リリカルこれくしょん   作:ウィングゼロ

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新しい艦娘が着任しました

弘樹達が青ヶ島攻略、及び管理局の補給路破壊に成功したことにより地球の情勢は変わった。

 

青ヶ島攻略により日本の周辺の南方海域は完全に解放され、南方海域の深海棲艦は殆ど倒された。

 

そして管理局は対に地球側の反抗作戦が開始された、これにより青ヶ島攻略戦以前に陥落されたアメリカの半分の土地を取り戻すことに成功するが…直ぐ様管理局の精鋭達によりアメリカの最西に追い込まれてしまう。

 

青ヶ島攻略から5ヶ月、新暦73年9月の現状である

 

 

時空航空艦XL級アースラではクロノが上層部と通信をしていた。

 

上官「アメリカの反乱分子の制圧ご苦労、あとは他の部隊に任せるとして早速だがクロノ提督あなたに指令を言い渡す、クロノ提督率いるアースラは現時刻をもって日本の海鳴に向かいたまえ」

 

クロノ「海鳴にでありますか?いったいなぜ…」

 

上官「この作戦は極めて重要だ…クロノ・ハラオウン、その海鳴の鎮守府にいる我々を裏切ったヒロキ・ニッタを暗殺せよ」

 

弘樹の暗殺、この事を聞いてクロノは目を大きく開けて席から立ち上がる。

 

クロノ「それはなぜですか!?確かに新田二尉は裏切りましたが元々は我々が…」

 

上官「ヒロキ・ニッタが生きていると我々にとって障害となる、これは命令だ、暗殺には少し前に配属した部下の二人のどちらかを指し抜けたまえ、もしも逆らったり裏切った場合は…君のエイミィ・ハラオウンの命はないと思え」

 

そういって通信が切れるとクロノは苛立つ怒りを露にする。

 

クロノ「くそ!僕はなにもできないのか!」

 

クロノは地球にいた妻であるエイミィを人質に取られてこのような侵略行為に付き合わされていた。

 

そして地球の海鳴市、この約半年は深海棲艦も現れることもなく海鳴市は活気を取り戻しており弘樹は朝の巡回を終えたあと翠屋でケーキを食べながら士郎と話をしていた。

 

弘樹「あ~暇だ~」

 

士郎「暇だと言われてもね

 

弘樹「あの青ヶ島攻略以降は海鳴近辺は安全だしな…トレーニングも欠かさずにやってるが…

 

士郎「それでも暇と言うことか…ユーノ君達は?」

 

弘樹「ユーノは大本営にいってミッドとかの説明中リインもその補佐でな、吹雪達も殆ど遠征に出てるから…」

 

桃子「それじゃあユミルさんの御手伝いは?」

 

弘樹「母さんの?ついこの前試作機のテストやったばかりだから…早々ないな」

 

士郎「それじゃあ今だれがのこっているんだい?」

 

弘樹「えっと…母さんに如月だろ?恭二にそれから…そこにぐてーとしてる北上だろ?あとそれから…電の代わりで今秘書官してる…神通あたりかな?」

 

神通「わたしのこと呼びましたか?」

 

そこに神通が現れて弘樹の横に立つ。

 

弘樹「あれ?神通?こんなところでどうしたんだ?」

 

神通「今日配属される新しい艦娘達にケーキをと思いまして…」

 

弘樹「そうか…恭二は?まだ資料と格闘中か?」

 

神通「はい、それはもう全然減りません」

 

今日から新しい艦娘が着任する資料や、他にも弥生と卯月の転属したときの資料など多大な資料があるためか昨日からあまり眠っていないという恭二のことを弘樹も心配していた。

 

弘樹「…はぁ…俺も手伝うよ」

 

神通「そんな、弘樹くんまで手伝わなくても」

 

