cherry blessing〜巡る恵みの物語〜 作:倫理君
倫理君と申します
冴えない彼女の育て方を読んで触発されたので書こうと思いました
拙い文章ですが、なんとか完結できるように頑張っていきたいと思うので、応援お願いします
俺の名前は安曇誠司、どこにでもいる普通の高校生だ
ただ、他の奴らと少し違うところがあるとするなら、親の転勤で各地を転々としていることくらいかな
今日からまた新しい学校に通うことになった俺は一人学校に向かう道を歩いている筈なんだが……
「おかしいな、さっきもここを通った。……まさか、俺、道に迷ったのか?」
この歳になって目的地にもたどり着けずに迷子になっているなんて恥ずかしすぎる
何とか学校にたどり着かなければ…
もし、時間に間に合わずに親父に連絡が行くようなことがあったら俺はしばらく家族の笑いものだ
なんとしても避けないと!!
「…さすがに疲れたな」
坂道を行ったり来ている内に歩きつかれた俺は坂道の中腹にあるベンチに腰かけて人が通るのを待った
(これだけ大きな道ならそのうち同じ学校の奴が通りかかるだろう。こうなったら恥を忍んで道を尋ねるしかない)
道を探すことを諦めた途端に暇になった俺は目の前にあるきれいな桜並木の坂道を眺めていた
「……それにしても、なんだかこの町は懐かしい感じがするんだよなぁ。来るのは初めての筈なんだけどな」
この桜並木の坂を俺は知っているような気がする
「あれ?こんなところで何してるの?もしかして、サボり?」
暫く周りの景色を見ながらボーっとしていると不意に後ろから声を掛けられた
(ついに人が来た!!)
「あ、実はっ…!!」
道を尋ねようと俺が振り返るとそこには俺と同じ学校の制服に身を包んだ女の子が立っていた
その少女を見たその時、
俺は運命に出逢った
道を尋ねることも忘れて俺は女の子の顔を見ていた
絶世の美女って言うわけでも超絶美少女って言うわけでもないけれど、彼女の何かが俺を引き付ける
これが運命の出会いってやつなのか?
「あの~用事が無いなら私学校に行くよ?遅れちゃうし」
「あ、実は今日からこの学校に通うことになってるんだけど、道に迷っちゃってな。よかったら案内してくれないか?」
「いいよ。じゃあついてきて」
そういうと彼女は俺の方を見ることなく歩き始めた
俺は彼女を見失わないようについて行き暫くするとこれから俺が残りのがくせいせいかつを過ごす高校の校舎が見えてきた
「やっと着いた」
長時間さまよっていたのが意外と堪えていたのか、俺の意志とは関係なくそんな言葉が出てきた
「いやぁ、ありがとうおかげでたすか…いない!!」
俺がようやく学校についたと気を抜いているうちに彼女はいなくなっていた
「…名前聞き忘れたな。それにお礼も言っていない。まぁこの学校にいればそのうち会えるだろう」
この時の俺はまだ知らない
再開は本当にすぐだということを
そして、その再開が俺の日常を大きく変えるということを
読んでくれてありがとうございます
ベースとなる情報が少ないので手探りな状態で書いています
読者の皆様の意見などがあればどしどし感想と一緒に書いてください