東方珍来流   作:牙の道化師

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~ルピーは命以上に思い~

~香霖堂~

 

霖之助が告げた内容に、魔理沙が尋ねる。

 

「どういう事なんだよこーりん?」

 

「僕は専門家じゃないから細かく説明できないけど、簡単に言うとチンクルの持つパチンコには能力を無効化し通用する程度の能力が付属しているんだよ。」

 

「あやや、それはどんな物でもですか?」

 

「恐らくね、ただ殺傷能力とかは無いから問題は無いだろう。」

 

「それで?どうやったら直せるんだぜ?」

 

「チンクルが居た世界の物を使うんだ。八卦炉は魔力の増幅装置、その供給源装置をチンクルの世界の物で補えば直せるよ。」

 

「それなら……オッサン!」

 

チンクルは頷いて、何か無いか探していると

 

「あるじゃない、うってつけのが。」

 

霊夢がそう告げた。

 

チンクルは首を傾げる。

 

「今朝方見せてくれたでしょ?チンクルの世界のお金で。」

 

「今朝と言う事は、私が来る前の話しですね?」

 

「何を見せてくれたんだ?」

 

 

~少女説明中~

 

 

「は~……そんな事が。」

 

「お金まで不思議とか予想外すぎるぜ…。」

 

「……見せてもらっても大丈夫かい?」

 

霖之助に尋ねられ、チンクルは1ルピーを手渡す。

 

「これは……!?」

 

霖之助は驚愕した。

 

「どうしたんだぜ?」

 

「信じられない……!これ一つで1000円の価値が付くぞ。」

 

『えっ!?』

 

幻想郷の通過は余り明言されてないが、外の世界の通過はかなり値が付くので1円でも10日生きられる金額と両替してもらえる。

 

「さらに、だ。これは緋々色金よりかは劣るが材質が変化しない。いや寧ろ、あらゆる物に加工できる可能性がある。」

 

衝撃的な内容が次々と明かされる。

 

しかし、次の一言がかなりやばかった。

 

「それにだ、この石は魔力……いや違うな。あらゆる種族が持つ力を扱える。」

 

「それって神力とか仙力とか?」

 

「まぁ扱えるとは言っても、使用者にそういう力が宿ってなければ意味が無いけどね。」

 

「しかし、使用者によってはそれを媒体にする事ができると?」

 

「そういうことだね。言うなれば八卦炉を他の人が使える様になる事だな。勿論、魔力の媒体では無く使用者自身の種族に添った力だけだが。」

 

「……恐ろしいわね。」

 

「そうだね、この事を聞きつけた輩が力をつける為にチンクルを襲ってくるかも知れないからね。伏せておいた方が良い。」

 

チンクルは頷いた。

 

「まぁ他にも色々と使い道がある。魔理沙の八卦炉を修理するのに使ったりね。」

 

「でもまた同じ攻撃喰らったら意味が無いんじゃないか?」

 

「使用できなくなるが、しばらく使えなくなるになるかな。」

 

「しばらくって?」

 

「それは調べないと解らないな。そういう訳で、少し付き合ってくれ。」

 

チンクルは了承した。

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