『願わくば、汝がいつか《
▽▽▽▽
《
聞いたことのない単語に首を傾げた瞬間、
「――ぐぅっ!?」
突然オレの胸元に《
まるで地獄の釜に入れられたみたいだ、一瞬で全身に広がったその熱はオレを灼き殺さんとしているかのように肉体を、骨を苛む。
だが、これは拷問とかそんなちゃちなモンじゃねぇ。
文字通り超人になるための儀式……投与された《
「あ、ぐ……がぁあああああっ!!」
一際尋常じゃない熱と痛みが隈無く全身を嘗めたと思えば……
オレの身体は《
《
――ハッ、上等だぜ。
「……なぁ、理事長さんよォ」
「…………」
オレは目の前にいるであろう人物に声をかけた。
オレに《
視界なんか炎で塞がれててみえねぇし、声も聞こえるかわかんねぇ。ぶっちゃけ自分がきちんと声を発音できてるかも自信がねぇ。
……それでいい。これはオレがオレ自身におっ建てる誓いのようなもんだ。
「このガッコに入って、勉強しまくったらよぉ…オレみたいなヤツだって、誰よりも強くなれんだろう?」
――そうだ……オレはその為にココに来た。
「オレは強くなる……どんなヤツにも負けねぇくらい、強く……!」
この《
こいつはただ熱いだけの炎じゃない……
そんなもんに負けてどうする。
この
「オレは――オレは証明して見せるッ!誰だって、絶対に!どんな障害があろうともそれを乗り越えて行けるってな!!」
オレは力の限り拳を振り上げ、そして叫ぶ。
「《
《力ある言葉》に呼応し、オレの身体を埋め尽くしていた《焔》が掌に収束し、閃光を放つ。
「くっ……!」
強すぎる光がオレの目に飛び込み、視界を真っ白に染め上げる。
目をしばたかせて、視力が元に戻ると同時にオレは手に収まっているものを見て息を呑んだ。
《焔》は武骨な《
「すげぇ…!これがオレの《
「……施術でこんなに大音声を響かせたのは、あなたが初めてですわ」
呆れを隠さない声音で、ここまで一切を見守っていた人物が口を開く。
この時代には珍しい、一風変わった
「へっ、誉めても何もでねぇぜ」
「誉めていません。…ある意味、あなたも《
それってどういう意味だよ、とこちらが問う前に黒づくめの少女は踵を返し、闇のなかに消えていく。
「あなたのその覚悟……自らを最強へと導く光明となるかはあなた次第ですわ。……さぁ、お行きなさい」
後に残されたのは、未だオレのなかでくすぶる微熱と、くすくすという少女の笑い声のみだった。
――そう、これがオレの、