、夕立組は翔鶴達に一階まで運んでもらってから通気孔等を使って何とか地下の工場の手前まで侵入することが成功したが地下の工場は製造員がたくさん彷徨いて居るために中々そこから先に進めなかった。
雷「さてと、これからどうしたものか」
夕立「強行突破するぽい?」
雷「そんなことしたら、他のみんなが危ないわ…何とか見つからずに…」
夕立「…ねえ雷ちゃん、あれ使えそうじゃないぽい?」
雷「ん?あれは…」
夕立が指差す方向にある物をみて雷は考えるのであった。
そして弘樹は電を探して前に見ていた会社の見取り図でわからなかった本社の地下5階に侵入し奥へと警戒しながら進んでいた。
弘樹「一体…この階はなんなんだ?…あまりにも他の階とは違う…」
そういって進んでいくと広い部屋に入ると突如ドアが閉まりロックがかかった。
弘樹「しまった!」
研究者「おやおや、とんだネズミが入ってきていたものだ」
スピーカーから声が聞こえてきてどうやらこの階は他に警備室がありそれでバレた用だ。
弘樹「あんたらに聞きたいことがある!昼間に運び込まれた少女はどこだ!」
研究者「なるほど…あの娘か…探しているのなら会わせてやろう」
そういって弘樹が入ってきた反対の扉が開くとそこから艤装を展開した電が入ってくる。
弘樹「電!」
無事であったことに安心して弘樹は電に近づいていくが近づくと電の異変に気づいたときには電の錨が弘樹の脇を狙って振るわれており即座にケルディムを起動しルガーランスで防いだ。
弘樹「ぐっ!」
電「……」
鍔迫り合いが少し続き弘樹が電の錨を弾くと一度後ろに飛んで距離をとった。
弘樹「おい!電になにをした!」
ケルディム「恐らく、マインドコントロールかと…」
弘樹「なるほどな、なら悪いが気絶させて洗脳をとかせてもらう!」
電に攻撃するのは忍びないが弘樹はルガーランスをもって踏み込み電と何回も打ち合うと弘樹の攻撃で電の錨を弾き飛ばして完全に捉えたと思い弘樹はルガーランスを電の脇を狙い振るった。
研究者「残念だが、その程度では彼女は止められないよ」
ガキンっと金属と金属がぶつかり合った音がするはじめは何がと思った弘樹だが電の手には先程までどこにもなかった弘樹と同じルガーランスを持ち弘樹のルガーランスの攻撃を防いでいた。
弘樹「ルガーランス!?」
驚くのも束の間、電はルガーランスで弘樹のルガーランスを弾き弘樹に切りかかってきて咄嗟の判断で後ろに避けた弘樹であるが電はルガーランスの剣先を弘樹に向けて剣先が開き発射口が開いて魔力弾を発射されそれは弘樹がルガーランスで切り捨てるが弘樹の顔は完全に焦りの色を隠せない。
何故電がルガーランスを使っているのか…そもそもどこから出したのか…そんな思考を回していたがまたスピーカーから研究者の声が聞こえる。
研究者「どうだい?私達の研究の結晶は?」
弘樹「研究の結晶だと?」
研究者「君は疑問に思っているだろ?何故リンカーコアを持っていない彼女が魔力を使えているのかを」
弘樹「……」
研究者「答えは簡単だ…私達は彼女に人工的に作り出したリンカーコアをあたえたのさ」
弘樹「っ!リンカーコアを作り出しただと!?」
研究者「その通り、これには多大な資金と人員を使ったよ…本来なら彼女ではなく他の艦娘を素材に使おうと思っていたのだけどね、まさか、捕まえたのに逃げ出すとは思っていなかったよ」
弘樹「お前!電を…その前にも人を実験台にしたのか!」
研究者「研究には代償が付き物だよ…さあ、君は私達が作り上げた兵器に勝てるかな?」
電「……目標を…駆逐するのdeath」
電はルガーランスをもう一本出現させて両手に持ち構えて仲間と戦わないといけないと苦しい気持ちの弘樹はどうすればいいかと悩むのであった。