弘樹が決別した当日の夜中、恭二はある人物に電話していた。
恭二「はい、ですから明日こっちにきてほしいんだ」
???「まあ、しょうがない、ほとんど急ぎのようも無いのでな…それにそちらのほうがかなり重要だ」
恭二「はい、それじゃあ明日、待ってるから」
そういって電話を切ると提督室に隣接している恭二の部屋にいってそのまま倒れるこむようにベッドインした。
そして翌日、天気は生憎の雨であり弘樹はその雨雲を見ていた。
弘樹「雨か…」
そう思いながら鎮守府に向かうため家から出ると戸締まりをして傘を指して鎮守府に向かった。
そして鎮守府では休憩室にて恭二とそしてこの鎮守府に在住している艦娘達が集結しており、何故集められたかは知らされておらず何か大規模な作戦が展開するのではと緊張まで走っていた。
そのメンバーというと
睦月、夕立、如月、大井、北上、暁、響、雷、電、赤城、加賀、金剛、比叡、榛名、霧島、瑞鶴、翔鶴これがこの海鳴鎮守府に配属されている艦娘で吹雪は鎮守府前で弘樹を案内するために待機している。
電「司令官さん、今日はどうされたのですか?いきなり召集するなんて何か大規模な作戦なのですか?」
恭二「いや、作戦じゃないんだけど重要な話だから全員には来てもらったんだ」
金剛「oh重要な話デスカ?」
恭二「敵…あの管理局について話さないといけないことがあるんだ」
比叡「管理局ってあの管理局ですか!?」
霧島「今まで、あまり情報もなかったあの組織について何がわかったのですか?」
恭二達地球側では管理局について全力で調べてはいたがその実態はなにもわからなかった。
北上「もしかして、この前の狙撃と関係してるとか?」
恭二「それは全員が集まってからな」
加賀「吹雪さんだけまだですね」
恭二「吹雪にはある人の案内をしてもらってる…でもそろそろ…」
コンコン
吹雪「駆逐艦吹雪、お客様を連れてきました」
恭二「来たみたいだな、入ってきてくれ」
そうして吹雪と弘樹が休憩室に入ってきて注目は部外者である弘樹へと視線が行く。
暁「ちょっと!ここは部外者は立ち入り禁止なのよ」
恭二「いや、彼は関係者なんだ」
赤城「関係者ですか…もしや彼が?」
恭二「そうだ、後、もう一人呼んでいる」
弘樹「もう一人?俺以外にも誰か呼んだのか?」
そしてそのもう一人は休憩室の扉を開けて弘樹と同じように全員の視線がその人物に集中するが入ってきた人物が誰なのかわかると恭二と弘樹以外全員敬礼した。
恭二「突然、呼び出したりしてごめん、父さん」
入ってきたのは恭二の父親浜松慎二であり服装は恭二と一緒の海軍服を着こなしていた。
慎二「浜松大尉私語は慎め、それと非公開とはいえ部下の前では司令と呼べ」
恭二「失礼しました、司令」
慎二「よろしい、ん?」
恭二に注意してから次に視線は弘樹に向く。
慎二「おお、弘樹くん無事であったか」
弘樹「ご無沙汰しています、慎二おじ…いえ司令」
響(おじさん?)
雷(いま、おじさんと言おうとしたわ)
電(おじさんと呼ぼうとしたけどこの場のことを考えて司令と呼び直したのです)
慎二「いや、アメリカに留学していた君から連絡が通じないときいてね、無事で何よりだよ」
弘樹「すみません、諸々の事情がありまして」
慎二「そうかそうか…さてと、私は浜松大尉から管理局に関しての重大な情報を持ったものから話してくれると聞いて赴いたが…まさか、弘樹くんだったということかな」
弘樹「はい、その件のついていまから話します」
そういうと慎二が艦娘達とは離れた席に座恭弘樹は恭二と吹雪の近くに座り全員が静かになったとき弘樹は話を始めることにした
恭二「それでは全員が集まったのでこれより、弘樹から管理局について知っているすべてを話してもらう、弘樹頼む」
吹雪「(弘樹くん頑張れ)」
弘樹「では知らない人が多いから事後紹介から…俺は新田弘樹、恭二とみ…吹雪とは幼馴染み間柄だ、まずご多忙の浜松司令もこられていますから少しでも手短にするために現段階でわかっている管理局について恭二話してくれ」
話が始まろうとした矢先まさかの恭二に質問で恭二は体をがくと体制を崩す。
恭二「いきなりかよ…まあいいけど、まず時空管理局はその規模は大体二個大隊…それと戦場では摩訶不思議なことに空飛んだり光線銃をもってたり、バリアーを張ってくるってことかな…以上だ」
弘樹「ありがと、要するに全くわかってないってことだな…えっとまずは…恭二がいっていた摩訶不思議な現状についてだが…あれは魔法だ…」
恭二「は?お前頭でも壊れたか?」
弘樹「こんなときにボケねえよ…本当に魔法だ、体内にあるリンカーコアって言う特殊なものとデバイスって言う武器を使って魔法を放つことができる、まあ、簡単に言うとリンカーコアが魔力の源、デバイスは魔法使いと杖だと考えればいい」
比叡「なるほど…それならわかりやすい」
金剛「いたってsimpleネ」
慎二「弘樹くん、何故我々軍人の諜報部員でも手にいれることができなかった情報を知っているのかね?」
吹雪「あの、それは…」
慎二は探るように弘樹に問いかけてそれで焦る吹雪が何とかしようとしたが弘樹が大丈夫とジェスチャーで答えた。
弘樹「それに関して何故俺がこんな情報を持っているか…簡単なことです、外からでは外は堅いが中は柔らかい…つまり…自分は管理局に所属していた…だからそちらがわより情報を持っていたんです」
