弘樹が海鳴に帰ってきて直ぐの戦闘からアリサとすずかに連絡すると案の定大声でどうして連絡も入れなかったのかと怒鳴られて弘樹はアリサ達に翠屋に来るように言うと直ぐにいくと言われたので先に翠屋に到着すると高町夫妻と長女の美由紀に心底で驚かれた。
そして三人からこの地球で何が起きているのかを聞くと深海棲艦、艦娘、妖精、そして突如この世界に管理局が支配しようと動き出したこと…この世界の情勢を聞いて弘樹は頭を抱えた。
自分がミッドに移住してから地球の情勢がかなり変わっていたことにそして管理局は弘樹達地球に縁がある者達…ほとんどの人達が知らされていないことに深く考える。
弘樹(恐らくかなりの人員がここに出てるはずだ、まずどこまでがこの事態を知っている?確かその時期から本局の大隊二隊が長期の大規模な仕事で出たって聞いたけど多分それだ、その上ちょくちょく増えてると思うし…)
そう深い思考の海に沈んでいると…後ろから誰かのチョップを弘樹の頭に振り落とされた。
弘樹「いっつ!誰だよチョップしたやつ!」
アリサ「私よ!全く!どうして帰ってきてくれなかったのよ!」
すずか「ア、アリサちゃん落ち着いて」
弘樹は後ろを振り向くと高校の制服を身に付けているアリサとすずかでありアリサは表情から本当に怒っているとわかった。
アリサ「落ち着けるわけないでしょ!地球がこんなあぶないことになってなのは達に連絡しようとしても繋がらないしエイミィさんもどこかいっちゃうし…」
弘樹「エイミィさんが!?」
すずか「もしかして会ってないの?」
弘樹「ああ、エイミィさんがミッドに戻ってきたなんて話は一度も聞いてないしそういえばクロノからの連絡もあまり来なくなった……まさか…クロノもか?くそ!一体どこまでがこの件に関与してるんだ!?」
苛つく弘樹は頭をかいて苛立ちを隠せない。
すずか「そういえば弘樹くんはどうして地球に帰ってこれたの?」
弘樹「ん?ああ、いくらなんでもこんなに長期に渡って地球にいけないって言い張るもんでな…疑問に思って思いきって転移魔法で地球に来た」
アリサ「ちょっ!それって大丈夫なの?」
弘樹「いや、全然異世界渡航許可書がないから犯罪だな」
アリサ「手本となってる局員がそれをやる!?」
弘樹「まあ、そこはおいといてだ…はっきりいってなのは達はこの事に一切感ずいてない完璧にワークホリックだ」
アリサ「あのバカ共(怒)」
すずか「あはははアリサちゃん落ち着いて」
そして数分間アリサを宥めてから高町士郎が真剣な表情で伺ってくる。
士郎「それでこれからどうするつもりだい?」
弘樹「どうするって…何を?」
士郎「君はどちらがわに付くつもりなのかということだよ…管理局側か地球側か…」
弘樹「……まだ決めかねてます…どちらに付いたとしても友達と敵対することになるから…」
すずか「もしかして美雪ちゃん?」
弘樹「うん、帰ってきたとき、深海棲艦が現れたから迎撃したんだ…それにもしかすると恭二も…だろ?」
もし管理局についたとしたらいつかは恭二も吹雪と戦うことになる、地球側でもその同じでなのは達と敵対することになるからどちらもメリットデメリットが存在した。
すずか「うん、恭二くん、あの海鳴に出来た鎮守府の提督を勤めてるんだ」
弘樹「あいつが提督ね…なんか想像できなかったな」
そういいながら苦笑いをする。
弘樹「まだ、どっちにつくか迷っています、直ぐには決めかねないと思います」
桃子「そうなの、今日は色々と忙しかっただろうし家に帰って頭を整理するといいわ」
