ウサギになって頑張る話   作:おいも丸...#

1 / 14
遅くなりましたがGE2RB記念に書いてみました。
日常編的な感じで書いていこうと思います。
クロムガゥェインが戦いにくすぎてモヤモヤとイライラに苛まれる今日この頃。


ウサギの自己紹介

初めまして、キグルミです。

4ヶ月間前はこことは違う世界で一般人やってました。

妄想自己紹介にも飽きたな…

 

ミッションを終えて帰投するためのヘリの中で騒いでいる第一部隊を横目にそんな事を考える。

 

皆様はゴッドイーターというゲームを知っているだろうか?

モンスターハンターと比べると認知度は低いがストーリーのあるアクションゲームとして注目されている。

アラガミと呼ばれるほぼ無敵な怪物を倒していくハンティングゲームだ。

個性豊かなキャラ達が魅力の1つ。

個性が強すぎる気もするが…

そんな登場人物達の中で一際目を引く存在はいる。

ストーリーに関わるメインキャラ。

縁の下の力持ちであるサブキャラ。

そして、お前出オチだろ!?と言いたくなるようなイロモノ。

はい、そんなイロモノ筆頭、ゴッドイーター2のキグルミになりました。

 

何故こんなことになったのかは自分の事ながらさっぱりだ。

説明は出来ない。

ある日、目が覚めたらキグルミになっていた。

それがだいたい4ヶ月前の事だ。

4ヶ月前にふらりと現れた俺の事を極東の皆は直ぐに受け入れてくれた。

というか、最初は神薙ユウと思われていた。

昔からちょくちょくふざけていたらしい。

その延長線で新しくおふざけで登録したのだろうと思われていた。

しかし、ついこの前その神薙ユウと一緒にミッションに行ったことで俺は一気にオカルトな存在となってしまった。

(神薙ユウはかなりマイペースだったため俺の見た目に気にした様子は無かった。)

まぁ、それは仕方がないと思う。

実際オカルトだし。

このマッドウサギボディの中は空洞なのだ。

今なら持っていかれてしまった錬金術師の弟の気持ちがわかる。

向こうは喋れるけど…

言ってしまえば俺は人では無くなった。

アラガミでも無いのだが…

 

「おーい、キグルミー。

起きてるかー? 極東に着いたから降りるぞー」

 

ぼーっと思考に耽っていたせいか周りの状況が変わっているのに気がつかなかった。

目の前に親しみやすい第一部隊隊長の藤木コウタ隊長が立っていた。

声をかけられたため手を振って応じる。

喋れないから、ジェスチャーしかないのだ。

最初のころは筆談でもしようと思ったがこの世界で消耗品は貴重なので諦めた。

意思を伝えるために用いているのはジェスチャーだ。

ゆるキャラの気持ちがよくわかる。

 

ヘリを降りるとエリナ・デア=フォーゲルヴァイデがジトッとした目でこっちを見て

 

「寝てれば、中を見れたのに…」

 

と言っていた。

やめてくれ、こんな空ボディ見たところで君たちにメリットなんて存在しない。

むしろ、疑問で眠れぬ夜を過ごすだけだ。

 

「ほら、二人ともなにやってんの?

早く入ろうぜ?」

 

ヘリからコウタ隊長が降りて俺達の背中を押す。

ちなみに俺は第一部隊ではない。

俺は部隊に所属していない。

肩書きは第一部隊預かり。

最初は正体不明のため監視の意味合いもあっただろうが今はどこにでもついていく、助っ人みたいな感じだ。

 

神器を整備班に預け新人区画に戻る。

自室に入り、ベットに腰を下ろす。

4ヶ月間たったからこそ、この体のハイスペックさがわかる。

いくつか紹介しよう。

まず、皆が気になるであろう手についてだ。

手の先は平べったい平面なのだがどこぞの猫型ロボットのように物がくっつく。

それも、自分の意思で強弱つけることが出来る。

感覚は掴むという動作に近いが手を見ると物がくっついているためかなりの違和感だ。

そして、ターミナルを使用することも出来た。

どこで操作をしたのか俺自身もわからなかったが…

続いて足だ。

腕と同じような作りの寸胴足。

素早い動きは不向きに見えてその実なかなかに動くことが出来る。

と、このようにこの体、もといキグルミにはビックリ機能が存在する。

一番驚いたのは、このキグルミは汚れない、臭わない、痛まないと3拍子揃っていた。

アラガミに殴られたりすると流石に傷つくがそれ以外ではダメージは一切無かった。

ちなみに痛覚は通っているらしく、傷はつかないが普通に痛かった。

 

まだまだこの体の秘密はあるのだが今日は疲れたためもう眠ることにする。

瞼はないが眠気は感じる。難儀なキグルミだ。

立ったままでも眠れるがこの前はそれでちょっとした事件が起こったためベットに横になる。

そして、意識は落ちていった。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。