弘樹「いや、俺も暇で暇で仕方がなかったからな…手伝わさせてくれ、今日配属の人達にそんなところ見させても失礼だろう?それに俺も魔導士だからな紹介のときに立ち会った方がいいと思うし…」

 

神通「確かにそっち方が助かるかも…それじゃあお願いしますね…北上さんは一緒に来ますか?」

 

北上「ん~いや、めんどくさそうだからいいわ~」

 

弘樹「相変わらずだな…それじゃあ行こうか」

 

そういって弘樹は金を支払うと翠屋に出て鎮守府に帰る道中でふとケーキを入っているケースをみて着任するのは何人なのか気になった。

 

弘樹「そういえばさ、一体今回何人くるんだ?」

 

神通「えっと、確か12人来るみたいです」

 

弘樹「12人って何でそんなに…」

 

神通「さあ…たぶんですけど…提督のこれまでの戦価を見てだと思いますよ」

 

弘樹「そうであってほしいけどさ」

 

神通「それと急に決まったことなんですが…二日後に新しく研修で新人の提督が来るみたいですよ」

 

弘樹「提督って実地研修って訳か?」

 

神通「はい、なんでも大本営の将官が推薦したとか…」

 

弘樹「ふーん、そうなんだ…」

 

まああまり俺とは関係ないかなと軽い気持ちで言いながら弘樹達は鎮守府の目の前まで6人ほどおどおどと困惑している二種類の制服を身に付けた少女達がいた。

 

弘樹「なあ、もしかしてだけど…」

 

神通「まだ着任まで一時間はあるはずですけど…」

 

もしかしたら着任する少女達ではないかと推測しさらに近づいてみると話し声が聞こえてきた。

 

???「どうする?幾らなんでも1時間前に着いちまうのはまずいって」

 

???「始めに白露さんが一番に鎮守府にいくって聞かなかったからです」

 

白露「だって、一番早く鎮守府にたどり着きたかったんだもん」

 

???「それでも限度があると思います」

 

???「ごめんね、みんな僕が姉さんを止めていれば…」

 

???「まあ、白露姉さんの一番は今から始まったことじゃないんだけどね」

 

どうやら一人の一番乗りによってこんな時間に着いてしまったようでここにいても仕方がないと思った神通が六人に近づいていく。

 

神通「あの、もしかしてあなた達が今日着任する艦娘かな?」

 

???「え?は、はいそうです」

 

神通「まだ予定より早いみたいだけど…遠慮しなくていいわ、今から提督室に案内するわ」

 

???「ありがとうございます」

 

弘樹「神通、この子達の案内は俺がやるよ、神通はそれを食堂の冷蔵庫に入れてこい」

 

神通「それじゃあお願いしますね」

 

そういって神通はケーキを冷蔵庫に入れに行き六人は弘樹が提督室に連れていくことになった。

 

そして弘樹が案内し提督室の前に来る。

 

弘樹「少しここで待ってくれ…」

 

そういって弘樹は入ると中には大量の書類と格闘している恭二の姿であった。

 

弘樹「恭二」

 

恭二「弘樹か?すまん、今手が離せない状態でな話ならあとで…」

 

弘樹「すまないがそんなお前に悪い知らせがある…予定の着任する子が6人だけだが来たぞ」

 

その知らせを聞いたとき恭二は動かしていた手を止めて顔を弘樹に向ける。

 

恭二「…まじ?」

 

弘樹「ああ、マジだ既に確認はとってる」

 

恭二「ちょっと待て!す、直ぐに終わらせるから!」

 

そういって書類を一段落だが終わらせて外で待っている6人が提督室に入室し恭二の前で敬礼する。

 

白雪「今日から海鳴鎮守府に配属になりました特型駆逐艦二番艦の白雪です、よろしくお願いします」

 

深雪「同じく、特型駆逐艦四番艦の深雪様だ!よろしくな!提督!」

 

磯波「特型駆逐艦九番艦の磯波です、よろしくお願いします」

 