弘樹が管理局側の人間だといった瞬間、休憩室全体が動揺しそしてその一人である惴鶴は席を立ち上がった。
瑞鶴「あんたが管理局側ならよくノコノコとこんなところにこれたわね!」
恭二「落ち着け!瑞鶴、弘樹は…」
瑞鶴「落ち着けてなんていられない、こいつらのせいでどれぐらいの人が傷ついたと思っているの!?」
弘樹「あなたの言うとおりです、俺達は地球側に宣戦布告し…それにより何人もの人が被害にあった…昨日までなにも知らなかった自分も同罪であると重々承知している」
瑞鶴「何も知らなかった…ふざけないで!」
暁「そうよ!管理局が宣戦布告してから五ヶ月よ!それではい知りませんでしたなんて言えるはずないでしょ!?」
弘樹「…確かにそれが正論だ…まず管理局とは何か…そしてどこから来たかを」
響「落ち着こう姉さん、怒鳴っていては知りたいことが遅れる」
翔鶴「瑞鶴、押さえない、提督と司令の前よ」
暁「ごめん…ついかっとなって」
惴鶴「翔鶴姉…ごめん」
怒る暁と瑞鶴を宥めた翔鶴と響だがその二人も表情には見せないが怒っていた、ただ聞きたいことがあるからであってなかったら瑞鶴達と同様怒っていた。
弘樹「まず時空管理局のことを言う前に次元世界のことを話しておこう」
吹雪「次元世界?」
弘樹「次元世界とは地球とは別に他にもいろいろな世界が存在するそれをそれらを全て次元世界と呼ばれている、簡単に言うと異世界だ」
恭二「異世界だと!?」
弘樹「そう、そして管理局を大雑把にいうとその次元世界をまとめて管理する、軍と警察と裁判所が合体したようなところだ」
加賀「なるほど…つまり彼らは正規の組織だと言うことですね」
弘樹「ああ、一応いっておくが…管理局からしたらこの世界は第97管理外世界と呼ばれてる、この世界は危険性がないってことでな」
北上「つまり、あいつらの管理外だったって訳だ、でもなんでいきなりこんなことになったのか…何か心当たりとかないわけ?」
弘樹「…ある…恐らくそれは約8年前に俺が魔導士になった二つのある事件が関係してるかもしれない」
睦月「二つの事件ですか?」
弘樹「そう、それによって管理局が地球に対する警戒心を強化していた…そして介入の引き金になったのは…」
慎二「なるほど深海棲艦の出現か」
弘樹「はい、恐らく、管理局も深海棲艦の出現がきっかけで地球を侵攻した…いやそれを利用したのかもしれない」
慎二「なんだと?」
弘樹「今のうちに管理局に反抗してくる勢力のいる世界を管理して手駒とする…そのため深海棲艦を口実にさせたのやも」
慎二「なるほどな…それでは彼らの目的は?」
弘樹「それに関しては昨日、俺を連れ戻しに来た局員がいっていた全ての世界の管理した平穏な世界かと…」
赤城「あちらから攻撃しておいて平穏なんて物騒すぎませんか?」
弘樹「平穏なんていってましたがもしかしたら管理局による次元世界の統一が目的かと… 」
慎二「なるほど…管理局についての実態がようわくつかめたよ、ありがとう、弘樹くん」
弘樹「自分もこの状況を受け入れるほど器が大きい訳じゃありませんから、それと管理局も一枚岩じゃありません…今回の何も知らなかったのも恐らく管理局の上層部がほとんどの局員に知らせずにやっているかと」
慎二「つまり、管理局の上は不正をしている可能性があると?」
弘樹「正直、上層部の黒い噂話はよく聞きますから」
慎二は一通りのことを話終えたので考えて弘樹みる。
慎二「重要な情報提供感謝する、それで今後の話になるが弘樹くんはこれからどうするつもりかね?」
弘樹「これは全く関与してしませんでしたが局員であった自分にも責任がありますから一人で管理局に支配されている国を解放していこうかと」
恭二「弘樹!?なにいってるんだ!?」
夕立「それは滅茶苦茶、死にに行くだけぽい!」
弘樹「心配してくれるのは嬉しいけどさ…俺は一度は知らない間に地球を裏切って…そして管理局も裏切った…俺に帰るところはない…そう思えてな…だからこれは罪滅ぼしだ…」
慎二「罪滅ぼしか…弘樹くん、君はまた新田大尉や友人達を心配させるつもりかい?ならば私が直々に弘樹くんに罰を与えよう」
恭二「父さん!?」
吹雪「浜松司令!?」
弘樹「俺たちがやって来たことは到底謝罪ですむものじゃない…覚悟はできてます」
弘樹は目を閉じて罰を受ける覚悟ができていた。
慎二「この鎮守府に止まり浜松大尉と共に戦いなさい、それが私が下す罰だ」
恭二「父さん…!」
慎二「全く、司令と呼べ…まあいまはいいか」
吹雪「弘樹くん!」
そういって吹雪が弘樹に下された罰が重いものではなかったことで嬉しくて抱きついてきた。
弘樹「み、美雪!?おい抱きつくなよ!つうか、昨日も抱きついただろ!?」
吹雪「また一緒だね!弘樹くん」
睦月「吹雪ちゃん、すごく喜んでるね」
夕立「本当に吹雪ちゃんは弘樹くんのこと好きぽい」
恭二「みんな、弘樹のことは恨まないでくれ…」
暁「わかってるわよ…提督のいうことなら別に構わないけど私はまだあいつのことを仲間と認めた訳じゃないからね!」
恭二「そうか…まあいきなり信用しろとは言わないさ」
そうして弘樹は恭二の補佐官及び戦闘員として鎮守府に配属された。