弘樹「はいそうさせてもらいます」
そうしてこのどちらにつくかの話はおいといて雑談を話してのは夕方まで話し合いそしてミッドに移住する前の海鳴の家、売りさばいておらずその上最低限の家具は置いておいてあるのでその家に帰り晩御飯を手頃な物で済ませて就寝した。
そして翌日弘樹は8時に目を覚まして携帯にメールが受信しているのを確認すると差出人は恭二からで内容は昼から会えないかと言うものであった。
弘樹「……」
弘樹は会うことには問題はなかったので軽く承諾した。
弘樹「久しぶりに海鳴を見て回ろうか」
そして弘樹は軽い朝食を済ませて海鳴の町並みを回ることにした。
時空管理局 本局のロストロギア保管室のさらに奥の管理局の局員でも極少数しか知らない秘密の部屋そこにあるのは巨大な3つのポッドにその中には脳みそが入っていた。
脳1「野蛮人共も少しはやるようだな」
脳2「全てはあの人形の兵器が我々の駒を打ち倒しているようだな」
脳3「それに遂にヒロキ・ニッタに地球のことがバレた」
脳2「何?それは面倒なことにはならんか?」
脳3「心配ない昨日の内に手は打ってある、情報によると相手の中には古い友人がいるとかその友情をつくべきかと」
脳1「なるほど…それなら問題あるまい」
脳2「全ては全次元世界の統一のために!」
そして場所はかわり海鳴を散策していた弘樹はこの一年で変わったところもあったがあまり変わったところはなかった。
弘樹「あんまり変わってなかったな」
ケルディム[はい、そうですね、マスター…それでもうすぐ恭二さんとの待ち合わせの時間ですよ]
弘樹「そうだな…っと待ち合わせることもなかったみたいだ」
待ち合わせ場所に行くまでもなく前から私服姿の恭二と美雪、そしてその美雪に親しそうに話し合っている睦月と夕立の姿があった。
恭二も弘樹に気づいてそれを美雪にも教えると弘樹と美雪の目が合い、美雪の瞳からは次第に涙が流れてそして弘樹に目掛けて走り出して…
吹雪「弘樹くん!」
弘樹を抱きついて弘樹の胸に顔を埋めて弘樹のむくもり肌で感じる。
吹雪「弘樹くん、よかった…本当に…」
弘樹「相当、心配かけてしまったみたいだな…ごめんな美雪」
弘樹も久しぶりの親友の再開で心中がほっとしていた。
恭二「全く、本当に心配してたんだぞ弘樹」
弘樹「悪かったってちょっと電話ができなかった状況だったからよ」
恭二「まあ、お前が無事だったことだからよしとするか」
睦月「あ、あの、あなたが提督や吹雪ちゃんがよく話していた弘樹さんですか?」
弘樹「ん?そうだが…えっと君たちは…」
弘樹(確か美雪と一緒に戦いに出ていた…)
睦月「睦月です、吹雪ちゃんとは親しくしています」
夕立「夕立だよ、ふーん、なんか思っていた人物とは違うぽい」
弘樹「思ってた?」
夕立「だって私の大好きな王子様みたいな人ぽいって吹雪ちゃんが…」
吹雪「ゆ、夕立ちゃん!」
美雪は夕立に本人の前で前に弘樹について話していたときのことを言われたことで顔を赤らめる。
吹雪「あぅ~///」
弘樹「美雪…お前俺のことそう思ってたのかよ…まあ別に構わないけど…それじゃあ色々と話し合いたいからそこの喫茶屋で話そうか」
そうして近くにあった喫茶店で今までのことや昔の小学や中学での出来事を思い返したりとそんな雑談が夕方まで続きもうすぐ恭二達も帰らないと行けなったので鎮守府の帰り道、海沿いの道路を弘樹も鎮守府前までいくことにして歩いていた。
だが突如と管理局の制服を来た局員が5人弘樹達を囲んだ。
局員「少しよろしいかな?」
弘樹(こいつら!)
