cherry blessing〜巡る恵みの物語〜   作:倫理君

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とりあえずテンポよく書けるうちはバンバン投下していこうと思います






第一話 運命の再開?

「じゃあ安曇、先生が呼んだら中に入ってきてくれ」

 

「はい。わかりました」

 

そういうと先生は教室の中に入っていった

 

どんな奴らがいるんだろうか…

 

気の合う奴と出会えるといいんだけどな

 

『…連絡事項は以上だ。さて、みんな気づいているかもしれないが、今日このクラスに転校生が入ってくる』

 

「マジか!!」

 

「女の子ですか?」

 

なんかすごく盛り上がっているんだけど

 

しかも、女子って言う勝手な憶測で

 

「残念だったな野郎ども。男だ」

 

「「「………」」」

 

なんだよこのあからさまなテンションの落ち方

 

めっちゃ入りにくいじゃねえか!!

 

「さて、じゃあ安曇入ってこい」

 

めちゃくちゃ入りたくないけど、呼ばれた以上は入らないわけにはいかない

 

俺は重い足取りで扉を開け教室に入った

 

…みんなの視線が痛い

 

まぁこんな空気いままでの転校生活の中で何度も体験してるんだけどな

 

とりあえずこういうのは第一印象が大切だ

 

「安曇誠司です。○○市から親の仕事の関係で転校してきました。この学校の事はまだまだ分からない事だらけなので、色々教えてください」

 

パチパチパチ

 

よし、とりあえず掴みは上場って所だな

 

「お前ら仲良くしてやってくれよ。それから、安曇。お前の席は後ろの方の空いている席で叶の隣だ。叶、手挙げてやれ」

 

一番後ろの席ってのはありがたいな

内職しててもばれにくいし、何より後ろからの視線が無いしな

 

「じゃあ早速授業を始めるぞ」

 

「俺、まだ教科書もらってません」

 

そういえば、今日の放課後に教科書は渡すって言われていたっけ

 

「とりあえず今日は叶に教科書を見せてもらえ」

 

「はい」

 

「叶さん、よろしくな」

 

俺は叶さんの机に自分の机をくっつけて、叶さんに教科書を見せてもらうついでに自己紹介をした

 

「うん。よろしくね安曇君」

 

「っ!!き、君は朝の!!」

 

さっきまで読んでいた本から顔を上げてこっちを向いたのは、今朝、俺が運命を感じた女の子だった

 

「え~と…私とどこかで会ったっけ?」

 

「いや、今日の朝、道案内してもらったよね?」

 

「…あ~、そんなこともあったね」

 

存在すら覚えられて無いとは思わなかった

 

運命を感じたのは俺だけか

 

なんか悔しいな

 

「とりあえず、今朝はありがとう。おかげで時間に間に合ったよ」

 

「別に気にしなくていいよ。たまたま通りかかっただけだし」

 

「あそこを通ったってことはあの辺りに家があるってことだよな?もしよかったら帰りにこのあたりの事を案内してもらえないか?」

 

「……まぁ別にいいよ。別に部活とかしてないし」

 

よし!!

 

とりあえず、小さなことから彼女との距離を詰めていくとするか

 

絶対彼女にも俺の事を運命の相手だと思わせて見せる!!

 

「おい安曇、転校初日にナンパするのは別に止めないが、今は授業中だ。真面目に授業を聞け」

 

「…はい」

 

その前にまずは授業をまじめに受けないとな




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