東方珍来流   作:牙の道化師

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サブタイに関して

ふざけます


~チンクル 腋との遭遇~

~チンクルハウス~

 

揺れが治まった。

 

幸い中の物は倒れたりはしなかった。

 

ワンクルも無事の様で身体をブルブル振るわせる。

 

とりあえずチンクルは、外の様子を見に行く。

 

目の前の光景にしばし呆然とした。

 

何故なら、そこはイッチャン大陸ではなかったから。

 

目の前には道があった。

 

左には石でできた階段があり、赤い門?の様な物が建てられている。

 

右は森と森の間に道が続いている。

 

チンクルは目を凝らすが、現実は変わらない。

 

 

 

現実逃避をしていても仕方が無いので、探索をする事にした。

 

その前に、チンクルハウスの中から何か必要な物が無いかを探す。

 

尚、流石に下着姿は不味いのであのミドリのタイツを着る事にした。

 

因みにだが、彼かイッチャン大陸に来る際はローブを身に纏っていた。

 

そして見つけた物を鞄に入れる

 

中身は本の世界でラブ屋から買った品物の数々(何故か鞄にあった)、真っ白な地図とペン、赤い風船にパチンコと1000ルピーの入った財布、空きビンを1つ。

 

空きビンはチンクルハウスにまだあるので今回は1つだけである。

 

ワンクルも付いてくる様で張り切っている。

 

いつの間にかチンクルと同じ服を身に纏っていた。

 

 

 

そんなチンクルは石の階段を登っていた。

 

余りの長さに休憩を挟みながら登っていく。

 

そしてやっと建物がある場所に着いた。

 

目の前には見慣れない建物があった。

 

木でできた家、チンクルの印象はそんな感じだったが、チンクルハウスも変わらないと思い直す。

 

とりあえず、誰か居ないか建物に近づく。

 

近づいて見て解ったことがある。

 

穴が縦に開いた箱があり、その箱の前に紐の様な物がある。

 

頭上には鈴があったので、呼び鈴だと思ったチンクルを責めてはいけない(戒め)

 

そして、彼は鐘を鳴らした。

 

ガランッガランッ

 

辺りに鐘の音が響く。

 

その音に反応したのか、誰かが駆け足でやってきた。

 

「お賽銭っ!?」

 

チンクルは声の主を見て、見蕩れてしまった。

 

袖が無く、肩・腋の露出した赤い巫女服を着た黒髪長髪の少女が目を金にした状態で現れたのだ。

 

そして、視線が交差する。

 

 

 

そして、少女は無言で丸い玉を投げつけた。

 

ドゴォッ

 

まさに一瞬の出来事である。

 

「………どうやら新手の妖怪みたいね。顔面だけで私を殺意の波動に目覚めさせるなんて……さしずめ『顔を見せた相手に殺意を抱かせる程度の能力』と解釈すれば良いのかしら?」

 

その少女の顔は、般若の面の様な顔をしていた。

 

流石に顔の事で殴られたりする事はあの本の世界で慣れていたので、直に対処方法に移るチンクル。

 

彼が鞄から取り出すのはラブ屋の品々。

 

これを渡せば少なくとも相手と対話できるまでの関係になる。

 

ただラブ屋の話によると、邪な心を持った人にはその品は発動しないらしい。

 

そんな事はさておき、チンクルが最初に渡すのは子猫チョコ

 

「何かする気……!?」

 

少女はチンクルから子猫チョコを受け取る。

 

「これは……食べ物かしら?」

 

臭いを嗅ぎ、口に含む。

 

そして、叫ぶ。

 

「甘いぞおぉぉぉおお!」

 

反応に困るチンクルだが好感触だと判断し続けざまに物を取り出す。

 

2つ目は金銀クレヨンを差し出す。

 

「こ……これ!?本物!?」

 

少女は恐る恐る確認すると、直に換算し始めた。

 

「これを売ればしばらくは食べていける……!」

 

目が金になってる少女を見て間違ったかも知れないと思うチンクル。

 

流石にドン引きらしいが止めとばかりに贈り物をする。

 

最後は懐メロオルゴールを渡した。

 

「……印象が薄いわね。」

 

少し落胆した様子でオルゴールを開ける。

 

すると、曲が流れ出した。

 

「………何だろう……昔聞いたことがあるような……。」

 

その曲は少女に取って聴き覚えがある様だ。

 

懐メロオルゴールは昔流行った曲が流れるのだが、渡した相手に取って懐かしい曲が流れる仕組みになっている。

 

魔法は万能である。

 

少女と対話できるようになった。

 

 

 

 

「……ふぅ、ごめんなさいね。こんなにも物をくれる人に陰陽球を投げつけて。」

 

少女が謝るがチンクルは気にしてなかった。

 

「あらそう?懐が広いわね。それで、貴方は?」

 

チンクルは自己紹介をする。

 

「チンクルねぇ……、なんだか微妙な名前ね。私は博麗霊夢、この神社の巫女よ。」

 

チンクルは博麗と言う言葉を聴いた事が無かった。

 

「そうね、この世界の事を説明するから中で話しましょうか。お茶も出すわよ。」

 

因みにワンクルは神社の出入り口にあった手水舎で水を飲んでいた。




ラブ屋の品々 異性と仲良くなる魔法が掛けられている贈り物 邪な心を持つものには触れる事すらできない。

地図とペン 魔法が掛かっており、その場所の図形が自動的に更新されていく ただ迷いの森の様な場所だと表示されない。 ペンは特定の部分を囲む事によりその場所に何があるのかを表示できるようになる。

赤い風船 チンクルの移動手段(空中)スピードはそれなりだが真上からの攻撃には弱い。 この状態でのパチンコは照準がブレやすい

パチンコ 本の世界で手に入れた玩具だが武器。 ブルー婦人(魔女の1人)の魔法が掛けられており、あらゆる存在に対してダメージを与える事ができる。 また、あらゆる攻撃を相殺できるが、強大な攻撃だと何回かダメージを与えないといけない。

ルピー あの世界での通貨。幻想郷でも価値はあるらしく1ルピー=1000の価値が幻想郷で付く。ルピーを特定の金額まで合わせると融合し青などになる。 種類は緑が1ルピー 青が5ルピー 黄色が10ルピー 赤が20ルピー 紫が50ルピー 銀が100ルピー 金が200ルピー またルピーは何らかの素材にもできる

空きビン おなじみの空きビン。魔法が掛かっており割れても最修復する効果を持つ。 また魔法を弾き返せる。色々な物を入れる事もできる。

子猫チョコ 皆の大好きな子猫が(モデル)がチョコレートになりました。

金銀クレヨン 地味な色なんていらないわ。金と銀のクレヨン2本セット。

懐メロオルゴール 開けると昔流行った曲が鳴ります。閉めると昔流行った曲がとまります。渡した相手に取って懐かしい曲が流れる仕組みになっている。
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