弘樹は直ぐに局員だとわかり臨戦態勢を取っており恭二も嫌な予感からか構えていた。
睦月「あの私達、急いでいるんです」
局員「直ぐにすみますから少しあちらの浜辺で話しましょう」
恭二「(みんな、ここは素直に従おう)」
恭二が小声で指示して吹雪達は頷くが弘樹だけが渋っていた。
恭二「(弘樹?)」
弘樹「(ん?ああ…いこう)」
弘樹(このタイミングで局員が接触してくるとなると…決断しないといけないな)
うすうす、局員が来た理由がわかった弘樹は恭二達と共に反抗することもなく浜辺へとたどり着くと局員は恭二達に振り向くと同時にバリアジャケットとデバイスを展開して構えてくる。
吹雪「か、管理局!?」
夕立「これは罠っぽい」
恭二「なっ!お前達何が目的だ!?」
局員「何、確かめに来たのです…」
弘樹(やっぱりか)
弘樹はこのときに考えたいたことが確信にかわり顔をこわばらせる。
睦月「どういうことですか?」
局員「正直にいってあなたが地球側に寝返る可能性があるからです…そうですね新田二尉」
その瞬間恭二達の顔は驚愕の表情に変わり全員の視線が弘樹に集まった。
吹雪「な、何を出鱈目なこといっているのですか…そ、そんなことあるはずが…」
局員「いいえ、新田二尉はこちら側の人間ですよ、つまりあなた方の敵ということです」
恭二「そんなことあるか!弘樹!お前からもお前達の仲間じゃないっていってやれ!」
弘樹「………」
恭二「おい、なにかいえよ」
弘樹「…そうだな…彼らがいっていることは本当だ…俺は管理局の局員だ」
弘樹は遂に恭二達に打ち明けると同時に歩き出して恭二達と局員の間にたつ。
睦月「そんな!どうして!?どうしてそんなテロリストの仲間なんか」
弘樹「テロリスト…か…確かにそう見えるな…」
局員「新田二尉、我々の仲間なのならば証を示してもらいましょうか」
弘樹「証?」
局員「そこの提督を殺しなさい」
弘樹「っ!?」
吹雪「そんな!そんなことできるわけない!」
恭二「ふざけるな!!そんなこと弘樹ができるわけねえだろ!」
弘樹「…2つ聞いていいか?」
局員「なんでしょうか?」
弘樹「何故管理局が介入したのか…そしその先に何を見てるのか」
局員「簡単ですよ、危険だから管理するまで…そしてその末には全ての管理し平穏な世界です」
夕立「わけわからないぽい」
吹雪達には訳がわからないことだが弘樹にとってはそれだけで目的は理解できた。
弘樹「なるほど…そういうことか…ありがとうございます、これで決心がつきました」
恭二「弘樹?お前一体何を…」
弘樹「ケルディム」
決心した弘樹はケルディムを起動させて銃口を恭二に向けた。
吹雪「弘樹くん!?」
局員「なるほど、我々と共に来てくれるか」
睦月「やめてください!こんなこと駄目ですよ!」
夕立「そうだよ!吹雪ちゃんが悲しむぽい!」
吹雪達も弘樹のことを止めようと説得するが銃を下ろす気はないらしい。
弘樹「悪く思うなよ」
恭二は友の裏切りの現実から背けようと目をつぶりそして弘樹はケルディムを強く握りそしてトリガーをに指を添えて。
弘樹「っ!」
トリガーを引いた。
……
………
恭二(あれ?痛くない?死ぬのって一瞬なのか?)
局員「ぐっ!き、貴様ぁぁ…!」
恭二は目を開けるとそこには弘樹の背中にそして5人の局員が痛々しそうにしながら弘樹を睨み付けている光景であった。
局員「我々の…仲間に…なった…」
弘樹「決心はつけた…けど俺は一度も管理局につくとは言っていないぞ」
恭二「弘樹…」
弘樹「俺はこの機をもって管理局を辞職させて頂きます」
局員「貴様…後悔することになるぞ!」
弘樹「俺はこの選択に迷いも後悔もない!さっさと失せろ!それでお前達の上官に報告しに行け!」
局員「く、くそ…」
そういうと局員達は転移魔法で上官の元へと転移していきそれを見届けると弘樹はケルディムを待機状態に戻してほっと息を吐く。
弘樹「これであいつらからは裏切り者だな…ケルディム、お前はどう思うよ」
ケルディム[マスターの方針に水を指すことはありませんよ、自身が思ったように行動してください]
弘樹「そうか…」
そうして振り返り恭二達に向き合う。
恭二「弘樹…その…」
弘樹「ごめん、ずっと隠していて…」
吹雪「ううん、いいんだよ弘樹くん」
恭二「…弘樹、お前これからどうするつもりだ…」
弘樹「深海棲艦と管理局と戦おうと思う」
恭二「そうか…」
弘樹「今日はもう遅い、明日、鎮守府に行く…管理局のこと聞きたいんだろ?」
恭二「頼めるか?」
弘樹「ああ」
そうして恭二達は鎮守府に戻るため弘樹と別れて鎮守府に続く道路を歩いていく。
睦月「よかったですね、提督、弘樹さん敵にならなくて」
夕立「提督、嬉そうぽい」
恭二「そうだな…今日は色々と疲れたな…けどこれからまたいつでも弘樹と会えるから嬉しいな…そうだろ?美雪」
吹雪「うん!」
恭二達も結果オーライの結果に満足してそうして鎮守府にへと戻っていった。
弘樹は決断した、この選択が何が起きるのかそれは誰にもわからないだが弘樹はその先に平和があることを祈りながら沈み行く夕日を見つめるのであった。