リリカルこれくしょん   作:ウィングゼロ

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一年の間の変革

弘樹が転移する少し前海鳴市の海岸に建設された海鳴鎮守府の提督室にてまだ二十歳にも行かない提督が報告書の処理などで後を追われており、一区切りができたからか一息ついて椅子の背にもたれる。

 

コンコン

 

吹雪「吹雪です、遠征の報告書お持ちしました」

 

提督「入ってくれ」

 

ドアを開けて入ってきたのはこちらも二十歳も行かない少女でその少女は提督の前で敬礼した。

 

提督「…はぁ…美雪、前もいったけど前みたいに気楽でいいんだぞ」

 

吹雪「ご、ごめん、恭二くん」

 

恭二「そうそう、昔みたいにそっちの方がいい」

 

弘樹の友達である恭二と美雪が何故この鎮守府に居るのかそれは遡ること10ヶ月前、弘樹達がミッドに移住してから一ヶ月後にことは起きた。

 

何処からともなく現れた、深海棲艦という存在が全世界に攻撃を開始した。

 

全国ものばやしにするはずもなくこれを撃滅するために艦隊を編成するも深海棲艦にな歯が立たず、絶体絶命だと思われた時日本で日本の艦の記憶を持つ艦娘とよばれる者達が現れて深海棲艦を撃滅した。

 

それと同時に軍事工廠や彼女達が扱う艦載機などに搭乗している妖精と呼ばれる変な生物も発見された。

 

突如現れた、艦娘という存在に話を聞くと彼女ら自信も深海棲艦が現れた同時期にふとその艦の記憶が甦り守りたいと思って戦ったとのことだった。

 

妖精に関しては気づいたらいた、これら自信人間と友好的な存在だということは一目散でわかった。その上艦娘の武装である艤装と呼ばれる物を建造できるという。

 

妖精は喋ることができないから一般市民にはわからないが艦娘なら妖精が言っていることがわかるらしい。

 

その後日本各地で鎮守府が建設されてその鎮守府に艦娘と共に戦う適性のある提督と共に深海棲艦と戦うことになった。

 

そして深海棲艦戦うこと四ヶ月、突如として現れた時空管理局が全世界に管理下すると降服勧降を呼び掛け、それに関しては全ての国々が勧降を拒否しそれにより掌を返したかのようにポルトガル、モスクワ、アルゼンチンカナダ、他三ヵ国に侵攻した。

 

時空管理局の主戦力である魔導士達にことごとく打ち負かされて侵攻された七ヶ国は管理局の領地となり次々と国々に管理局が侵攻していった。

 

今地球は地球人、深海棲艦、管理局の三つ巴の状態にたたされていた。

 

そして美雪は吹雪の記憶を持った艦娘であったから戦うことを決め、恭二は提督しての適性があったことから志願して偶然にも海鳴の鎮守府に配属となった。

 

恭二「……美雪…お前が遠征にいっていたときだったから知らないと思うが…アメリカが落ちた」

 

吹雪「え?」

 

アメリカの陥落この事に吹雪は持っていた報告書を落とす。

 

吹雪「嘘、それじゃあ弘樹くんは!?」

 

取り乱す吹雪、その理由は簡単であり弘樹がアメリカに留学するという(嘘)話だったのでそのアメリカが落ちたとなれば冷静にはなれるわけがない。

 

恭二「…駄目だ一年前とおんなじで連絡は…」

 

この一年、恭二達は必死に連絡をかけた、だが一回も帰ってくることはなかった。

 

吹雪「…そんな…」

 

恭二(…一応今かけてみるか)

 

ダメもとで弘樹の携帯にかけてみようとしたとき着信が入る相手はまさかの弘樹であった。

 

その名前が出てきたときに恭二は高速で電話に出て耳に当てた。

 

恭二「弘樹か!?」

 

吹雪「え!?弘樹くん!?」

 

弘樹〈俺だ…〉

 

恭二「俺だじゃねえよ、なんで連絡のひとつも入れてくれなかったんだ!?アメリカが管理局に落とされたって聞いて心配したんだぞ」

 

弘樹〈連絡入れられなくてすまん…ちょっとまて今なんていった?〉

 

恭二「だからアメリカが…」

 

弘樹〈その後だ!何処に落とされたっていった!〉

 

恭二「管理局に落とされたって」

 

弘樹〈…嘘だろ…でもそれなら辻褄も…〉ボソ

 

恭二「?弘樹?」

 

弘樹〈ん?ああすまん、多分俺が飛行機で帰ってきてからだな、今海鳴にいるんだ〉

 

恭二「本当か!?なら…」

 

弘樹〈ん?何か海の方からかなりの数がこっちに…〉

 

恭二「何か?…まさか」

 

弘樹が言っていたことに最悪な予想を立てる恭二、その報告は直ぐにやって来た。

 

電「提督さん!大変なのです!深海棲艦がこの鎮守府に迫ってきてるのです」

 

吹雪「そんな!ここまでの接近に気づけなかった!?」

 

恭二「すまん!弘樹また後で掛けなおす」

 

そういって一方的に電話を切ると迫り来る深海棲艦に頭を悩ませた。

 

恭二「くそ!金剛達は遠征にいってるいるし赤城達一航戦は遠征の燃料や弾薬の補給で動けない…残っているのは第六駆逐隊と吹雪に夕立、睦月、大井と北上だけか、直ぐに第六駆逐隊と第二艦隊は出撃せよ」

 

電「はわわ!わかりました!」

 

吹雪「はい!」

 

 

一方、転移してきた弘樹は恭二の話を聞いて流石に信じられなかった。

 

自分がいる管理局が地球を強引に管理下におこうとしている。

 

そのことで頭を悩ませていると鎮守府から海の方へと走行している吹雪達が見えたがここからでは遠すぎるために誰なのか全くわからなかった。

 

弘樹「…ケルディムあそこアップで見れるか?」

 

ケルディム[はい、できますよ]

 

そういってウインドウでアップしたリアルタイムの偵察をすると水上を駆ける艦娘達を見る。

 

弘樹「なんだ?これは?水上を走行しているのか?」

 

ケルディム[マスター!よく見てください]

 

弘樹「っ!?美雪?」

 

その中に吹雪の姿があることで弘樹は戸惑ってしまう。

 

弘樹「美雪は戦うのか?」

 

ケルディム[予想ですがそうでしょうね]

 

弘樹「…それであれは敵でいいんだな」

 

弘樹は悩むことより吹雪達が向かおうとしている方向にいる深海棲艦が敵だと断定する。

 

弘樹「美雪を援護するぞ」

 

そういってケルディムを起動して起動後の二丁の拳銃を確りと持つ。

 

ケルディム[わかりました、マスター]

 

弘樹は飛行魔法で視界がいい高台へと飛んでいった。

 

 

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