白露「白露型一番艦!白露だよ!白露型の一番のお姉さん!今日からよろしくお願いします提督!」

 

時雨「同じく二番艦の時雨だよ、よろしくね提督」

 

村雨「同じく三番艦の村雨よ、今日からよろしくね」

 

恭二「自分がこの海鳴鎮守府の提督の浜松恭二准佐だ貴艦らの着任を歓迎しよう、そして横にいるのは」

 

弘樹「新田弘樹、親友の恭二に手を貸してる元時空管理局所属の魔導士…元々の階級は二等空尉…軍属ではないので俺のことは気軽に接してくれて構わない」

 

両者との自己紹介が終えたあと6人とも弘樹が管理局元所属だと知って驚き深雪、白露が直ぐ様主砲を向ける。

 

深雪「こ、ここであったが百年目!大人しくしろ!」

 

弘樹「あの~話が全く見えてこないんだけれど…」

 

白雪「深雪さん、落ち着いてください!弘樹さんは元所属といったですよ!今は管理局とは無関係です!」

 

深雪「え?あ、そうなの?」

 

時雨「姉さんも銃口下げて」

 

白露「ご、ごめんなさい」

 

二人は主砲を下げて謝ると気を取り直して6人に質問することにした。

 

弘樹「1つ聞きたいんだけど…俺のことはなにも聞かされなかったのか?」

 

白雪「はい、訓練校の教官はなにも教えてくれませんでした」

 

弘樹(こうなるからお願いだからいっておいてほしかったな~)

 

弘樹「なるほど…それと恭二、訓練校てなんだ?」

 

恭二「ああ、艦娘の養成学校だ吹雪達も短期間だったがそこにいた、今は一年前みたい絶体絶命じゃないからな、養成期間も長くなったみたい」

 

弘樹「なるほどな…もしかして他の6人も新人か?」

 

恭二「いや、大本営直属の部隊からみたいだ…腕はいいと思う」

 

納得した矢先、部屋の扉にノックされる。

 

神通「神通です、今日着任する艦娘が来られました」

 

弘樹「噂をすればだな」

 

恭二「入ってくれ」

 

そういって神通を先頭に着任の艦娘が入ってきてよく見たら神通と同じ服装の艦娘も二人いた。

 

川内「川内型一番艦、川内よ、これからよろしくな」

 

那珂「川内型三番艦、艦隊のアイドル那珂ちゃんでーす!よっろしく~!」

 

弘樹「川内型ってことは神通の」

 

神通「はい、姉妹艦です」

 

川内「提督!ここって夜戦とかよくするの?」

 

恭二「え?はい?」

 

神通「姉さん!いきなり失礼よ」

 

恭二「いや、あまりないかな」

 

川内「ちぇ~」

 

神通「ごめんなさい、提督、姉さん、夜戦好きで…」

 

恭二「いやいや、別に構わないよ、それじゃあ次のかた」

 

鈴谷「最上型の三番艦鈴谷だよ~今日からよろしくね」

 

熊野「同じく四番艦、熊野です、今日からよろしくお願いしますわ」

 

瑞鳳「祥鳳型軽空母、瑞鳳です、提督今日からよろしくお願いします!」

 

弘樹「軽巡に、重巡、空母に駆逐艦まで…なんか妙に戦力が入るな…それで最後の人はもしかして戦艦とか?」

 

着任する総勢な顔ぶれに何やら嫌な予感を感じる弘樹はここまで来たら戦艦とかもあり得るのではと思い恭二と弘樹の視線を最後の艦娘に向ける。

 

大和「本日付でこの鎮守府に着任することになりました、大和型一番艦、大和ですどうぞよろしくお願いします」

 

恭二「…え?」

弘樹「…え?」

 

名を名乗り笑顔を微笑ませる大和みて弘樹と恭二は、ただ、唖然とするのであった。

 

 

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