ウサギになって頑張る話   作:おいも丸...#

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とっても不味い。
サブタイトルのネタがきれてきた…



ウサギは寂しがり

ゴッドイーターになったからか俺は決まった時間に起きるようになっていた。

それは別の場所でも同じ。

ドイツ支部に身を置いて数日。

用意された自室にも見慣れてきた。

隣のアバドンを起こさないようにベッドから降りて朝の日課になった体操を始める。

サカキ支部長に頼んで持ってきてもらった専用のラジオの音を最小に設定し流す。

これをやらないと気持ち悪くて体調も優れないんだよなぁ……

 

体操後、掃除を終えたところでアバドンが起きた。

アバドンは小さなヒレ?で顔を洗い、鏡で身だしなみを整える。

アラガミが自分の容姿を気にする姿はなかなか可愛らしい。

アバドンだからかも知れないが。

最初これを見たときはサカキ支部長に相談した。

その時の回答は

『興味深いね。そのアバドンは女の子では無いのかな?』

実際はもっと長くてくどかったが要約するとこんな感じだった。

アラガミに性別はあるのかが疑問ではあったが、俺自身、アラガミにとても詳しいわけではないのでその結論に落ち着いた。

 

「キキィ?

キ、キキ! キッキキ、キィキィ?」

 

アバドンがいつの間にか俺の顔の覗きこんでいた。

こいつとも付き合いは中々に長くなってるからな。

心配してくれたのか……

嬉しさと照れ隠しの意味も込めて少し強めに撫でる。

擬音をつけるならワシワシかな?

アバドンもくすぐったそうにしていたが嫌がってはなく素直に受け入れていた。

アラガミが全部アバドンみたいだったら共存も可能性が出てくるんだよな……

夢みたいなことを思いながらアバドンから手を離す。

昨日の実験の結果どうなったんだろ?

結果を聞きに研究室に向かうことにした。

 

 

 

 

「うん? ああ、君か。

いらっしゃい。昨日の結果を聞きに来たのかい?」

 

研究チームのメンバーの人と少し話す。

話すと言っても基本的に俺は話さないのだが……

え?携帯端末?

あれはあくまで最終手段。

だって打ち込むのめんどくさいし……

だから基本的に今までと変わらないジェスチャーで意思疏通をはかる。

基本的に研究職員は察しがよくて助かってます。

ウンウンと頷くだけでも向こうはある程度理解してくれるのはとても楽だ。

 

「悪いけれど、まだ解析は終わってないんだ。

午後にまた来てくれないか?」

 

一度頷き、手を振って研究室を後にする。

うーん…この後どこに行こう?

 

 

 

 

「あ! キグルミさーん!!

一緒にミッションに行きませんかー?」

 

いく宛もなくブラブラと歩いていると少し離れたところでアネットさんに声をかけられた。

ピョンピョン飛んで肯定を表す。

アネットさんは受注するためにエントランスに走っていってしまった。

突然だがドイツ支部と極東支部はかなりミッションの難易度が違う。

正確には極東支部が他の追随を許さないほど激戦区なのだ。

アラガミが集まってくるが人手が足りないため一人で駆り出されたり、乱戦にならないように5分や10分で討伐をしろとか。

なんてブラック企業なんだ、フェンリルは!!

そのうち過労死しそうだな……

でも、その分、物資なんかは融通してもらってるし食料なんかも優先的に貰ってるんだけどね。

その点このドイツ支部はあまりゴッドイーターを酷使しない。

緊急事態なら仕方ないが、基本的にオウガテイルやザイゴート、コクーンメイデンなどの小型アラガミ。

たまにコンゴウ、グボログボロなどの中型アラガミ。

ごく稀にヴァジュラというように極東支部に在籍する身としてはかなり平和に感じる。

少し物足りないのは秘密だ。

 

「キ? キキッキキ!」

 

アバドンが俺の周りをクルクルと回る。

そうだな。このミッションが終わったら研究室に行かないとな。

最近はミッション、研究室、デスクワークを繰り返している。

案外頼んだらなんとかなったムツミちゃんの料理は自室の冷蔵庫を保管してある。

一日の終わりにそれを食べるのが楽しみになってきている。

絶対に誰にも言わないが多分俺はホームシックになっているんだと思う。

コウタ隊長やエリナ、エミールがいる第一部隊。

ヒロ隊長達ブラッド隊。

ユウさんやアリサさん達クレイドル。

そしてムツミちゃんやリッカさん、サカキ支部長。

今すぐにでも会いたいが今は戻るわけには行かない。

ここで俺にしか出来ないことがあって、それが人類のためになるかも知れないんだから。

 

「キグルミさーん!!

ミッションの準備が出来ましたよー!

ブリーフィングは移動中にするそうですー!!

ほら、行きましょう!!」

 

いつ戻ったのか、アネットさんが笑顔で手を振っていた。

アバドンに部屋に行くように指示してエントランスに向かう。

ま、今は仕事をこなしましょうかね。

 

 

 




まだ、続きます。
も、もう少しだけ……
しかし、書くことが無くなってきたなぁ。
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